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タミヤ、プラモデル「1/48 ドイツ重駆逐戦車 エレファント」発売決定
ドイツの巨象、対地雷コーティング再現シートとともに登場
2017年2月22日 16:49
タミヤは、1/48 ミリタリーミニチュアシリーズよりプラモデル「1/48 ドイツ重駆逐戦車 エレファント」を3月11日ごろ発売する。価格は2,160円(税込)、全長172mm。
重駆逐戦車エレファントは、1942年、対戦車用に設計された駆逐戦車「フェルディナント」の改修型。フェルディナントは長大な71口径 8.8cm対戦車砲を装備し、200mmにも及ぶ分厚い前面装甲を備えた重戦車で、1943年の「クルスクの戦い(ツィタデレ作戦)」では戦車582輌、駆逐戦車103輌、野砲133門、対戦車砲344門を撃破する戦果を挙げた。
フェルディナントがクルスクの戦いにて得た経験をもとに火炎対策や駆動機構の改修といった大規模改修が行なわれ、フェルディナントは「エレファント」へと改称される。改称後はイタリア戦線・東部戦線へ配備されて大戦末期、ベルリン攻防戦へ及ぶまで奮戦を重ねるが、最終的に残った4輌のエレファントは残置、または捕獲されることとなった。
プラモデルでは、強力な8.8㎝砲を備える固定型の戦闘室を実車の溶接ラインに準じた部品分割により再現。前方を見据える指揮官の半身像と所属を示すデカールが付属する。
また、エレファントの製造時に施された対吸着地雷用コーティング「ツィメリット・コーティング」を再現するシートも同時に発売される。台紙からシートを切り抜いて貼るステッカータイプで、シートの上から塗装を施すことも可能。価格は648円(税込)。
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