コーエー、WIN「三國志 Online」
大型アップデート「龍虎共闘史」を3月25日に実施
株式会社コーエーは、Windows用MMORPG「三國志 Online」において、大型アップデート「龍虎共闘史(りゅうこきょうとうし)」を、3月25日に実装する。
「龍虎共闘史」では、蜀の武将「関羽」が荊州における覇権を争った際、呉の武将「呂蒙」と「陸遜」が魏の援軍として現われたことで窮地に追い込まれてしまったという「樊城の戦い(はんじょうのたたかい)」にならい、第3勢力が戦況を一変させる要素が合戦に盛り込まれる。
その新要素は「援軍システム」と呼ばれるもので、従来は2つの勢力でのみ行なわれた合戦に、残りの1勢力が援軍として登場し、3つの勢力が入り乱れる合戦に進化する。この「援軍システム」を導入した合戦は、今春からスタートする「三国制覇」第4節より登場する。ルールなどの詳細については後日発表される。
このアップデートでは、さらに部曲の名声を賭けて戦う「部曲決戦」が登場する。「部曲決戦」はいつでも任意に行なえる「部曲戦」とは異なり、特定の期間限定で開催される。「部曲決戦」では、部曲の名声を賭ける以外に、参加者個人への報酬も用意される。
このほか、袋装備への霊玉付与の実装や、戦闘のバランス調整、長期継続報酬への新アイテム追加などが行なわれる。
【「龍虎共闘史」プロローグ】 |
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「陸遜め……やりおるわ」 事の全てを悟った関羽は、春風のような清々しさを覚えていた。 時は219年、樊城の戦い――――“軍神”と称賛され、いくばくかの慢心をはらんでいた関羽は、息子の関平と共に、魏軍の支配下にある樊城を攻略するべく、猛将・曹仁と徐晃が率いる軍を攻め立てていた。 落城寸前まで迫ったその時、背後から大音量の銅鑼の音と馬のいななきが立ち上がり、関羽の軍勢を飲み込んでいく……。そこにはいるはずのない、呉の呂蒙と陸遜の姿が。魏と呉が手を結ぶ。司馬懿の策略の前に蜀軍は崩壊していった。 |
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(2010年 3月 1日)