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DMM.com&ブラウニーズが「EGGLIA FESTIVAL 2017」通称「エグフェス!」を開催!

「エグリア」ファンと開発スタッフがトークで触れ合う夢のようなイベント!

7月1日 開催

場所:Theater Cafe&Dining STORIA 池袋西口店

会場が入ったビルの大型モニタには、イベント開催時間中のみ「エグリア」のムービーが流されていた
Theater Cafe&Dining STORIA 池袋西口店の入り口。壁にはさまざまな業界人のサインが。亀岡慎一氏のサインもどこかに……?

 DMM.com POWERCHORD STUDIOは、7月1日に池袋のTheater Cafe&Dining STORIAにて、ブラウニーズ制作のスマートフォン用RPG「EGGLIA~赤いぼうしの伝説~(以下、エグリア)」のファンイベント「EGGLIA FESTIVAL 2017」通称「エグフェス!」を開催した。

 この「エグフェス!」はまさしく「エグリア」ファンに向けたもので、開発スタッフによるトークショーや「エグリア」の最新情報、さらにはブラウニーズのスタッフと直接お話しができるなど、ファン感涙の内容が詰め込まれたイベントなのが特徴だ。

 当日参加したのは、事前に行なわれた100名を超す応募から、抽選をくぐり抜けてきた64名のファン。開演は14時からだったものの、12時30分の開場に合わせて会場には続々とファンたちが訪れた。なお、この日の来場者は9割近くが女性となっており、男性は1割ほど。本作のファンに女性が多いことをうかがわせていた。

 開場と同時に開かれた物販コーナーも盛況で、長い行列ができ、来場者が「エグリア」オリジナルグッズを買い求めた。この物販コーナーは「エグリア」のゲーム中に登場するキャラクター、ヒルダ&ヨルダが経営する「よろず屋」の出張所という形になっており、その名も「えぐり屋」。こちらにはさまざまなオリジナルグッズが用意されていたが、なかでも人気が高かったのが缶バッジだ。

 この缶バッジは500円1セット2個入りでカプセルに封入されており、各バッジの表面にはゲーム中に登場する精霊が1体描かれ、図柄は全21種類あるがどれが入っているかはランダム。これらはガシャポンから購入あるいは、直接、物販コーナーからおみくじ方式での購入が可能となっていて、記念にちょっとだけ購入する人もいれば、お目当ての精霊が出るまで何度も購入している人もいるなど、人それぞれに楽しんでいたようだ。

【開場前の様子】
会場直前のスタッフ、宮川真理氏(左)と杉田霞氏(右)がオリジナルグッズを手に記念撮影。さらに右の方にはTシャツ社長こと亀岡氏の姿も。なお、はっぴの背中面はブラウニーズのイラスト入り
当日の物販コーナー「えぐり屋」のラインナップ。これがゲットできるだけでもファンにとってはうれしいはず!
オリジナル缶バッジの入ったガシャポンは4台設置。正面パネルを見るとここにも「えぐり屋」の文字が
まずは物販コーナーへと向かう来場者たち。会場内には購入待ちの列
ウン万円をつぎ込み全種類の缶バッジを獲得した母娘も。「ゲームに課金できないのにここで課金しないでどうするのッ」とはお母様のコメント。くあぞーぬいぐるみは娘さんの手作りだとか
ファンから求められるサイン1つ1つに丁寧に応じる亀岡氏。なかには亀岡氏のこれまでの作品のパッケージにサインをお願いしているファンもいた
「エグリア」総指揮・キャラクターデザイン担当の亀岡氏
「エグリア」アートディレクション担当の津田幸治氏
「エグリア」の「プランナー3人娘」、左から松本沙紀子氏、杉田霞氏、宮川真理氏
「エグリア」のデザイナー、左から平野まあこ氏、佐々木麻里氏、井戸佑太氏

 14時から開催されたイベントは3部構成となっており、第1部「エグリアの野望」では、「エグリア」の総指揮・キャラクターデザインを担当した亀岡慎一氏、アートディレクションを担当した津田幸治氏、そして「プランナー3人娘」ことプランナーの宮川真理氏、杉田霞氏、松本沙紀子氏が登壇してのトークショーとなった。

 まずは1つ目の最新情報として、新機能「ペンキ屋」を公開。新住民「フェンネル」の存在と、家具に新たな色を塗ることができる機能が発表された。これにより、今まで以上に自分好みの部屋を作れるようになるだけでなく、住民「トントゥ」が呼び出しやすくなるというメリットも出てくる。自室のカスタマイズが好きなプレーヤーにはうれしい追加要素となりそうだ。

 つぎに、英語版「エグリア」の最新PVを初披露。日本語版と異なっているフォントによって、またちがった雰囲気がかもし出されており、キャラクター名が一部、海外向けにローカライズし直されていることなどの情報も合わせて発表された。発売時期などは「なるべく暖かいうちに」としながらも未定となるが、この海外版を日本で販売されている端末で遊ぶことは「可能」とのことだった。都合により映像はお見せできないが、こちらの続報についてはまた後日、お伝えしていきたい。

 拡張コンテンツについても、新情報があった。まず、追加されるたまごの存在や、新種族「ゴブリン族」、新フィールド「ゴブリンの森」のビジュアルを公開。しかも、新フィールドの写真には見たことのないモンスターや精霊の姿も垣間見え、ファンはかなり気にしていたようだった。さらに、追加家具についての発表も行なわれ、こちらは現状の家具の2倍ぐらいになるという。また「緊急速報」と題され、「エグリア」のオリジナルサウンドトラックが発売予定であることも明かされた。こちらはハーモニクス・インターナショナルより、2017年の秋ごろの発売を予定しているとのこと。

 第2部は「ブラウニーズと戯れよう!」と題され、第1部のスタッフに加えてデザイナーチームの平野まあこ氏、佐々木麻里氏、井戸祐太氏の3名も加わり、来場者とのふれあいトークが展開された。スタッフが5組に分かれ、各テーブルを一定時間ごとに訪れるというこの方式で、来場者は40分ほどの時間ですべてのスタッフと歓談。ここでしか聞けない開発秘話や、ゲーム内の設定やデザイン、ときには世間話などにも花を咲かせていたようだ。

 そして第3部は、デザイナーチームによる「ブラウニーズデザイナートーク」を実施。こちらは初公開となる蔵出しイラストを交え、それらについて各担当が解説を行なう形で展開した。ボツ案となった多くのイラストを見ながら、完成版に至るまでの経緯や苦労譚などが笑い話を交えて楽しく語られ、来場者も聞き入っていた。

 最後は抽選会が実施され、当選した来場者には貴重なサイン入りタペストリーや描き下ろし色紙、サイン入り非売品ポスターなど、この場限りの貴重なアイテムが手渡された。閉会の挨拶では「今回はプレイした人たちからさまざまな感想などが聞けてとてもよかった。これからも引き続き『エグリア』をよろしくお願いします(亀岡氏)」、「なかなかゆっくりお話しできなかったけど、皆さんと触れ合えてとても楽しいイベントでした(津田氏)」と述べ、閉会となった。

新機能の「ペンキ屋」。新住民「フェンネル」は「フーリーチン」という種族だという。家具の色を変更できるこの機能は、模様替えをしたいときに便利そうだ
新しくたまごが増える予定。どんなフィールドが生まれるのか今から楽しみ
新種族の「ゴブリン」。おでこが広くて可愛い。はたしてどんな役割を担っているのだろうか
新フィールド「ゴブリンの森」。右下の画面写真に映るモンスターや精霊が気になる
追加の家具も登場。自室をより可愛らしく、あるいは機能的にと、幅の広いコーディネートが楽しめる
「エグリア」のオリジナルサウンドトラックも登場する予定。収録曲、値段など内容の詳細は今後発表されることだろう
第2部は、ブラウニーズスタッフが来場者のいる各テーブルを回り歓談を楽しんでいた。右写真はファンにすっかり溶け込んでいる亀岡氏
第3部のでは秘蔵のイラストを公開。ヒルダ&ヨルダの初稿は今よりも女の子っぽさがあるデザインだった
初期にデザインされたチャボ。左はツノがないなど、今のチャボと比較するとまったく異なる印象。右はだいぶ今のチャボに近い感じだ
こちらは初期のタオチンとテカテ。ゲーム版と比較するとだいぶちがっていることがわかる
フィールドイメージボード。チャボがいるのは大きさ比較のため。「おかしな城」は、好きなように描いていたところNGを受けたが気づけば忙しさにかまけて後回しにしていたところ、そのまま製品版に生かされたという
ニーベルエッグのボツ案。同じエリアの卵でも、細かく描き分けられている。右下にはマイタウンの卵も
バル族の初期イメージ。「怒り」の表情を出してみたものの、全部ボツ。担当の平野氏は、その後「怒りとは……」と悩んでいたとのこと
UIも、かなりの数にのぼる案が出された。正解がどれだか、わかりますか?
くあぞー付きのくあぞー丸太。佐々木氏が説明文を見落として作ってしまったため、くあぞーを入れ忘れたという。その後、くあぞー付きを提出するも「これでいいです」と、くあぞー無しのものが採用された
UI案に負けず劣らず、宝箱案も多彩なものが用意されていた。なお、これらのなかに採用されたものはないとのこと
どこかで見たようなパーツを付けた謎のくあぞーと、泣き顔のアロエちゃん。もちろん、どちらも製品版には入っていない
抽選会では亀岡氏を始めとするブラウニーズスタッフの直筆サインと絵が描かれた色紙など貴重なアイテムが贈られた。タペストリーに左上に描かれているのは、チャボじゃなくてシャモー!

※ゲーム画面は開発中のものです