GPコアエッジ、WIN「アヴァロンの鍵オンライン」

オープンβテスト開始。限定称号「第零期生」を配布


9月14日~18日 オープンβテスト実施

2009年秋 正式サービス開始予定



アバターをカスタマイズできる「マジカル美容室」

 株式会社GPコアエッジは、現在開発中のWindows用オンラインTAG(鬼ごっこ)ボードゲーム「アヴァロンの鍵オンライン」のオープンβテスト「魔導アカデミー体験入学」を、9月14日10時から18日9時まで実施する。

 「アヴァロンの鍵オンライン」は、株式会社セガのアーケード用カードゲーム「アヴァロンの鍵」をオンラインゲーム化した作品。GPコアエッジが開発し、セガが監修している。運営はGPコアエッジと株式会社ゲームポットが共同で「アヴァロンの鍵運営委員会」を立てて行なう。正式サービスは2009年秋の予定で、基本料金無料のアイテム課金制での運営となる予定。

 ゲーム内容はアーケード版を踏襲。世界観は「アヴァロンの鍵 弐 -鍵聖戦-」の後と設定されている。プレーヤーは魔術師を養成する修練機関「魔導アカデミー」の生徒となり、同じ生徒達と争う「魔導試験」を勝ち抜いて進級を目指す。

 今回実施される「魔導アカデミー体験入学」では、通常のゲームプレイのほか、ゲーム内通貨「ゴールド」や、コンティニューに必要な「チップ」が無料配布され、ゲーム内カードショップや、アバタをーカスタマイズできる「マジカル美容室」を利用できる。なお「魔導アカデミー体験入学」の参加者には、限定称号「第零期生」がプレゼントされる。

 対応OSは、Windows XP SP3以上。推奨環境は、Core 2 Duo E6300以上のCPU、2GB以上のメインメモリ、GeForce 9600 GT以上のビデオチップを搭載したビデオカードなど。




■ ゲームの流れ

アーケード版から変わらず、今回もディアドラ校長が登場

 4人同時プレイで、なおかつ随時参加・退出が可能というアーケード版のシステムを継承している。マップ上に現われたプレーヤーキャラクターを、手持ちのカードを使って動かし、落ちている鍵を拾って祠へと持ち込む。他のプレーヤーより先に、鍵を3回祠に持ち込んだプレーヤーが勝利となる。

 ゲームでは、まず鍵を持っているプレーヤー(ホルダー)がまず行動し、終了後に鍵を持っていない他のプレーヤー(チェイサー)が一斉に行動する。これを1ターンとして、勝利者が出るまで繰り返す。

 マップ上での移動には、カードを使用する。事前に組んでおいた30枚のカードによるデッキから、毎ターン手持ちが6枚になるようカードを引く。各カードには色のついた宝石が描かれており、その色と数の分だけ、同じ色のマスを移動できる。

 またカードは移動だけでなく、描かれたモンスターを召喚することも可能。カードを選んで自分の足元をクリックすると、モンスターを配置できる。ホルダーとチェイサーは敵対関係の形になっており、互いに配置したモンスターのマスを踏むと戦闘が発生する。

 戦闘では、配置されたモンスターと、対戦者が選択したカードのモンスターが戦う。カードに描かれた剣のマークが攻撃値、盾のマークが耐久値となっており、単純に引き算して耐久値が0になるとモンスターが倒されてしまう。攻撃の順番は、チェイサーが先攻、ホルダーが後攻となる。ただしモンスターの中には特殊能力を持つものがあるほか、支援能力を持つカードを上乗せすることで、攻撃値や耐久値、攻撃順などを変えることもできる。移動用と戦闘・補助用カードをうまく組み合わせたデッキを作ることが、勝負のポイントとなる。


【カードデザイン】
表にイラストと基本能力、裏に詳細なデータが書かれている

【スクリーンショット】
メニュー画面では、カードやアバターアイテムの購入、デッキ編集などを行なえるデッキは30枚で構成され、手持ちのカードから選んで入れていく人数的に空きがあるゲームには随時参加可能。自分が参加できるタイミングまで戦況を確認できる
移動用のカードを選択。ホルダーは祠を目指し、チェイサーは鍵を奪うべくホルダーを追う敵対プレーヤーが置いたモンスターに接触すると戦闘が発生。戦わせるモンスターのカードを選ぶ対戦は基本的にチェイサーが先攻となる。相手の戦法を読み、固有能力や戦闘支援カードを駆使して勝利を目指す
ホルダーが戦闘に破れると鍵を奪われ、ホルダーが交代する先に3回、鍵を持って祠に到着したプレーヤーが勝利となる祠に到達したプレーヤーにはポイントが与えられ、一定の値に達すると進級する

【プレーヤーキャラクター】
プレーヤーキャラクターが、背後のモンスターを召喚しているというイメージ。アーケード版のプレーヤーキャラクターは、先輩として登場するそうだが……

【新カードイラスト】
いかにもモンスター然としたハードなイラストから、美しい女性型モンスター、かわいらしいコミカルなモンスターなど、多彩なイラストで描かれているのも本作の特徴。カードのコレクションも本作を楽しむ上で重要なポイントだ

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(C)SEGA

(2009年 9月 14日)

[Reported by 石田賀津男]