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「ラグナロクオンライン」、「Episode8.2 エルディカスティス」先行体験レポート
異世界の冒険、ついに最終章。ハードルを下げよりプレイしやすく


9月10日収録


 ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社は、MMORPG「ラグナロクオンライン」において「Episode8.2 エルディカスティス(以下、「エルディカスティス」)」を10月5日に実装する。実装に先がけて、コンテンツを体験することができた。

 今回の「エルディカスティス」において、異世界を舞台とした「Episode8」シリーズは最終回を迎える。新マップの追加の他、制限が厳しかったクエストを緩和、拠点機能を強化するなどでバランスを調整、より異世界を楽しみやすくなった。



■ バランス調整により、探索がより快適に。異世界の謎にせまれ

ガンホーゲーム事業部オンライン本部パブリッシング部第一企画課主任の中村聡伸氏
ガンホーゲーム事業部オンライン本部パブリッシング部第一企画課の長澤誠吾氏

 「Episode8」のストーリーのテーマは“異世界での邂逅”であると言えるだろう。復活した魔王モロクを何とか異次元へ撃退し、冒険者達はモロクを追う。そこで発見したのは、全くの異世界だった。ここで人々は、「巨人のサファ族」、「妖精のラフィネ族」という2つの新しい種族と出会う。2つの種族はどうやら対立しているようだ。

 ルーンミッドガッツ王国、シュバルツバルド共和国、アルナベルツ教国は協力して調査団を派遣する。プレーヤー達はその先方として探索を進めていく。やがて彼等の言葉がわかるようになる「知恵の王の指輪」を作り出し、2つの種族が争う原因となる「ニーズヘッグの巣」へ調査を進める。

 「エルディカスティス」は、サファ族からの使者が駐屯地に現われるところから始まる。交流を通じて、得た恩恵のお礼として、首都「エルディカスティス」に招待したいというのだ。プレーヤーは特使として、巨人のサファ族の首都へ向かう。

 今回の目玉は、もちろん首都エルディカスティスと周辺マップの実装なのだが、それと共に“クエストのバランス調整”も大きな要素の1つだ。「Episode8」で異世界という新しい要素が追加されたのだが、現在の「ラグナロクオンライン」プレーヤーの多くのユーザーがこの世界で楽しんでいるとは言えない状況にあるという。「アッシュ・バキューム」と呼ばれるこの異世界は、敵が強く、また、「次のクエストまで24時間」といった制限がかけられているクエストが多く、かなりハードルが高かった。

 「エルディカスティス」では、これらの条件を緩和した。「猫の手サービス」の倉庫サービスはこれまで最短で1週間程度必要だったが、早い段階で使えるようにし、猫の手ポイントを稼げる「釣り」のペースを上げる釣り装備の販売なども行なわれるようになった。駐屯地には「宿屋」が追加され、拠点としての使い勝手も大きく向上した。また、アッシュ・バキュームに行くための長い道のりも、プロンテラからの短いルートで行くことができるようになった。

 ストーリーに関するクエストは報酬を倍にし、プレイしていない人にとって大きな魅力を持つ。また「狩場」としての魅力も増した。アッシュ・バキュームの既存のマップのモンスターの配置を考え直し、数を調整し、属性をはっきりさせ、狩りをしやすいようにした。「Episode8」に挑戦するためにはBaseレベル70以上が必要だが、アッシュ・バキュームでは中〜上級者向けに自分の戦い方にあった経験値稼ぎができるようにした。

 「Episode8」はクエストの手順がかなり多く、しかも次のクエストまでのウエイト時間が長かったり、集めたアイテムの合成に「失敗」などがあったという。今回改めて説明を聞いて、ハードルの高さを感じたが、今回の調整でぐっとプレイしやすくなるのではないかと感じた。拠点としての使い勝手も向上するとのことで、アッシュ・バキュームは多くのプレーヤーが詰めかけるのではないだろうか。


猫の手サービスのバランスが調整され、早く倉庫サービスが使えるように。釣り道具を揃えれば、釣りが早くなり、ポイントがより稼ぎやすくなる
駐屯地に追加される宿屋。HPとMPが全快する
モンスターのバランスも調整された。属性や種族に合わせて、狩りがしやすくなった。レアアイテムもドロップされやすくなり、魅力が増した



■ サファ族の首都エルディカスティスが明らかに。巨人族と深まる絆

サファ族の使者がエルディカスティスへの道を開く
休憩室とのことだが、ベッドが無く奇妙な機械が見える
水晶の生えた道。高さの表現も注目

 「エルディカスティス」のクエストはここまでの「知恵の王の指輪」のクエストクリアが条件となる。知恵の王の指輪はつけることで、サファ族とラフィネ族の会話が可能になり、両種族の様々なクエストに挑戦できるようになる。今回の「エルディカスティス」も彼等と会話が可能になってはじめて、進めることができる。

 アッシュ・バキュームのマップの中央に位置する「ミッドガルド連合軍駐屯地」にサファ族の使者が来ており、その使者と会話をすることでクエストはスタートする。プレーヤーは「特使」としてサファ族の首都へ向かうことになる。サファ族はアッシュ・バキュームに古くから住む種族で、屈強な姿の者もいれば、ほっそりとした姿をしている者もいる。

 サファ族は実はある病に種族全体が冒されており、命を繋ぐために鉱山の街マヌクで採取できる「ブラディウム」という鉱石が必要なのだ。しかし、この鉱石が対立を生む原因ともなってしまっている。これまでプレーヤーはサファ族の前線基地とも言えるマヌクでサファ族の文化に触れていたが、首都に行くことでより深くこの種族を知ることができる。ちなみにラフィネ族にとってアッシュ・バキュームは“異世界”で彼等はある目的でこの世界に来ている。彼等に今後フォーカスが当てられるかも気になるところだ。

 サファ族の首都に向かうには、新たなダンジョン「カミダルトンネル」を越えなくてはいけない。ここには昆虫型モンスター「スカラバ」がいる。また「スカラバの卵」も存在し、数発攻撃すると孵化して襲いかかってくる。攻撃速度がかなり速い強敵なので、パーティープレイで挑みたいところだ。

 「カミダルトンネル」の奥には「スカラバホール」があり、2層構造になっている。敵のレベルは120台〜140を対象にしているため、クエストを進めるのが目的のプレーヤーは敵をすり抜けて進む必要がある。エルディカスティスに行くためには「カミダルトンネル」だけを通り抜ければいいのだが、「スカラバホール」には更に強力な敵がいて、高レベルユーザーには魅力的な場所だ。「スカラバホール」にはMVPモンスター「女王スカラバ」も待ち受けている。取り巻きを召喚してくるので、戦うにはコツが必要だ。昆虫型に効果の高いカード、地属性への耐性などを準備して挑みたいところだ。

 エルディカスティスではサファ族のユニークな暮らしぶりを見ることができる。SF的な匂いも感じさせ、これまでの「ラグナロクオンライン」とはひと味違った雰囲気だ。彼等の休む休憩室は、ベッドなどが無く、機械のメンテナンスルームのようだ。サファ族の事を知ることでさらに謎が増えていく感じが楽しい。何人かの冒険者がプレーヤーより先に来ているようで、料理人として店を切り盛りしている人物もいる。

 ここでは様々なクエストを受けることができる。多くの書物のある図書館では、フィールドの座標を指示され、そこのものを採取することで「サファ族貢献の証」を得ることができる。この貢献の証は、この他にもいろいろなクエストで得られる。なお、トリプルHSEの対象アイテムは4アイテムだ。

 この貢献の証を集めることで、エルディカスティスの入口にいる猫の手サービスのメンバーから「猛獣の鈴」、「野生のブーツ」、「野生の尻尾」というアイテムを入手できる。これらのアイテムは「トリプルHSE(ヒドゥンスロットエンチャント)」という隠された能力があり、ランダムで最大3つまで隠された能力を開花できる。このエンチャントは失敗すると壊れてしまうが、猫の手サービスの関連クエストで得られる「猫の手ポイント」を稼いでおくことで成功率が上がるという。

 プレーヤーへのメッセージとして、ガンホーゲーム事業部オンライン本部パブリッシング部第一企画課の長澤誠吾氏は「今回のEPISODE8.2のみでも十分楽しめますが、さらにモンスターの配置の調整や、EPISODE8.0、8.1のクエストの緩和、新規要素も追加していますので、これまでのEpisode8が一層魅力的になります。ぜひ異世界クエストを始めとしたクエストにに挑戦してください。報酬も大きいですし、ラグナロクの世界観がわかり楽しめると思います」と語った。同じく第一企画課主任の中村聡伸氏は「Episode8の集大成として取り組んでいます。多くの方に楽しんでいただければと思います」と語った。


エルディカスティスに行くためには、「カミダルトンネル」を抜けなくてはいけない。卵の姿はかわいらしいが、強敵だ
スカラバホール。モンスターはさらに強力に。右がMVPモンスター「女王スカラバ」だ
独特の景色が広がるエルディカスティス。プレーヤーより先に来た人間も何人かいるようだ
サファ族は見た目と違い高度な文明を持っているようだ。SF的な雰囲気があるのが面白い
猫の手サービスの新要素トリプルHSE。アイテムを入手するためにはサファ族のクエストをクリアして行かなくてはいけない
新アイテム「ドラゴンベスト」、「ブラディウムブローチ」、「ドラゴンのマント」
「インペリアルガード」、「アルカブリンガー」、「釣り人のマフラー」

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(2010年 9月 27日)

[Reported by 勝田哲也]