バンダイナムコ、DS「Solarobo ソラロボ(仮題)」
ロボとヒトの壮大なストーリーを描いたARPG


2010年 発売予定

価格:未定


メインビジュアル

 株式会社バンダイナムコゲームスは、ニンテンドーDS用アクションRPG「Solarobo ソラロボ(仮題)」を2010年に発売する。価格は未定。ワイヤレス通信対応。

 「Solarobo ソラロボ(仮題)」は、雲海の上に浮かぶ島々を舞台に、“イヌヒト”、“ネコヒト”が独自の文化を築き、暮らす未来世界を描いたアクションRPG。彼らが暮らす世界の設定資料数は1,000を超え、緻密に構成された世界観を元に、シナリオやゲームシステムが構築されているという。

 構想10年、制作3年、1,000点を越す設定画により、緻密に練り上げられた世界と、その世界で紡がれる奥深い人間ドラマを描いた壮大な物語のゲームソフト開発を担当するのは、今年で誕生15周年を迎える株式会社サイバーコネクトツー。

 メインビジュアルとキャラクターデザインを担当する、結城信輝氏(代表作品:「天空のエスカフローネ」、「地球へ…」、「ロードス島戦記」、「ファイブスター物語」など)をはじめ、アニメーション制作はマッドハウス、メカニックイラストレーションには谷口欣孝氏(代表作:「スーパーロボット大戦」シリーズ、「サモンナイト」シリーズなど)を起用している。


【世界観イラスト】
ゲーム本編では描かれていない部分も細かく設定されている

【オープニングアニメーション】
超美麗なアニメーション制作を担当するのはマッドハウス


 本作のアクションコンセプトは、“全てのオブジェクトを「つかむ」、「投げる」”。このコンセプトを基に、ロボとヒトの異なるアクションを使い分けてゲームを進行させていく形となっている。冒険の舞台となるフィールドや町並みは、イラストのような3Dで表現され、奥行きのある世界を描いている。また、DSならではの上下2画面を使ったダイナミックなモーションイラストデモを多数収録し、物語の演出を盛り上げてくれる。


【ヒトアクション】
ヒト状態でのアクションは「探索」が中心となり、スイッチを操作したり、泳いだりすることができるほか、剣を使ったアクションもあるようだ
【ロボアクション】
ロボのときには「つかむ」、「投げる」、「使う」を中心としたアクションが可能になる。敵を投げたり、重いコンテナを軽々と持ち上げて運ぶことができる

【映像表現】
奥行きがある町並み様々なシチュエーション2画面を使ったデモシーン




【メインキャラクター紹介】

■ レッド・サハラン CV:柿原徹也

『最後の最後に笑ってりゃ、オレ達の勝ち、だろ?』

 本作の主人公。愛機「ダハーカ」、しっかり者の妹「ショコラ」とともに、ハンターとして生計を立てている。典型的な熱血漢で言葉遣いも荒っぽいが、根は素直でやさしい面倒見の良いガキ大将タイプ。


■ ショコラ・ジェラート CV:阿澄佳奈

『お兄ちゃんなら、だいじょうぶだよ♪』

 レッドの妹で、かなりの世話焼き。常に通信でレッドの行動を補佐してくれる優秀なナビゲーターでもある。金銭に関しては非常に細かく、厳しい(レッドがいい加減なため、そうなった)。メカ好きで、飛行艇「アスモデウス」の操作も一級品である。緊急時には非常に荒っぽい操作もこなす。


■ エル・メリゼ CV:後藤沙緒里

『僕と契約してください』

 ある事件をきっかけにレッドと行動を共にすることになった謎の人物。多くの秘密を抱えている。常に冷静な態度を崩さず、時折辛辣な物言いを(特にレッドに向けて)するため、冷たい印象を与えてしまう。


【ロボ紹介】

■ ダハーカ

 正式名称は『DAHAK-AZI03』、レッドの愛機。一般的なロボと比較すると小型の部類に入るが、その性能は他を上回る。強靭かつ器用な2本の腕で戦い、内蔵火器は無い。


(C)2010 NBGI

(2010年 4月 9日)

[Reported by 志賀康紀]