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「Forza Motorsport 7」、鈴鹿サーキットが4Kクオリティで復活することが明らかに
「Forza Motorsport 4」以来となる日本のサーキット収録へ!!
2017年6月16日 10:11
「Forza Motorsport 7」に、鈴鹿サーキットが復活することが明らかになった。E3 2017最終日の6月15日、「Forza Motorsport 7」の開発者セッションが開催され、より詳しい情報が公開され、鈴鹿サーキットを復活を含む様々な情報が明らかになったのでまとめておきたい。ゲームのインプレッションに関しては、「Forza Motorsport 7」プレビューで取り上げているので合わせてご覧頂きたい。
「Forza Motorsport 7」の開発者セッションでは、ブースで出展している試遊機とは別の、βバージョンを使って、ゲームモード等の情報が公開された。例によって撮影禁止だったため、テキストのみでの紹介となる点をあらかじめご了解いただきたい。
「Forza 7」のゲームモードは、シングルプレイキャンペーン「Forza Driver's Cup」、オンラインマルチプレイが楽しめる「マルチプレーヤー」、ドライバーのコスチュームを変更できる「ドライバーギア」、そしてクルマを好きな角度から観賞できる「Forzavista」、「Forza」シリーズ独自のミッションシステム「Forzathon」、手持ちのクルマをチューニングできる「チューニング/アップグレード」、「MODS」などとなっている。
今回説明が行なわれたのは、メインモードとなる「Forza Driver's Cup」だ。ゲームの基本的な内容はシリーズを踏襲しており、6つのディビジョンで構成され、各12種類のチャンピオンシップでポイントを一定数稼ぐことで、次のディビジョンにコマを進めることができる。これとは別に、ドライバーのレベルも存在し、レベルが上がると、ランクアップに必要なSPポイントやクルマ、そしてドライバーギアが手に入る。今回はレベル帯によってTierがわかれ、Tierによって報酬が変わるというスタイルになっているようだ。
ここで新しい要素となるのがドライバーギアだが、デモでは各車両3種類ずつだったが、実際は大量にあり、担当者の説明によれば300種類以上存在するという。ただ、コスチュームやヘルメットを変えることによって性能が変わるわけではなく、かといってオンラインマルチプレイで他の人に見せびらかすわけでもない。純粋にアクセサリー的な要素だ。
そのほかのモードは駆け足での紹介だったため、ほとんど確認できなかったが、画面分割モードも搭載しており、ローカル環境でのマルチプレイにも対応している。また、オンラインマルチプレイは、Xbox Play Anywhereに対応し、PC、Xbox One、Xbox One Xのユーザーとクロスプラットフォームプレイが楽しめる。
そして、最後の質疑応答で、「Forza Motorsport 7」プレビューでも触れたように、個人的に気になっていた、日本のコースの復活はあるのかと質問したところ、「『ForzaMotorsport 7』では鈴鹿サーキットが復活する。この発表ができることを誇りに思う」と嬉しそうに語ってくれた。なお、その他のコースについては担当者自身が情報を持っておらずわからないということだった。
「Forza」ファンはご存じのように、「Forza」シリーズは海外のフランチャイズでありながら日本のコースも収録しているのが売りになっていた。過去もっとも多くのコースが収録されたのは2011年にリリースされた「Forza Motorsport 4」で、鈴鹿サーキット、筑波サーキット、ツインリンクもてぎ、そして架空のコーストして富士見街道と、4つものロケーションを収録していた。
ところが2013年(日本は2014年)に発売された「Forza Motorsport 5」からスタートしたコースのHD化のあおりを受けて、日本コースはゼロとなり、「Forza Motorsport 6」でもそれが継続されていた。今回、日本を代表するサーキットである鈴鹿サーキットが4Kクオリティで復活したことで、日本のレースゲームファンにもアピールできる作品となりそうだ。