カプコン、PS3/Xbox 360「バイオニック コマンドー」
登場人物や敵対組織の情報を公開


6月25日 発売

価格:7,340円

CEROレーティング:D(17歳以上対象)


  株式会社カプコンは、プレイステーション 3/Xbox 360用新世代スウィングアクション「バイオニック コマンドー」に登場する主要キャラクターと敵対組織「バイオレン」の情報を明らかにした。

 「バイオニック コマンドー」は、1988年に発売された家庭用ゲーム機向け「ヒトラーの復活(原題:BIONIC COMMANDO)」の続編にあたる作品。第1作である「BIONIC COMMANDO」はリメイク作品として、2008年8月13日にPS3/Xbox 360「バイオニックコマンドー: マスターD復活計画」が配信されており、同作のセーブデータや特定条件をアンロックすることで、「バイオニックコマンドー」では、オールドコスチュームでのプレイなど特典を得ることができる。

 バイオレインは、物語の舞台となるアメリカ連邦国が可決した、スペンサーが装着しているバイオニックアームをはじめとするバイオニック技術で身体能力を強化する技術の廃止令「バイオニック廃止令」覆し、バイオニック技術を再び合法化させることを目的として活動するテロ組織。

 ゲーム中の舞台である「アセンション・シティ」は、バイオレインの手により多数の爆撃を受け廃墟と化してしまい、主人公であるスペンサーは、このアセンション・シティを舞台にワイヤーアクションを駆使してバイオレインを倒し、物語の真相へと迫っていく。



【キャラクター紹介】

■ ネイサン・“ラッド”・スペンサー

階級: アメリカ連邦国軍少佐(不名誉除隊)
 戦略的軍備および安全保障委員会TASC特殊部隊“バイオニックコマンドー”結成時のメンバーだが、かつての作戦中に上層部からの命令に叛き、不名誉除隊となっている。その際彼は軍法会議にかけられ、国家への反逆を謀った罪で死刑判決を言い渡された。死刑囚の監房にて死を待つだけの身となっていたスペンサーだが、アセンション・シティにおけるテロを機に、一時的に現場へと復帰することとなるのだが、彼の現場復帰には大きな陰謀が隠されていた……。





■ ジョセフ・ギブソン(スーパージョー)

階級: TASC長官
 アメリカ連邦国軍に所属し、かつての戦争の英雄としてその名を馳せている。ラッド・スペンサーとは共に戦況を生き抜いてきた仲である。現在はスペンサーの上官となるTASC長官を務めており、テロから街を救うため、死を待つのみだったスペンサーを現場に引き戻した張本人でもある。




■ ジェイン・マグダレン(マグ)

階級:アメリカ連邦国軍中尉(不名誉除隊)
バイオニック技術により脚を強化された第2期の“バイオニックコマンドー”。その脚のおかげで彼女は驚異的なスピードで移動することが可能。かつてはスペンサーとともに幾つかの任務を遂行した仲間であったが、現在はアメリカ連邦国軍を脱出し、テロ組織である「バイオレイン」に加担しているとみられる。





■ シルバー

名前:不明
階級:不明バイオレイン幹部
 「シルバー」の名として知られるこの人物に関する情報はあまり得られていない。しかし、テロ組織であるバイオレインと協力関係にあることは確証済みである。ここ数カ月、シルバーが銃器の闇取引場を含む世界の数箇所で出没していることが確認されているのだが、果たして彼の目的とは……?





■ バイオレイン歩兵

 アセンション・シティを爆破し、占拠したテロ組織「バイオレイン」。訓練、知識、装備の豊富さにおいては、同じ規模のテロ組織とは比べものにならないほどに卓越している。全ての兵士は特殊な放射線防護用のスーツ、フェイスマスク、そして敵と対峙する際に必要な装備品を完備。歩兵個々の火力弱いが、その欠点を数で補い、スペンサーに襲い掛かる。





■ スタンダード・バイオメック

 世界中の軍隊で使用されている機械式歩兵スーツ。非常に動きやすく、衝撃への耐性も高い。また重火器も使用できるため、これを身につけた兵士は戦場において脅威の存在となる。バイオレインはスタンダード・バイオメックに更に様々な改良を加えたており、まるで野生のゴリラのような俊敏性と圧倒的なパワー、そして鉄壁の防御力を手に入れている。





■ ポリクラフト

 小型の機体と空中における卓越した機動性により、空からの素早い迎撃はもちろん、狭い環境での移動や地面すれすれの低空飛行も衝突の危険をなくこなすことが可能。さらにミサイルを装備したポリクラフトは、対地攻撃機として非常に手強い相手となる。空中をまるで蜂のように機敏に移動するこの暗殺者を破壊する方法は、果たしてあるのだろうか。





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(2009年 5月 27日)

[Reported by 鬼頭世浪]