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ダチョウ倶楽部、鈴木奈々さんにキス芸を迫るも撃沈!「クレーンゲーム・オブ・ザ・イヤー」初開催!

7月31日 発売予定

受賞記念の楯を受け取ったダチョウ倶楽部(左側から上島竜兵氏、肥後克広氏、寺門ジモン氏)と鈴木奈々さん

 社団法人日本アミューズメントマシン協会(JAMMA)と一般社団法人全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(AOU)はクレーンゲーム・オブ・ザ・イヤー2017の授賞式を開催した。

 クレーンゲーム・オブ・ザ・イヤーは、クレーンゲームを愛する著名人を選出し、表彰するアワード。記念すべき第1回目は「芸人部門」としてお笑いトリオのダチョウ倶楽部、「芸能部門」として、タレントの鈴木奈々さんが選出された。

 ダチョウ倶楽部は有名コント“もしもクレーンゲームのような靴屋さんがあったら”によって、クレーンゲームの認知向上に貢献した功績が認められての受賞だという。リーダーの肥後克広さんは「30年以上やり続けてきて本当に良かった!」と、終始満面の笑みを浮かべていた。同じく、受賞した鈴木奈々さんはは子どものころから家族でクレーンゲームを楽しんでおり、現在でも「旦那とゲームセンターデートでクレーンゲームをプレイして、大興奮しています」と受賞の喜びを口にした。

「ついに30年以上やっているネタが認められた」と、嬉しそうに語る肥後さん。寺門ジモンさんいわく「今日はいつも以上にリーダー(肥後さん)のテンションが高くなってる」とのこと

 クレーンゲームの魅力について聞かれるとダチョウ倶楽部の3人は「取った景品を持って帰れるのが何よりも魅力。とくに最近だとぬいぐるみだけではなく、おもちゃやお菓子まで景品にある」とコメント。同じ質問に対し、鈴木奈々さんは「いっしょに誰でも楽しめる。みんなでやって、取れるか取れないかドキドキする」ところが興奮するポイントだと熱く語った。さらに「今後、どのような筐体が出たらやってみたいか」という質問に対しては「クレーンゲームが冷蔵庫になっていて、高級な牛肉とかが取れる」「協力プレイで力を合わせて景品を狙う」など、個性的なゲーム内容を挙げていた。

突如現われた机と靴。“もしもクレーンゲームみたいな靴屋さんがあったら”のコントが行われ、会場を沸かせた

 その後、「クレーンゲーム・オブ・ザ・イヤー2017」ということで、実際に筐体が用意されダチョウ倶楽部と鈴木奈々さんがクレーンゲーム対決をすることに。ルールは“先にぬいぐるみをゲットしたほうの勝ち”というもので、鈴木奈々さんが買った場合は「ダチョウ倶楽部のおごりでUFOキャッチャー1日やり放題」、ダチョウ倶楽部が勝った場合はなんと鈴木奈々さんが上島竜兵氏との「キス芸」に挑戦するという!

 お互いに“景品”を用意したところで、勝負開始! 勝負前は「絶対に勝てる!」と自信を見せていた鈴木さんだったが、なんと本番になって痛恨のミス。一方の肥後さんは「ふだんクレーンの役をやっているから」と、ぬいぐるみを1発でゲットしたことで、ダチョウ倶楽部側があっさりと勝利を収めた。

クレーンゲーム筐体を前に勝負開始! このときは自信たっぷりの鈴木さんだったが……
肥後さんはスライムのぬいぐるみを1発ゲット! あまりの“瞬殺”ぶりに、驚愕する鈴木さん

 これに対し鈴木さんは“泣きのもう1回”を頼み込み、ダチョウ倶楽部もこれを承諾。今度は「1番下手」だという上島さんが挑む。「絶対に舌を入れてべろべろにしてやる!」「(スポーツ紙の)一面に載ってやるからな!」という異様な迫力の上島さん。迫力に気圧されたのか、結果は先ほどと同じく鈴木さんのミスと上島氏の1発で取ったことによって、ダチョウ倶楽部が2連勝。文句なしの勝利を収めてしまった。

 舞台上に戻った上島さんは、さっそく鈴木さんに「キス芸」を迫る。が、鈴木さんは思わず「ホントにイヤ! 無理ッ!!」と、強烈な平手打ちを炸裂させた。ビンタを受けた上島さんは「さすがは百戦錬磨。リアクション芸人といえば出川哲郎か鈴木奈々か」と絶賛。このコメントに対し、鈴木さんは「素直にうれしいです! 上島さんのこと、芸人さんとして尊敬していますので!」と喜びの声をあげた。それを聞いた上島さんは「ウソつけ!」と激昂し(?)、再び「キス芸」にチャレンジ。しかし、より“いい音”を響かせるようになったビンタで拒否される結果となってしまった。

上島さん、「キス芸」がかかった勝負で、気合の1発取り!
舞台に戻った上島さんを待っていた景品は強烈なビンタの一撃だった!

 ダチョウ倶楽部の3人と鈴木奈々さんのトークで、終始笑いに包まれた「クレーンゲーム・オブ・ザ・イヤー2017」授賞式。最後に肥後さんは「もう後輩に同じネタとは言わせません! 今後もダチョウ倶楽部の代表作として、クレーンゲームがある限りこのネタを続けます!!」と宣言した。だが、すかさず上島さんは「クレーンゲームよりも先に俺たちの寿命の方が先に来るな」と、トークにオチをつけた。

 「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」の規制緩和、未成年の入場時間延長などが認められるなど、多くの改革が進められているアミューズメント業界。「クレーンゲーム・オブ・ザ・イヤー」の設立によって、クレーンゲームの楽しさがアピールされ、アミューズメント施設の活性化につながっていくかもしれない。

 はたして、今後はどのような著名人が選出されるのか……今から期待していきたい。