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【東京おもちゃショー2017】新「ベイブレード」、「スナックワールド」など注目アイテム目白押しのタカラトミー
2017年6月1日 21:22
東京ビッグサイトにて6月4日まで開催中の東京おもちゃショー2017のタカラトミーブースをレポートしていく。「ベイブレード」や「プラレール」など人気の主力商品はもちろんのこと、最新のオリジナルおもちゃも多数出展され、ビジネスデーの初日も大きな賑わいを見せていた。
レベルファイブの「スナックワールド」との連動トイがゲームと同時発売
タカラトミーブースの入口で今年の主力商品として大きな注目を集めていたのが、レベルファイブのクロスメディアプロジェクト「スナックワールド」の関連商品だ。
現在テレビ東京系で放映中のアニメーションに続き、7月13日にはニンテンドー3DSソフト「スナックワールド トレジャラーズ」が発売され、このソフトとも連動するおもちゃをタカラトミーが同日に発売する。
コレクション玩具「トレジャラボックス」には、「スナックワールド」の世界に登場するキーホルダー型の装備「ジャラ」か、モンスターやキャラクターが封印されたプレート「スナック」のいずれかが入っていて、この中に入っているNFCチップをNewニンテンドー3DSに読み込ませることで、ゲームに何かしらの特典が手に入るというものだ。
「トレジャラボックス」に入っているジャラとスナックはコレクション性も高めていて、特に前者はゲーム中やアニメに登場する装備と同じ3Dデータを元にしているため、ゲーム中とまったく同じ造形を集めて楽しめるのである。またゲーム中の主人公が持ち歩く携帯型デバイス「フェアリポン」も、ジャラやスナックと連動できるおもちゃとして7月13日に同時発売される予定だ。価格は「トレジャラボックス」が1個500円(税別)、「フェアリポン」が4,980円(税別)となっている。
左と右の両回転に対応したベイブレードバースト「レジェンドスプリガン」登場
発売から約2年が経過し、再ブームの兆しを見せている「ベイブレードバースト」の最新アイテム「レジェンドスプリガン」は、右回転と左回転のどちらにも対応したベイブレードだ。
通常のベイブレードはどちらか一方の回転しか対応していないものの、この「レジェンドスプリガン」は、レイヤー部分の裏側にあるドライバーをはめ込む穴を、付属のワインダーにある器具で設定することで、右と左どちらの回転もできるようになる仕組みだ。対戦相手によって回転方向を変えられるなど、カスタマイズにもより幅が出るのではないだろうか。この「レジェンドスプリガン」は、7月発売予定で価格は未定だ。
スマホの写真をインスタント写真にプリントする「プリントス」
スマートフォンで撮影した写真を、電源を使わずにプリントするというおもちゃがこの「プリントス」だ。機構は実は非常に単純なもので、組み立てた本体に写した写真を表示したスマホをセットして、それを本体下側にあるインスタントカメラで撮影するというものだ。非常にローテクながら感心させられるアイデア商品で、できあがってくる写真も独特のレトロテイストなのが楽しい。9月下旬発売予定、価格3,480円(税別)。
日本の伝統工芸とコラボレーションした「アートプラレール」を特別展示
タカラトミーの人気商品プラレールと、日本の伝統工芸職人の技を融合させた「アートプラレール 伝統工芸×プラレール」が、ブースに特別展示された。
おもちゃ作りに不可欠な「日本ならではの職人魂や繊細さ」を表現することをコンセプトに作られたこの「アートプラレール」は、夏の花火をモチーフに「江戸切子」、「箱根寄木細工」、「京都竹工芸」、「漆塗り」(今回は「漆塗り」のみ展示なし)の職人4名が、プラレールの本体部分を作りあげている。江戸切子以外の車両は、プラレールとしてちゃんと走らせることができるそうだ。
その繊細さは芸術作品と呼べるもので、一点物のため販売予定はなく、あくまで眺めて楽しめるものとなっている。