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ゲーミフィケーション語学学習アプリ「Duolingo」に日本語コースが登場

旅行、食べ物、趣味をテーマに単語や文法が学べる

5月19日 配信

価格:無料

 Duolingoは、言語を学べる教育アプリ「Duolingo」より、iOS版「英語話者向け日本語コース」を5月19日に配信開始した。価格は無料。

 「Duolingo」は、学習の過程にゲームの要素を組み込んだゲーミフィケーションを採り入れた語学学習アプリ。日本では、すでにAndroid/iOS用「英語コース」が無料配信されている。ゲーム感覚で学べるレッスンは1日10分で完了するため、手軽に学習できる。日本人ユーザー数は400万人に及ぶ。

「英語話者向け日本語コース」配信開始

 日本語コースでは、旅行や食べ物、趣味をテーマとした単語や文法を学ぶことができる。最終レッスンでは、2020年東京オリンピックで使える言い回しや、日本のアニメや漫画の表現などを教えてくれるボーナスレッスンが用意されている。英語話者の視点から英語を学ぶこともできる。

 教育ガイドラインの研究を元に作られている本コースには、日本語の教え方や学び方、学習成果の評価の仕方を考えるためのツール、JF日本語教育のスタンダードが含まれている。また、日本語検定試験「JLPT N5」に合格するために必要な言語や文法を学ぶこともできる。

【Duolingo 創業者・CEO ルイス・ヴォン・アン氏コメント】

「Duolingo」が配信されてから5年間の間で、このコースは一番要望が多く、優先的に配信されました。ソーシャルメディアで情報をシェアしても、多くのユーザーから “それは、良いね! でも、いつ日本語コースは配信されるの?”という反応がありました。

【Duolingo ニア・ソフトウェア・エンジニア 嶋英樹氏コメント】

 日本人-日本語話者として、何億人もの人たちが日本語を学べるコースに携われることにと ても光栄に思っています。コースをより効率よくするために新たな形式とコンテンツを作成したことに対してとても誇りを持っています。