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東京おもちゃショー2016、タカラトミーブースレポート
宇宙に行けるVRトイ「宇宙の旅人」、新ダイアクロン、カメラ付きプラレール!
2016年6月10日 09:22
東京ビッグサイトにて6月9~12日まで開催中の「東京おもちゃショー2016」からタカラトミーブースをレポートする。今年のタカラトミーブースでは、様々な最新技術を導入したおもちゃが目立っていた。まったく新しいシリーズから定番アイテムまで、一歩先をいく楽しさを秘めた製品が登場している。そんなタカラトミーの最新製品をここに紹介しよう。
「カミワザワンダ」、「タイムボカン24」など、アニメ関連アイテムが数々登場
今年4月より放映中のタカラトミー企画のアニメーション「カミワザワンダ」のキーアイテムとなる「カミワザショット」と「カミワザフラッシュ」がいよいよ発売となる。主人公のユートが使うこれらのガジェットは、モンスター「プロミン」を捕獲したり探したりする、劇中同様の遊びが可能だ。それぞれは別売の「カミワザプロカ」というカードと連動していて、カードに内蔵されたICチップを使った成長要素などもあるそうだ。
そして当日発表された、タツノコプロ×レベルファイブによる10月放映開始予定のアニメ「タイムボカン24」のおもちゃが早くも出展されていた。1975年に放映された「タイムボカン」をリスペクトした本作の主役メカは、当時同様カブトムシ型の「メカブトン」。本作ではこのメカブトンが2足歩行タイプのロボットに変形するそうだ。このメカブトンのおもちゃ「DXメカブトン」は変形機構のほか、他の虫型ロボットと「コスプレドッキング」して、「野球王」、「海賊王」などのフォームに合体変形が可能。それぞれには音声や発光などのギミックも内蔵され、プレイバリューが広がっている。
おもちゃ業界にもVRの波到来!? 「JOY!VR 宇宙の旅人」
ゲーム業界で盛り上がりを見せつつあるVRはおもちゃ業界も目をつけていて、タカラトミーからもVR製品が発売される予定だ。この「JOY!VR 宇宙の旅人」は、スマートフォンを使って手軽にVR体験ができるゴーグルで、付属の専用コントローラーと専用アプリによって、VR内の宇宙空間を自由に行き来できるという、インタラクティブ性を持たせている。
サブタイトルの通り、宇宙ツアー、惑星探査、宇宙遊泳、プラネタリウムなどの宇宙関連の映像が用意される予定となっている。もちろん一般のVR映像のビューアーとしても使用可能だ。
ギャグをしゃべりまくりの目覚まし時計ロボ「爆・笑太郎」
同社が展開する「オムニボット」シリーズの最新作は、ギャグをしゃべるロボット「爆・笑太郎(ばく・しょうたろう)」だ。頭部に時計を装備した目覚まし時計タイプのロボットで、アラームの代わりギャグをしゃべるというギミックを内蔵している。内蔵されたギャグは1,300個以上にものぼり、1日1個つ聞いたとして、2020年まで毎日違うギャグを聞けるという算段だ。
そのデザインは過去にトミーが発売した「コックロック」というロボット型時計を踏襲しているが、電波時計内蔵で実用面での機能は大幅にアップしている。音声はあの人気バラエティ番組のナレーションでもおなじみの汎用音声合成を採用しているとのことで、あのシュールな声で聞くギャグもまた楽しい。
新生「ダイアクロン」第2弾は「ビッグパワードGV」に決定
5月末に発売され「ダイアバトルスV2」が発売され好評を得ている新生「ダイアクロン」の第2弾となる「ビッグパワードGV」が発表された。3機の「パワードマシン」が合体する初代「ビッグパワード」のギミックを踏襲し、合体とともに隊員の戦闘強化服「パワードスーツ」を本体に収納できるようになっている。
ブースには新型のパワードスーツのみが展示されていて、ビッグパワードGVはまだ出展されていなかった。その全貌は、今年7月に開催されるワンダーフェスティバル2016夏にて明らかになるそうだ。また発売中のダイアバトルスV2のバリエーション「破壊工作タイプ」、「重装強襲タイプ」も参考出展されていた。全て発売日、価格とも未定となっている。