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「すべてにおいて突き詰めたゲーム」と社長が語る「黒騎士と白の魔王」、本日配信開始!

4月26日 配信開始

 グラニは4月25日、Android/iOS用RPG「黒騎士と白の魔王(以下黒騎士)」の発表会を開催し、4月26日より配信開始となることが発表された。

 発表会ではMCとしてゲームキャスターのStanSmith氏と公式動画チャンネル「くろこちゃんねる」における黒騎士の“中の人”ぱおぱおさんを迎え、発表会ではゲームの魅力やアンバサダー・プログラム、公式チャンネルについて語られた。

谷氏、「黒騎士」の魅力とその裏に隠された熱い想いを語る

グラニ代表取締役社長 谷 直史氏

 はじめに登壇したのは、グラニの代表取締役社長、谷直史氏。

 元々MMOのトッププレーヤーだったという谷氏はゲームが大好きだという。ゲームは本来、年齢や性別を問わずスポーツのように楽しめるカジュアルなもので、普段ゲームをやらない人にも「ゲームって最高に楽しい!」と知ってもらいたいという想いがゲームシステムを考える原動力となっていると語った。一方、もちろんヘビーなゲーマーにもやりこんで楽しんで欲しいという想いもあり、「黒騎士」は見た目のシンプルさとやりこみに耐えうるゲーム性の2点を重視して開発したと述べた。

 それを主眼に、ゲームそのものの面白さを奥底まで突き詰め、分解し、スマホに最適化した答えが独自の戦闘システムである「ウェイトシステム」だという。他にも「ウェイトシステム」を用いたリアルタイムギルドバトルや、ランダム要素の強い生産、ゲーム内通過で成立する経済「バザーシステム」など、「すべてにおいて突き詰めたゲーム」だと自信を覗かせた。

ウェイトシステムについて

ユーザー主導のアンバサダープログラムと「黒騎士アンバサダー&U」

グラニ事業戦略室 黒田 俵伍氏

 次にグラニ事業戦略室の黒田俵伍氏から、アンバサダープログラムについての紹介があった。「黒騎士アンバサダープログラム」とは、ユーザー自身が黒騎士の広報大使となって黒騎士の魅力を広めるシステム。アンバサダーになる為に必要となるのはSNSのIDとメールアドレスのみで、SNSでの投稿やtwitterなどで黒騎士について情報を発信すると経験値がたまり、アンバサダーとしてのレベルが上がっていく。レベルが上がると限定イベントに招待されたり、後述の「くろねこちゃんねる」にゲスト出演できたりと、様々な特典が用意されるという。ユーザー主導でゲームの輪を広げていくというシステムだ。

 加えて「黒騎士アンバサダー&U」と銘打ったタイアップ企画も行なっていくという。本日はなんとジュノン・スーパー・ボーイ・コンテストとのタイアップが発表された。ジュノンボーイ候補者1,000名が黒騎士アンバサダーとなってファンと交流するのに加え、このアンバサダーとしての活動結果はジュノンボーイの選考にも組み込まれるとのこと。さらに、アイドルや芸能人などとコミュニケーションが取れるSHOWROOMやCHEERZといったサービスとのタイアップによって、今まで著名人とは一方通行のコミュニケーションだったところを、双方向のコミュニケーションをとれるようになることを目指すという。普段ゲームをあまりプレイしない層に向けて、ゲームの面白さを伝えるのが狙いだ。

「黒騎士アンバサダー」とは

「くろこちゃんねる」内容&メンバー紹介

「くろこちゃんねる」メンバー

 最後に公式動画チャンネル「くろこちゃんねる」出演メンバーと、番組の紹介が行なわれた。メンバーは、ぱおぱおさん、ダリアさん、ちなさん、まがわるいさんの4名。本日の発表会で上映された番組内では、ぱおぱおさんとダリアさん、ちなさんとまがわるいさんがそれぞれチームを組み、ギルド戦を実際にプレイしていた。ギルド戦のルールは制限時間内により多くGPを稼いだほうが勝利というもの。全滅が勝利条件でないのが重要な点で、たとえ全滅したとしても一定時間の後に復活が可能だ。GPはダメージに限らず回復や蘇生でも貯まるということで、勝つためには自軍がGPを稼ぐとともに、敵軍の行動を状態異常などで封じていかにGPを稼がせないか、というのが鍵だという。試合の結果としては各個撃破の作戦を取ったちなさん、まがわるいさんチームの勝利となった。今後の動画でも、ゲームの醍醐味である連携マルチプレイの面白さを中心に放送していくということで、目が離せない。

ヒーラーとしてメディア対抗ギルド戦に参加!しかし……

 発表会の最後には、参加したメディア各誌対抗のギルド戦が開催された。参加者は「黒の騎士」チームと「白の魔王」の2チームに分かれ、ランダムにロールが割り振られた。筆者の担当は白の魔王チームのヒーラーだ。

 役割はもちろん回復、蘇生、状態異常の解除、バフなど……のはずだったのだが、4vs4の8人が入り乱れるのゲーム画面の中で敵、味方の状態を把握しながらの行動は正直とても難しかった。スキルを使うのに必要なMPを枯渇させたり、そもそも回復が間に合わなかったりとへっぽこヒーラーっぷりを遺憾なく発揮してしまった。

 その結果かどうかはわからないが白チームは敗北。しかし、敗けてしまったとはいえそれぞれのロールが活躍するギルド戦はとても楽しむことができたし、状態異常によって敵味方が踊りだす姿は必見ものだった。試合が終わった後にも、もっとああすれば、こうしておけば、というように考えるのも面白く、奥の深いゲームであると感じた。

 「黒騎士と白の魔王」は本日4月26日配信開始。新たなゲームをお探しの方、やりこみ甲斐のあるゲームをお探しの方は是非プレイしていただきたい。