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簡単・爽快ショット! これぞ王道の「みんなのGOLF」! スマホ版「みんゴル」をプレイ
2017年6月2日 16:03
フォワードワークスは、Android/iOS用ゴルフゲーム「みんゴル」の配信を近日開始する。基本プレイ無料でビジネスモデルはアイテム課金制。サービスの近日開始に先駆け、6月2日より事前登録を開始した。
「みんゴル」は、プレイステーション・プラットフォームで“国民的ゴルフゲーム”として人気を集めた「みんなのGOLF」をスマートフォンで片手でプレイできるよう制作されたスマホ用ゴルフゲーム。今年で生誕20周年を迎える同作の“手軽にプレイできる”利点をスマートフォン時代に合わせて進化させると同時に、同作の持つ“爽快さ”を大切にしたゲームとなっている。
「みんゴル」では大きく分けて3つのポイントから成り立っている。1人でじっくりプレイすることでキャラクターを育て、キャラクターを徹底的にカスタマイズ、他のプレーヤーとプレイする対戦機能の3点だ。
操作は、中央にあるサークルをタップしてスタート。そのまま手前に引くと赤いゲージが伸びてくるが、ここでパワーを調節。この間、収縮を繰り返している中央のサークルが最も小さくなったときにタイミング良く画面から指を離すとショットとなる。サークルの中央のところでタイミング良く画面から指を離してショットすると「ナイスショット!」になるし、タイミングがあまりにも悪ければ、「ガーン」という衝撃と共にネガポジ反転のように画面が表示され、ショットに失敗する。操作自体は「みんなのGOLF」を踏襲し、タイミングを重視した、3段階方式となっている。
操作自体は片手の親指だけでできる手軽さだが、距離を見ながらのゴルフクラブの選択、風向きのチェックなど、ゲームをやりこむための要素は当然詰め込まれている。指2本で画面上をスライドすることでコースを俯瞰してみたり、ピンチアウトするとコースの任意の位置を拡大してチェックすることもできる。ショット開始前にボールをタップすると、ボールのどの位置を打つか指定でき、カーブやフックを掛けることもできる。
1人でコースを回る「ひとりでゴルフ」のときは、1ホールずつクリアしていくことになる。通常1番ホールから9番ホールまでをまとめてプレイすることが多いが、「みんゴル」で1ホールごとに区切られているのは、電車の中など少ない時間でもさくさくとプレイできるようになっているためだ。いわゆるクエストをクリアする感覚でホールにチャレンジしていくことになる。
各ホールでは、用意された項目を達成することでクリアとなる。また、エリアごとに登場するボスキャラクターとマッチプレー方式で戦うホールも用意されている。
コースは、東京タワーをバックにした「東京」をはじめ、「タヒチ」や「スコットランド」など世界の雰囲気を再現したコースが用意されている。
キャラクターは強化していくことができる。クリア報酬などでもらえる“能力ボール”を“育成ボード”に配置していくことで、自分好みのキャラクターに育てていくことができる。パワーに優れたキャラにするのか? ボールコントロールに長けたキャラにするのか? それともバランスを取るのか? 得意の分野を伸ばすのか、苦手なところをカバーするのかどうかはプレーヤーの選択次第となる。
プレーヤーのカスタマイズは「アバター」、帽子やシャツなどの「ウェア」、ゴルフクラブやボールなどの「ギア」で行なえる。「アバター」では、顔のパーツや髪型などを細かく設定することができる。ウェアはそれぞれ性能があるのだが、ウェアの組み合わせによっては特殊なスキルが発動することもある。
アイテム課金の要素はここにあり、ウェアやクラブといったギアなどのガチャはゲーム内通貨で引くことができるのだが、ゲーム内通貨は購入することもできる。
対戦は、ランクマッチとリアルタイム対戦の2種類が予定されている。ランクマッチは育てたキャラクターを戦わせる方式。リアルタイム対戦は、最大8人まで同時プレイ可能で参加可能。当初は機能制限されるというが、後々は部屋をつくって知り合いだけで集まって戦うといった機能も導入する予定だという。
発表会場では最新のバージョンが展示されており、実際にプレイすることができた。片手でもプレイできる、よくできたインターフェイスで手軽に楽しめるが、これまで「みんなのGOLF」をプレイしてきたようなやりこみ派であれば風を読み、芝の流れを見てプレイすることもできる。プレイしたテンポ感はまさに「みんなのGOLF」。気持ちいいテンポ感で進んでいく。
また、打った瞬間のおなじみの「カコン!」という感じの音や「シュー!」といったボールの飛んでいく音を聞くと、まさに「みんなのGOLF」をプレイしている感覚が戻ってくる。
電車の中などでプレイするときは音を消していることも多いと思うが、画面にはマンガのように擬音が表示され、「みんなのGOLF」をうまく表現してくれている。これがなかなか面白く、違和感なく「みんなのGOLF」の雰囲気を感じることができる。
「みんなのGOLF」をプレイしていると感じるのは、コースをすべて回るまでテンションを維持する難しさで、それこそがゴルフの面白さの1つだと思うが、「みんゴル」では1ホールごとに区切られているため、とにかくテンポが良い。数分で1ホールが終わるので調子が良ければ次々チャレンジしていけるし、スコアが崩れたら気分転換するのも良いだろう。
より手軽に楽しめる「みんゴル」。その先には対戦プレイなど奥深い世界が待っている。やりこみ要素も楽しみなところだ。
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