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全国5都市を巡る「ドラゴンクエストXI カウントダウンカーニバル」スタート!

実機プレイやトークのほか、「しばりプレイ」という機能を初公開

7月29日 発売予定

価格:
PS4 8,980円(税別)
3DS 5,980円(税別)
ダブルパック 14,960円(税別)
プレイ人数:1人

 7月29日に発売予定のプレイステーション 4/ニンテンドー3DS用RPG「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」を、いち早く試遊できる体験イベント「ドラゴンクエストXI カウントダウンカーニバル」。全国5都市で開催されるこの体験イベントの「大阪会場」の回が開催された。

 会場では、ゲームデザイン&シナリオを担当する堀井雄二氏とプロデューサーの齊藤陽介氏が、制作秘話や最新情報を語るスペシャルステージが行なわれたので、その模様をお伝えしていこう。

砂漠の町「サマディ」周辺でのイベントやボス戦を、PS4と3DSの両方で実演プレイ!

 スペシャルステージには、MCを務めるタレントのJOYさん、そしてゲームデザイン&シナリオを担当する堀井雄二氏とプロデューサーの齊藤陽介氏が登場した。

 この日の5月27日がアニバーサリーデイであり、いよいよ31周年目に突入したことを紹介しつつ、このカウントダウンカーニバルの会場で配布している小冊子について触れていく。

 この小冊子では堀井氏、鳥山氏、すぎやまこういち氏の対談が収録されているのだが、実はこの3人が一堂に会したのはこれが初めてのことなのだとか。ファン必見の小冊子だ。なお、小冊子のデジタル版がマンガアプリ「ジャンプ+」に近日無料配信されるそうなので、会場にいけないという人はぜひそちらをチェック頂きたい。

会場で配布されている小冊子では、初めて行なわれた堀井氏、鳥山氏、すぎやまこういち氏の対談が掲載されている

 今作のストーリーやテーマに聞かれた堀井氏は、今作のテーマは初心に返って「勇者の物語」としたと回答。だが一方で、主人公は勇者なのに「悪魔の子」と呼ばれ追われる身になるという。その追われながらの旅という物語を構築するのはバランスが難しくて苦労されたそうだ。

主人公は勇者でありつつも、悪魔の子として追われる身にもなるという

 この体験会でプレイできるのと同じものを使っての実演プレイも披露された。まずはPS4版から、砂漠の町「サマディ」周辺から、この地のイベントに関連したボスに挑むまでを見せていく。

 キャンプ地では設置されている鐘を鳴らして、馬を呼び出していた。乗り込めばスピーディーな移動ができるだけでなく、ダッシュすると弱いモンスターははじき飛ばすこともできる。ただし、大型のモンスターははじき飛ばせず戦闘に突入する。

砂漠の町「サマディ」周辺で、王子のサソリ退治を手伝うというシーンをプレイ。キャンプ地で鐘を鳴らして馬を呼んで乗り込んだりという要素も披露した

 出現したボスは巨大なサソリの「デスコピオン」!全体攻撃やマヌーサ、ルカナンなどの呪文が厄介な敵のようだが、このときのプレイ用データには特別に強化されていた「はがねのつるぎ+3」が用意されており、危なげなく撃破できていた。

巨大サソリのボス「デスコピオン」とバトル!

 続いて、全く同じイベントとルートを3DS版の2Dモードでプレイ。同じ場所でのイベントや会話でも、見せ方の違いで全く印象が変わるのがよくわかるものとなっていた。

PS4版でプレイしたところと同じ内容を、3DS版の2Dモードでプレイ。同じイベントであっても印象が大きく変わってくる

堀井氏への質問コーナーも行なわれた。

 最初の質問は、「今作を作るにあたって参考にしたものはありますか?」というもの。この質問に堀井氏は今作の制作前にマチュピチュに行ってきたと回答。マチュピチュまでは移動時間も長く大変な旅行になったそうだが、現地で見られたものは素晴らしかったそうだ。それがゲーム中にも影響を与えているという。

「マチュピチュ」に感銘を受け、ゲーム内にもそれが影響していると思えるところがあるという

 続いての質問は、「公式サイトなどでさりげなく入っている白い生き物」について。これは「時の化身」という名前の生物だそうで、ネタバレになるので詳しくは話せないとしつつも、ストーリーにも関わるある役割を担っているということだ。

白い生き物は、「時の化身」という意味ありげな名前。ゲーム中のそこらじゅうにいるそうなのだが、どんな役割なのかはまだ語られなかった

 最後の質問は、「世界にはどんな村や町があるのでしょうか?」というもの。拠点となる町や城は20ほどあるそうで、この日は「ホムラ」というジパングっぽい雰囲気の和風な町のアートワークも公開された。遠くに火山が見えていたり、村のなかに湯気のあがっている温泉らしきものがあったり。ここでも何か大きな事件が起きてしまうそうだ。

「ホムラ」という和風の町のアートワークが紹介された

「しばりプレイ」という要素を初公開!

 ステージイベントの最後に紹介されたのは、初公開の「しばりプレイ」という機能! 縛りプレイとは、「何かゲーム内の要素を自主的に使わないようにして難易度を高める」ものだが、これをシステム側で用意したという。公開された画像では「買い物ができない」という「しばりプレイ」だが、しばりの要素は全部で4つ用意しているということだ。

初公開の「しばりプレイ」の様子。店で買い物をしようとしたものの、「買い物できない」というしばりプレイ中なので、店主に断られてしまっている

30周年を振り返るWeb映像「あの頃、僕らは勇者だった」を公開!

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