セガ、PSP「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!6 Pride of J」

新宿さくらやホビー館で発売記念抽選会を開催。山田プロデューサーも登場


11月12日 開催

【J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!6 Pride of J】
発売中(11月12日発売)
価格:6,090円(UMD版)
    5,400円(ダウンロード版)
CEROレーティング:A(全年齢対象)



新宿さくらやホビー館PSPコーナーには「サカつく6」の特設スペースも設置

 株式会社セガは11月12日、PSP用スポーツ育成シミュレーション「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!6 Pride of J」の発売記念抽選会を東京新宿さくらや新宿東口ホビー館にて開催した。

 発売記念抽選会は、本日(11月12日)発売のPSP「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!6 Pride of J」を同店舗で購入した人を対象としたイベント。購入時のレシートを抽選会場に持っていくことで、抽選で「イビチャ・オシム氏 直筆サイン入りグッズ」をはじめ、「サカつく特製ユニフォーム」、「イビチャ・オシム氏関連書籍2冊セット」、「『サカつく6』オリジナルQUOカード」、「『サカつく6』特性クリアファイル」などが当たる。

 会場ではプロデューサーの山田理一郎氏が登場。本作の開発期間が企画構想3年、制作期間が1年で制作作り上げたことを明かし「体験版でのユーザーの皆さんからの反応を見たうえ、手ごたえを持って出せたのが嬉しいと思います」と発売日の心境を明かした。

 また本作のポイントとして、これまでユーザーの中で不満の高かったロード時間をメディアインストールを利用することで解消したほか、著名人のイビチャ・オシム氏がアドバイザーとしてゲーム中に登場したり、ライバル監督にはラモス瑠偉さん、「サカつく」シリーズの伝統だった秘書に関しても女性タレントを起用するなど大変賑やかなものにし、またゲーム要素などなども含めて新しい「サカつく」としてテンポよく長く遊べる作品にしたという。

 また本作は、これまでの「サカつく」シリーズとは違い、クラブ選手をうまくローテーションしないと、クラブはもとより、各選手はシーズンをうまく乗り切ることはできないという。これまでは、休みを適宜入れておくことで回復した疲労だが、本作からは若干シビアになっているようで、対戦クラブが弱いところであれば、強い選手は連続して休養を取らせるなど工夫が必要になるという。また山田氏は「クラブには、J1、J2、そしてオリジナルとありますが、オリジナルで始めると最初は辛いかもしれません。慣れないうちはJ1の強いクラブを使っていただき、プレイ感覚を試していただければと思います」と本作プレイでのポイントを語っていた。

 そのほかにも、既存ユーザーの不満点でもあった、レンタル/移籍選手の使えない部分なども改良されており、レンタル移籍と移籍金の分割獲得などが入っているという。これまでのシリーズ作品のように移籍を利用せず、若手を育てていくのではなく、即戦力を移籍させるということが非常に役に立つようになっており、ピークを迎えた選手をレンタル移籍で使いながら若手を育てていくというスタイルも良いと語る。

 PSPで発売された経緯としては、「なるべく多くのユーザーに遊んでいただけるゲームハードということと、いつでもどこでも遊べるということ、またユーザー層は30代が中心であるため、なかなか家で腰を据えてゲームをプレイすることが難しくなっているため」と語った。携帯機での発売ということで、ダウングレードするのではないかと懸念もされたが、先のメディアインストールをはじめ、テンポよく遊べ、「今までのシリーズの中でも長く遊べるタイトルに仕上げてあります」と語った。

 最後に山田氏は、これまでのユーザーと、これからのユーザーへのメッセージとして「これまでのサカつくユーザーの方には、みなさんがぜひプレイしたかった『サカつく』を作ったつもりです。『サカつく』好きのための『サカつく』として不満点を解消したと思いますし、ぜひ今回の『サカつく』を楽しんでください。購入を悩んでいる方は、ただのサッカーゲームという枠に収まらないゲームだと思いますし、育成ゲームというところに関しては、他に類がないゲームだと思います。これから『サカつく』を遊んでみようという方のためにも、複雑そうな部分などシンプルでわかりやすい設計にしましたので、安心して遊んでいただける思います。よろしくお願いします」とのコメントが寄せられた。

 本作の今後の予定としては、本日(11月12日)から1週間おきに、過去の「サカつく」に登場した架空選手を順次配信予定。「サカつく2002」などに登場していた安い金額で働いている懐かしい架空選手なども登場するという。また、定期配信とは別に、引退したO.B選手などの配信も予定されており、こちらは現在交渉なども含め、準備中。配信予定の選手は、ユーザーが驚くようなビッグネームも出るかもしれないという。


抽選会の景品にはオシム氏直筆のサイン入りグッズなど
昼間の時間帯は、客足はまばらであったが購入した後に抽選会場に足を運ぶユーザーも

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※ゲーム中のJリーグ選手は2009年6月21日時点のJリーグ登録選手を基に(株)セガが選定したものです。

(2009年 11月 12日)

[Reported by 鬼頭世浪]