今日は忙しいから……ヨン様に、そんな言い訳がいえますか?
D3P、DS「ペ・ヨンジュンと学ぶ韓国語 DS」、「冬のソナタDS」
【ペ・ヨンジュンと学ぶ韓国語 DS】 9月19日 発売予定 価格:5,040円(通常版) CEROレーティング:A(全年齢対象) 【冬のソナタDS】 今冬 発売予定 価格:5,229円 CEROレーティング:D(17才以上対象) |
株式会社ディースリー・パブリッシャーは、俳優のペ・ヨンジュン氏が登場するニンテンドーDS用ソフト2タイトル「ペ・ヨンジュンと学ぶ韓国語 DS」、「冬のソナタDS」を発売すると発表した。「ペ・ヨンジュンと学ぶ韓国語 DS」が、9月19日発売予定で価格は5,040円(通常版)と7,140円(初回限定版:オリジナルポーチとミニフォト5枚同梱)。CEROレーティングはA(全年齢対象)。「冬のソナタDS」が、今冬発売予定で価格は5,229円。CEROレーティングはD(17才以上対象)。
ディースリー・パブリッシャーは、本作の完成披露会を都内で開催。同社常務取締役/コンシューマ事業部 部長の岡島信幸氏は、冒頭の挨拶で商品化の経緯を説明。同社は、昨今のニンテンドーDSの普及台数をかんがみ、子供向けだけでなく大人向けのコンテンツ開発に注力。その第1弾として、韓国の開発会社である株式会社モバイロ、ペ・ヨンジュンさんと提携し「ペ・ヨンジュンと学ぶ韓国語 DS」を発売する。
会場には、ペ・ヨンジュンさんの所属事務所「キー・イースト」社長のキム・キホン氏、開発会社であるモバイロ社長のベク・スンヒョ氏、日本で開発をサポートするタボット株式会社の吉岡賢氏らが出席。ペ・ヨンジュンさんは、執筆など多忙のためビデオレターにて挨拶。また、スペシャルゲストとして「冬のソナタ」挿入歌で知られ、韓国政府から「ハングル広報大使」に任命されているシンガーソングライターのRyu(リュウ)さんが登場。事前公募に当選した200名のファンの前で2曲を披露し喝采を浴びていた。
岡島信幸氏 | キム・キホン氏 | ベク・スンヒョ氏 | 吉岡賢氏 |
【スペシュアルゲストのRyuさんが2曲を熱唱】 | ||
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【試遊台は大盛況!】 | ||
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東京ゲームショウでも、ここまで人が殺到することは滅多にない。あまりの家族(ペ・ヨンジュンさんはファンをこう呼ぶ)の熱心さに「……今ここで予約をとったら、全員もれなく購入していくのでは?」と考えてしまったほど |
取締役の岡島氏は、ペ・ヨンジュン氏の家族(ファン)が約10万人ということで、各タイトルとも20万本以上売れたら「満塁ホームラン!」とコメント。韓流ブームは一段落した印象もあるが、絶対的な知名度の高さと、DSタイトルならではの“とっつきやすさ”の相乗効果で十分期待できる数字といえそうだ |
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■ ぺ・ヨンジュンと学ぶ韓国語 DS
1日30分のトレーニングで、基本的な韓国語が学べるという学習ソフト。計45日間で習得できるといい、プレゼンを行なった杉山プロデューサーによれば、常務取締役取締役の岡島氏は30日間で韓国語がペラペラになったという。
学習ソフトというと、一般に「自己を高める」、「大切なこと」といったポジティヴなイメージがある反面「面倒くさい」、「長続きしない」といったケースも少なからずある。そうしたマイナス部分を、同社は「興味があるものは覚えやすい」、「頭ではなく耳で覚える」の2点で解消するとしている。
まず、ソフトを起動させるとペ・ヨンジュンさんがプレーヤーを出迎えてくれる。ペ・ヨンジュンさんは、プレーヤーのアシスト役。杉山氏は「今日は忙しいから勉強は明日にしよう。よくあることですよね。でも、そんな言い訳を、ペ・ヨンジュンさんに向かっていえますか? みなさん?(会場笑)。言えないですよね?」と説明。プレーヤーは、名前と誕生日をタッチペンで記入。授業の際は、ペ・ヨンジュンさんが名前を呼んでくれる。ここで杉山氏は「あなたが真摯な生徒であれば、ペ・ヨンジュンさんから季節折々のメッセージを受け取ることができます。たとえば、クリスマスにゲームをやらなかったら、メッセージが受け取れないことになってしまいます」と強調。また、学習を続けることで「フォトギャラリー」、「韓国料理レシピ」、「韓国豆知識」、「タロット占い」など、ミニゲームやお楽しみ要素が増えていく。
学習は、杉山氏によれば「耳できいた言葉を、読む、話す、聴くを繰り返して覚える。TVCMの音楽やスーパーの惣菜コーナーの歌が頭のなかで繰り返される経験はありませんか? このソフトでは、韓国語が耳から離れなくなる。私も別に勉強するつもりはなかったが、韓国語が耳から入ってくるようになった」とコメント。実際のゲーム中では、1課を4つのステップで習得。最初は「予習」から始まり、続いて「聞き取り」、「発音」、「書き取り」を練習していく。「聞く」ボタンを押すと、アナウンサーの声で発声が聞け、「話す」ボタンを押せばアナウンサーと自分の声をそれぞれ比較できる。書き取りは「タイプ」と「書く」の2種類が選択できる。
本番のテストでは、シチュエーションにあわせて選択肢から答えを選ぶ。回答ボタンを押すとアナウンサーの声で再生され、これだと思う回答をチョイス。わからないときは「ヒント」を表示することもできる。テスト終了後は、ペ・ヨンジュンさんが結果を採点してくれる。学習結果はグラフで表示され、日々の上達ぶりを確認できる仕組みになっている。
ソフトの監修を手がけているのは、韓国国立釜慶(プギョン)大学人文社会大学国語国文学科文学博士の蔡(チェ)教授。初回限定版には、ペ・ヨンジュンさんのサインが刻印されたオリジナルDSポーチと撮り下ろしポストカード5枚組が同梱される。ペ・ヨンジュンさんのファンはもとより、韓国や韓国語に興味がある人には見逃せない1本となりそうだ。
【スクリーンショット】 | |||
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■ 冬のソナタDS
韓国本国で平均視聴率23.1パーセント、日本では23時台にも関わらず関東で20.6パーセント、関西で23.8パーセント(ビデオリサーチ社調べ)という驚異的な数字を叩き出した韓国ドラマ「冬のソナタ」をゲーム化。杉山プロデューサーによれば、コンセプトは「ポケットに入れて持ち運べる『冬のソナタ』」。
本作は、ドラマの脚本をもとに、ジュンサン(ペ・ヨンジュンさん)とユジン(チェ・ジウさん)を中心に書き下ろされたシナリオで展開されるドラマゲームで、すでにドラマを見た人でも楽しめる内容になっているという。ゲームモードは「ストーリー」、「ミニゲーム」、「ギャラリー」、「デート」の4種類が用意されている。
ストーリーモードは「冬のソナタ」全話が鑑賞できる。静止画とテキストだけでなく、総時間60分以上のムービーを収録。感動の名シーンは、ムービーで再生される。タッチペンでストーリーを進めていくが、テキストを自動表示したり、文字の拡大・縮小、ハングル表示なども可能。また、ストーリーの途中でタッチペンを使ったミニゲームが出現。高得点を獲得すると、ギャラリーで映像や音楽が見られるようになるといった特典が入手できる。また、スペシャルミニゲームで高得点を獲得したときは、長尺のムービーが再生される。なお、こうしたムービーのなかには、日本での放送ではカットされたシーンなども収録されているという。
デートモードは、原作の舞台となったロケ地をジュンサンの紹介で巡るというもの。マップ形式で表示されるため、土地勘がない日本のファンでも「ソウルの隣にナミ島があるなど、わかりやすいものになっている(杉山プロデューサー)」という。また、実際の住所も確認できるため、ロケ地ツアーに持参すればポケットガイドにもなる。また、デート中にジュンサンが出してくるクイズに正解すると、新しい画像が閲覧できるようになる。
DSiでプレイしている人は、ロケ地をバックに自分の写真を撮ることも可能。ドラマの思い出、憧れのあの場所でバーチャル記念写真が撮れる (DSiの撮影機能で撮影した自分の写真と、同ソフトに収録されたロケ地のフレームを合成するといった感じのもの)。TVやDVDで何度も見た! というコアなファンはもちろん、本作ではじめて触れる人、誰でもどっぷり「冬ソナ」の世界にひたれる1本だ。
【スクリーンショット】 | |||
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(C)2009 D3 PUBLISHER
□ディースリー・パブリッシャーのホームページ
http://www.d3p.co.jp/
□ペ・ヨンジュン公式サイト
http://www.yongjoon.jp/
(2009年 7月 28日)