パッケージイラスト

　株式会社プロトタイプは、プレイステーション 2用恋愛アドベンチャー「リトルバスターズ！ Converted Edition」を、2009年に発売する。価格は未定。

　PS2「リトルバスターズ！ Converted Edition」は、ゲームブランド「Key」より2007年7月にWindows用として発売された恋愛アドベンチャー「リトルバスターズ！」のPS2移植版。移植にあたっては2008年7月に発売された「リトルバスターズ！エクスタシー」でヒロインとして追加された3人のシナリオも収録される。

　ゲーム内容は“友情”をメインテーマに、“友情とは、独り立ちとは何か……”を問いかけるような感動的なストーリーが展開。ゲームの合間には、バトルや野球のバッティング練習など、さまざまなミニゲームも登場する。原画は樋上いたる氏、Na-Ga氏。

　PS2版では、垂直方向の密度を2倍化するプログレッシブ出力に対応しているほか、インターレース表示での画面の微妙なチラツキを低減するアンチフリッカー機能が搭載されている。

【ストーリー】
愛する両親を失い、絶望の淵にいた少年・直枝理樹。そんな彼に救いの手を差し伸べたのは、地元では有名なワルガキ集団・リトルバスターズのリーダー・棗恭介だった。恭介に手を引かれて連れ回されるうちに理樹は悲しみから立ち直る事ができたのだった。 　それから数年後……。 　理樹達の友情は変わらず続いていたが、進学や就職など将来の事を考えなければいけない時期になり、理樹は再びみんなで“今でしかできない何か”をしたいと願う。 　そんな彼の願いに答えるように、恭介は野球チームを作ろうと言い出し、名前を“リトルバスターズ”と名づける。 　かけがえのない青春真っ只中……理樹とリトルバスターズの物語が幕をあげる。

【登場キャラクター】
直枝 理樹 CV:田宮 トモエ主人公。少し気弱で、友達思いな少年。周囲の騒がしい連中が起こす騒動に巻き込まれてばかりいる。本人はそれがとても楽しい。周りのバカな行動に対するツッコミも重要な役どころ。	神北 小毬 CV:柳瀬 なつみ絵本と童話とお菓子が大好きな少女。うっかり&おっちょこちょいで自爆しては半べそをかく事がよくある。「ステキなもの」や「幸せになれる事」を常に探して生きている。能天気でぽやーっとした性格。	棗 鈴 CV:田宮 トモエ幼馴染の1人。恭介の妹。兄の庇護の元、育ってきたので、人との付き合いが苦手。口下手で口より先に行動してしまう事が多い。ツッコミにハイキックを使う。
三枝 葉留佳 CV:すずきけいこ主人公とは別のクラスの生徒だが、何故かいつも主人公のクラスにいる。いつも周りを騒がせて楽しんでいるが、墓穴を掘っていることも多々。基本的にあんまり難しく考えないで行動する子。	能美 クドリャフカ CV:金子 明美帰国子女だが、日本びいきの祖父の影響でものすごく日本的。それを気にして無理やり英語で喋ろうとしている。実は年下。周囲からマスコット的存在として愛され（弄られ）ている。愛称は「クド」。	来ヶ谷 唯湖 CV:田中 涼子「姉御」という呼称が良く似合う主人公の同級生。周りからは、その尊大な物腰と、先読みの鋭すぎな部分から頼りにされている。可愛い女の子が大好き。
西園 美魚 CV:荒井 悠美休み時間には1人で本を読んでいる大人しい印象の女の子。真面目で一生懸命な性格だが、思い込むと変な方向へ突っ走ってしまう事が多い。外出時には、いつも日傘を差している。	笹瀬川 佐々美 CV:田宮 トモエソフトボール部のホープでいつも取り巻きを連れて行動している気位の高い女の子。何故か鈴をライバル視している。早口言葉のような名前は発音時に良く噛まれる事が多い。	二木 佳奈多 CV:すずきけいこ学園の風紀委員長を勤める女生徒。融通の利かない無愛想な性格で、冷めたセリフを次々と言い放つ。「風紀を乱す」生徒を執拗に敵対視している。
朱鷺戸 沙耶 CV:櫻井 浩美表の顔は容姿端麗なクラスの人気者。裏の顔は、この学校に隠されている「秘宝」を狙い、夜な夜な校舎を徘徊し、それを守る闇に執行部と戦うナゾの少女。	棗 恭介 CV:緑川 光 （少年時代は鴨ノ宮ゆう）唯一の他学年。みんなのリーダー的存在。どこかミステリアスな雰囲気を漂わせる姿に女生徒の隠れファンも多いが、少年漫画を好む気さくでお茶目な面もある。	井ノ原 真人 CV:神奈 延年筋肉馬鹿。己を鍛え上げる事に命を懸けており、現在はバトルこそ生きがい。謙吾とはライバル同士で犬猿の仲。その喧嘩は恭介以外に止める事はできない程である。
宮沢 謙吾 CV:織田 優成 （少年時代は鴨ノ宮ゆう）剣の道に人生を捧げる真人とは違うベクトルのバカ。クールを装っているが、キレやすく直情的。他のメンバーにはない、どこかシニカルな思考の持ち主。

【スクリーンショット】