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「Skyrim」、よりリアルで過酷な冒険を体験できるサバイバルモードが明らかに

「Creation Club」のβテストを開始、日本語版は未定

9月27日スタート(欧米のみ)

 Bethesdaは、SteamにてWindows向けRPG「The Elder Scrolls V: Skyrim」での「Creation Club」のβテストを開始した。このテストでは今回新たに搭載された「サバイバル」モードを楽しむこともできる。なお、現時点での「Creation Club」の日本語対応は未定となっている。

空腹/寒さ/疲労度の導入
寒さは大きな脅威となる

 「Creation Club」は「Follout 4」でも行なわれている公式MODサービス。様々なアイテムなどを課金ポイントで購入できる。今回テストされるサバイバルモードは、「Skyrim」の冒険をよりリアルに、過酷に楽しむことができるゲームモードとなる。

 サバイバルモードでは「空腹」、「疲労」、「寒さ」といった要素が追加される。食べ物を食べないと最大スタミナが減る。調理されていない原料を食べても回復は少なく、生肉は食中毒になる可能性がある。充分な量の食べ物を食べたり、温かいものを食べるとボーナスが付与される。

 ベッドでの睡眠を取らないと疲労でマジカが減り、薬の効きも悪くなる。睡眠は屋内のベッドで寝ることでボーナスが付与される。また、スカイリム地方では「寒さ」は大きな脅威となる。雨や雪の中を進むと寒さの数値が上昇、最大体力が低下し、ロックピックやスリの能力も低下する。寒さが極限まで達すると凍死しかねない。温かいスープを飲んだり、火のそばに立って寒さを減らさねばならない。冷たい川で泳ぐことは非常に危険であり、「炎のマント」の巻物などで寒さを防ぐのがいいだろう。

 サバイバルモードでは高速移動は無効であり、体力の自動回復もない。持ち運び量は大幅に減少し、重量オーバーになるとたちまち疲労状態になる。病気はさらに強力にさらに「疾病」という要素も加わった。体調不良を放置すると大きなペナルティを受ける状態異常にもなる。これらを治療できる「祠」は、ゴールドを捧げる必要があるようになった。吸血鬼やウェアウルフは対象を食べることで体力が回復できる。変身した状態では体温低下のスピードが大幅に緩やかになるという要素も追加された。

 様々な要素が追加されよりリアルで過酷な冒険が楽しめる「Skyrim」。コンシューマ版の対応も近日開始予定だという。日本語版も期待したいところだ。