サイバーフロント、学院の放送部が舞台の学園青春ADV

PSP「CROSS†CHANNEL ~To all people~」


2010年2月25日 発売予定

価格:5,040円(通常版)
   7,140円(限定版)



イメージビジュアル

 株式会社サイバーフロントは、PSP用アドベンチャー「CROSS†CHANNEL ~To all people~」を、2010年2月25日に発売する。価格は通常版が5,040円、限定版は7,140円。

 「CROSS†CHANNEL ~To all people~」は、ゲームブランド「FlyingShine」から2003年9月に発売された学園青春アドベンチャー「CROSS†CHANNEL」の家庭用ゲーム機向けタイトル。2004年にキッドからプレイステーション 2版が発売されているが、PSP版ではさらにキャラクターデザインを担当した松竜氏描き下ろしによる新規イラストが多数追加されている。

 ゲームシステムは、テキストを読み進めることで進行するテキストアドベンチャー。時折出現する選択肢によりストーリーが分岐し、異なるエンディングを迎えることになる。

 パッケージは通常版のほか、特典が同梱された限定版を同時発売。限定版特典は、田中ロミオ氏執筆による本編の物語にもリンクするストーリーが描かれた「CROSS†CHANNEL」スペシャルドラマCDと、キャラクター紹介や攻略資料などを収録した全35ページの「CROSS†CHANNEL限定版ブックレット(仮)」となっている。


【スクリーンショット】
ゲーム画面はテキストウィンドウがあるオーソドックスなアドベンチャースタイル。プレーヤーの選択により物語の結果が変化する

【ストーリー】

 「この空が消えてなくなるその日まで―――」

 学院の長い夏休み。崩壊しかかった放送部の面々は、個々のレベルにおいても崩れかかっていた。初夏の合宿から戻ってきて以来、部員たちの結束はバラバラで。今や、まともに部活に参加しているのはただ1人という有様。

 主人公は、放送部の一員。夏休みで閑散とした学校、ぽつぽつと姿を見せる仲間たちと、主人公は触れあっていく。

 屋上に行けば、部長の宮澄見里が、大きな放送アンテナを組み立てている。1人で。それは夏休みの放送部としての「部活」であったし、完成させてラジオ放送することが課題にもなっていた。

 以前は皆で携わっていた。一同が結束していた去年の夏。今や、参加しているのは1名。

 そんな2人を冷たく見つめるかつての仲間たち。ともなって巻き起こる様々な対立。そして和解。バラバラだった部員たちの心は、少しずつ寄り添っていく。

 そして夏休み最後の日、送信装置は完成する―――
 装置はメッセージを乗せて、世界へと―――


【登場キャラクター】
黒須 太一
主人公。放送部員。言葉遊びが大好きなお調子者。のんき。意外とナイーブ。人並みにエロ大王でセクハラ大王。もの凄い美形だが、自分では不細工の極地だと思いこんでいる。容姿についてコンプレックスを持っていて、本気で落ち込んだりする。
桐原 冬子
主人公のクラスメイト。放送部幽霊部員。甘やかされて育ったお嬢様。自覚的に高飛車。品格重視で冷笑的。それを実戦する程度には、頭はまわる。ただ主人公と出会ってからは、ペースを乱されまくり。
支倉 曜子
主人公の姉的存在(自称)で婚約者(自称)で一心同体(自称)。超人的な万能人間。成績・運動能力・その他各種技能に精通している。性格は冷たく苛烈でわりとお茶目。ただしそれは行動のみで、言動や態度は気弱な少女そのもの。滅多に人前に姿を見せないが主人公がピンチになるとどこからともなく姿を見せる。
宮澄 見里
放送部部長。みみみ先輩と呼ばれると嫌がる人。けどみみ先輩はOK(意味不明)。穏和。年下でも、のんびりとした敬語で話す。しっかりしているようで、抜けている。柔和で、柔弱。
山辺 美希
放送部部員。佐倉霧の相方。2人あわせてFLOWERS(お花ちゃんたち)と呼ばれる。無邪気で明るい。笑顔。優等生。何にもまさってのーてんき。主人公とは良い友人同士という感じ。
佐倉 霧
放送部部員。中性的な少女。大人しく無口。引っ込み思案で、人見知りをする。でも口を開けばはきはき喋るし、敵には苛烈な言葉を吐く。凛々しく見えるが、じつは相方の山辺美希より傷つきやすい。イノセンス万歳。

【イベントCG】

(c)Will/(c)2010 FlyingShine
(c)2010 CYBERFRONT

(2009年 11月 19日)

[Reported by 滝沢修]