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ウォーゲーミング、作曲家向けのミュージックコンテスト「Tank Factor」を発表
1位入賞者には、モスクワで山岡晃氏と一緒にライブする権利を提供
2017年9月22日 22:31
ウォーゲーミングジャパンは、「World of Tanks」のサウンドに特化したプレスカンファレンスを実施し、ミュージックコンテスト「Tank Factor」を正式発表した。応募期間は9月21日より10月18日まで。
「Tank Factor」は、現在コラボレーションプロジェクトが進行中の作曲家 山岡晃氏とのコラボ第2弾となる。その内容は、「World of Tanks」メインテーマをリミックスもしくはカバーし、その芸術性を競うというもの。アートやキャラクターデザイン、ジングルのコンテストはあったが、楽曲そのもののはコンテストはなかなかない。非常にユニークなコンテストだ。
応募方法は、専用ウェブサイトから必要なマテリアルをダウンロードし、カバー部門、もしくはリミックス部門の好きな方を選択し、完成した楽曲を録音したデータを送付するだけ。公開投票と、審査員による投票を経て、各カテゴリの優勝作品が決定される。
審査員は、山岡晃氏をはじめ、「World of Tanks」のオーディオチームリードのアレクセイ・タマノフ氏、「World of Tanks」コンポーザーのアンドレイ・クリク氏、アンドリウス・クリムカ氏の計4人。
賞品は、ベストカバー賞に選ばれた1名には、12月にロシアモスクワで開催されるオフラインイベント「WG Fest」で、山岡晃氏と共演できる権利と、Mackie DL32R ミキサーが贈られる。ベストリミックス賞に選ばれた1名には、山岡晃氏の上級特別クラス受講権およびMoog Sub 37 Tribute Edition アナログシンセサイザーが贈られる。
2位から10位までにもモニターシステムやマルチエフェクター、ボーカル用マイク、シンセサイザーなどが贈られる。まさに音楽制作に関心興味のある人向けのコンテストとなっている。
企画したウォーゲーミングジャパンのオザン・コチョール氏は、「これまで皆さんからたくさんのインスピレーションを得て今のウォーゲーミングがある。だから、皆さんに恩返ししたい。喜んでくれるかな? 音楽好きはぜひ参加して欲しい」とビッグプロジェクトを発表できたことを嬉しそうに語った。
本企画の主役である山岡氏は、「戦車ゲームなのに、音楽だけに特化した企画ということで、僕も大好きなSABATONと一緒にセッションができて楽しかった。凄くいい経験になるし、楽しいと思う」と演者の立場で参加を呼びかけた。