ディースリー・パブリッシャー、DS「THE 裁判員 ~1つの真実、6つの答え~」

攻略ポイントなどの新情報を公開


5月21日 発売予定

価格:2,800円

CEROレーティング:C(15歳以上対象)


 株式会社ディースリー・パブリッシャーは、5月21日発売予定のニンテンドーDS用アドベンチャー「SIMPLE DSシリーズ Vol.48 THE 裁判員 ~1つの真実、6つの答え~」の新情報を公開した。

 「THE 裁判員 ~1つの真実、6つの答え~」は、5月21日よりスタートする裁判員制度をテーマにしたアドベンチャーゲーム。プレーヤーは生身の人間に憑依できる幽霊主人公・五條誠司となり、裁判員の1人に憑依して刑事裁判に参加し、裁判官と一緒に被告人への判決を下していく。

 今回公開されたのは、評議パートでの攻略ポイントに関する情報。また、登場キャラクターに関する追加情報も公開された。



■ 各裁判員にも個性が存在

 本作では、裁判中に検察官や弁護士などが話した裁判に関する情報の中から、重要な情報を選別し、相棒“ヤマヤマ”の力を借りて真実を見抜き、被告人の有罪・無罪を判断する。しかし、自分だけが真実を見抜いても、他の裁判官や裁判員が判断を誤っていると、真実と異なる判決が下されてしまうこともある。

 そこでプレーヤーは、裁判を傍聴して集めた情報をもとに、他の裁判員や裁判官を説得していくことになる。この“説得”では、説得相手となる裁判員の性格や思考パターンがそれぞれ設定されており、どの情報が有効かは裁判員ごとに異なる。そのため、プレーヤーは説得したい裁判員の個性を見極め、有効な情報を選ぶセンスが求められる。

【裁判員「麻井さくら」の場合】
麻井さくらは事件に対する関心は低いが、被告人の女性と、とある男性の“関係”には高い関心がある様子。そこで2人の関係を示す情報を突き付けると……
強い関心を示し、説得率が大きく上昇した。本作ではこのように有効な情報を見極めることが重要になる



■ 情報自体もヒントを探してパワーアップ

 本作では説得に使う“情報”をパワーアップさせるヒントが存在する。情報の中には一見すると効果がなさそうでも、評議などで使用すると情報をパワーアップさせるヒントを得られる場合がある。集めた情報だけでは説得が難しそうな裁判員がいるときには、情報をパワーアップさせるヒントを探してみるのも有効な手段となる。

一見すると有効そうには見えず、説得に使ってみても失敗してしまう情報も、評議で使うと新たなヒントが得られることも



■ 登場キャラクターの追加情報

 登場キャラクターでは、「勝呂 誠(すぐろ まこと)」の情報が公開された。怪しい雰囲気が漂う人物で、スクリーンショットからは主人公・五條と何らかの関係があるようだ。

 また、同社おなじみのキャラクター「双葉理保」が登場するポスターも公開。ポスターによると、理保は1日裁判長としてやってくるようだがはたして……。

勝呂 誠
浪人生。白い肌をした幽美な青年。肉体性と生気に乏しいため存在感が希薄で、集団の中において消え入る「透明な存在」の男。何者なのかは不明
同社おなじみのキャラクター「双葉理保」も1日裁判長として登場!?

(C)2009 WITCHCRAFT (C)2009 D3 PUBLISHER

(2009年 4月 21日)

[Reported by 滝沢 修 ]