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「パラッパラッパー」、「押忍!闘え!応援団」の開発者タッグによる、完全新作音楽ゲームが発表

5月15日 クラウドファンディング開始

ラップバトルの行方はプレーヤー次第!

 「PROJECT RAP RABBIT」チームは、PS4/PC用音楽ゲーム「PROJECT RAP RABBIT(タイトル未定)」において、5月15日よりKickstarterにて、クラウドファンディングをスタートした。最低目標金額として110万ドルを目指し、以降の達成金額ごとにプラットホームや言対応語の追加、ゲームモードの追加などを予定する。価格、発売日と日本での発売は未定。

 「PROJECT RAP RABBIT(タイトル未定)」は、「パラッパラッパー」、「ウンジャマ・ラミー」、「ビブリボン」などを手掛けた松浦雅也氏(七音社)と、「ギタルマン」、「押忍!闘え!応援団」シリーズなど数々の音楽ゲームを手掛けた矢野慶一氏(イニスジェイ)が初めてタッグを組み手掛ける、ラップを題材にした完全新作の音楽ゲームプロジェクト。

 「音ゲーを再び偉大にしよう!」をコンセプトに、「パラッパラッパー」、「ギタルマン」に代表される”ストーリーをベースにした音楽ゲーム”の再生を目指し、Kickstarter上でゲームファンたちの支援を募る。英国のゲーム出版会社PQubeがパブリッシャーとなり、日本での発売は未定となる。

 本作の舞台は、16世紀頃の日本と未来的な世界が融合した世界。主人公であるウサギの少年「兎々兎丸(ととうまる)」は、普段は農民だが、現代のラップのような「拍子物言い」を操ることができる。兎々兎丸はこの拍子物言いの不思議な力によって、時には戦の指揮を取り、時には殿様を説得し、荒廃した時代を動かし、駆け抜けていく。

【兎々兎丸】本作の主人公。「拍子物言い(ラップ)」を駆使し、様々な困難に立ち向かっていく
【カエルの殿様】兎々兎丸が仕えている殿様
【お玉丸】カエルの殿様の息子で、兎々兎丸の友達

 ゲームシステムとして、タイミングに合わせてボタンを押す従来のベーシックな音楽ゲームを踏襲しつつ、プレーヤーが自ら考え能動的にプレイできるゲームを目指している。相手キャラクターの感情や反応などを判断し、エモーションアイコンを選びながらプレイすることによって、主人公のラップの内容と相手の返しが次々と変化していく。よりリアルタイムに近い形でリリック(歌詞)をコントロールすることで、本物のラップバトルのような感覚でプレイできることが、本作の大きな特徴となる。

 ​5月20日と21日に開催される「A 5th Of BitSummit」(フィフス オブ ビットサミット)において、松浦氏から本プロジェクトの紹介がされる予定。