バンダイナムコ、DS「Solatorobo それからCODAへ」
豪華ゲストキャラクターも登場するクエストを紹介


10月28日 発売予定

価格:5,040円(通常版)
   7,140円(コレクターズエディション)

CEROレーティング:A(全年齢対象)


 株式会社バンダイナムコゲームスは、10月28日に発売を予定しているニンテンドーDS用アクションRPG「Solatorobo それからCODAへ」の新情報を公開した。

 本作には、イヌヒトのかけだしハンター「レッド」の冒険を描いた本編以外に、ダンジョン探索や飛行ステージ、クイズ大会、巨大生物の捕獲、レース機体での荷物配達など、バラエティに飛んだクエストが多数用意されている。収録されているクエスト数は80以上(Wi-Fiコネクションを使ったクエストの配信も予定している)。クエストでは、本編では明かされることがなかったキャラクターの意外な一面を知ることもできるという。また、サプライズなゲストキャラクターが登場するクエストも用意されている。

【クエスト】
クエストは街中にあるクエスト屋で受注することができる。クエストリストからクエストの内容を確認し、難易度にあったクエストを選択しよう。クエスト報酬は難易度に応じて高くなるようだ。クエストをこなしてリグ(お金)をためよう

【豪華ゲストも登場するクエストの一部を紹介】
【クエスト:パトロール強化】
空賊「黒猫団」の専門家としてプレーリー王国からやってきたワッフルと合流し、どちらが早く黒猫団を捕まえることができるかをレースで競うクエスト。クエストをクリアするとワッフルの機体「ポリスジャイロ」がエアロボグランプリで使用可能となる
【クエスト:探し物を手伝って】
スピノーにあるフロマージュの家から品物を盗んでいったコネコを捜して捕まえるクエスト。依頼を受け調査に向かうと、自称名探偵「アメリ」と一緒に部屋の中を調査することになる。すべての品物を取り返すと黒猫団が登場し、捕まえたコネコを奪われてしまう。事件の裏に黒猫団あり!?
【クエスト:チラシ配り】
スピノーの町で、まもるくんにかわって防災の豆知識が書かれたチラシを配るというクエスト。まもるくんは、はるか東に位置するニポン国から防犯・防災の意識を高めてもらうためにやってきた。町のNPC全員にチラシを渡すとクリアとなる。チラシを受け取ったNPCの反応に注目しよう
【クエスト:落盤事故】
シェットランドの鉱山内で落盤事故が発生し、閉じ込められてしまった鉱員たちを助けに行くクエスト。鉱山内は、大岩で通路が塞がれてしまっている。ダハーカとドリルを使い鉱員を救出しよう。最後の1人を救出すると、落盤の原因となった巨大怪物とのバトルが待っている
【クエスト:写真をとりかえして!】
ビアッリの家から写真を奪っていったコネコたちを捕まえ、写真を取り返すクエスト。コネコが隠れている木箱を破壊して、コネコを捕まえていく。このクエストでは、レッドの諦めが悪いという性格が強く描かれている。クエストをクリアするとやりこみ要素の「アルバム」が開放される
【クエスト:世界のフシギ】
ダブレン群島の外れにある「石碑のある浮島」までフライヤーモードで飛んで行き、そこに隠された「記憶の書」を取ってくるという内容。依頼主のクイニィはレッドを指名しており、何か含みのある言い方で依頼内容を話すが、その真意は不明。記憶の書はコカブトスが生息する場所にあり、戦いを避けることはできない。クエストをクリアするとやりこみ要素の「ライブラリ」が開放される

【クエストに登場するサブキャラクター】
フロマージュ
おっとりした、天然癒し系の優しい性格の持ち主で、ハンターギルド「クエスト屋」の看板娘
ビアッリ
引っ込み思案のネコヒトの自称写真家。謎のコネコの集団に写真をビリビリに破かれてしまう
アメリ
スピノー町長の孫娘のネコヒトの少女。気が強くわがままで、よく周りを困らせている
コネコ
空賊「黒猫団」のネコヒトの子どもたち。逃げ足がとんでもなく速く、シェパルド中に散っている
クイニィ
どこか謎めいたイヌヒトの男性。目的は不明だが、レッドを指名してクエスト依頼を出した


■ 世界観を共有する“リトルテイルブロンクス構想”

 リトルテイルブロンクス構想とは、広大な世界観の中に複数の企画の世界を内包するという考え方で、本作の舞台となる「シェパルド共和国」は、リトルテイルブロンクスの世界の一部として存在している。リトルテイルブロンクスには、1998年に発売され好評を博したプレイステーション用3Dアクションゲーム「テイルコンチェルト」に登場する「プレーリー王国」と、福岡県の消防・防災・安全キャラクター“まもるくん”が住んでいる「ニポン国」も存在し、両作品に登場するキャラクターが本作のクエストにゲストとして登場する。

【クエストに登場する「テイルコンチェルト」のキャラクターたち】
ワッフル
「テイルコンチェルト」の主人公であるイヌヒトの男性。プレーリー王国の警察官。幼なじみのアリシアが空賊「黒猫団」として各地で騒動をおこすため、その後始末に追われている
パンタ
ワッフルの後輩の警察官だがまだ見習い。本部からの情報を伝える通信を担当している。「本部に連絡するっスか?」が口癖のようだ
アリシア
黒猫団のボスで三姉妹の長女。幼なじみのワッフルに恋心を抱いているが、素直になれずにいつも冷たくあたってしまう。男まさりで熱くなりやすい性格ゆえ、行く先々で問題を起こす
ステア
黒猫団の三姉妹の次女。いつも冷静だが、危なっかしい姉と妹にふりまわされることも
フレア
黒猫団の三姉妹の末っ子。明るく性格の持ち主で、いつも姉について回っている

【クエストに登場するまもるくん親子】
まもるくん
はるか遠くのニポン国から防災・防犯のためにやってきたイヌヒトの少年。「レスキューレンジャー」である父に憧れ、将来は消防士になりたいと思っており、いつも消防団の服を着ている
おとうさん
息子のまもるくんとともに防災・防犯のためにやってきたイヌヒトの男性。ニポン国の「都」にある「レスキューレンジャー」に所属し、ニポン国全土を飛び回っている




【やり込み・収集要素「アルバム」&「ライブラリ」】

 黒猫団のコネコたちによってビアッリの家から持ち去られた写真を集めるクエストをクリアすると、アスモデウスの「居住区」メニューにある「アルバム」を観覧することが可能になる。持ち去られた写真は4枚に破られており、4枚全てを集める必要がある。なお、写真をある程度集めると、ビアッリからご褒美として新しい写真をもらうことができる。

 「ライブラリ」は、プレーヤーの行動に応じて設定が徐々に開示されていくというやり込み要素の1つ。各項目のやり込み度はゲージで表示され、各行動の量に応じてゲージが貯まっていくという。ライブラリには7つの項目があり、それぞれ3種類ずつの設定資料を観覧することができる(計21種)。ゲージが3分の1貯まるごとに1種類ずつ、設定資料が観覧可能になる。ライブラリの詳細は以下の通り。

【「ライブラリ」】
地理の書累計プレイ時間
歴史の書敵を倒した数
文化の書総取得金額
生物の書戦艦つりの回数
技術の書歩いた距離
ヒトの書話しかけた数
生活の書ギミックを壊した数

【「アルバム」】
写真のかけらを盗んだコネコたちは町の中、ダンジョンの中、飛行船の中など、シェパルド中に散らばっているという

【「ライブラリ」】
ゲームの進行とともに徐々に貯まっていくゲージ「地理の書」「歴史の書」


【登場キャラクター&ロボ】

■ バイオン Baion

“すべてを威圧する、異形の男”
『これが、楽園か……』

 「ハイブリッド」と呼ばれる、異形の風貌をもつ男。

 同じハイブリッドである、ネロ、そしてブランクの2人を率いていると思われる。紳士然とした知的な人物で口調は穏やか。詳細は一切不明。名前の語源は「灰色」を意味するギリシャ語のΦαιονからと思われる。

 前回紹介した第2部のオープニングムービーにも登場するハイブリッドの長「バイオン」。ネロとブランクを従え、何かを計画しているようだが、バイオンの目的とは一体何なのだろうか。


■ ベリウス BERIUS P-2

禍々しき紅蓮の刃!

 シェパルドに存在するどのロボとも比べられないほど、何もかもが異質のバイオン専用ロボ。非常に高い技術で作られている。鋼鉄をも焼き切る炎の鞭を持つほか、炎を使ったさまざまな攻撃を多用する。



■ カサンドラクロス CASSANDRA CROSS

“暗く輝きひるがえる 妖鋼の異形”

 レッド達を窮地に陥れようと飛来した、正体不明の謎のロボ。4本の腕、長く巨大な尾、青く光るパーツ群など、他のどのロボとも違う特徴を数多く持つ。使われている技術レベルは現在のシェパルドからは明らかに逸脱するほど高次元。


※画面は開発中のものです。
(C)2010 NBGI
(C)1998 BANDAI/NBGI

(2010年 8月 27日)

[Reported by 志賀康紀]