ニュース
「ブレイドアンドソウル」大型アップデート「奔想」最新情報をチェック!
修練システムの大幅リファインに注目! 待望の新インスタンスダンジョンも追加
2017年2月24日 13:00
エヌ・シー・ジャパンは、2月22日にWindows用MMORPG「ブレイドアンドソウル」の大型アップデート「奔想」を実施した。
この大型アップデートにて実装されるのは、新たな修練システムや3つのインスタンスダンジョン(以下、ID)、そしてリニューアルされたいくつかのシステムとなっている。今回は、これらの内容について紹介していきたい。
キャラクター育成の要、修練システムが大幅に変更!
今回のアップデートにおいて既存プレーヤーがもっとも変化を感じられるのが、修練システムの変更だ。まず武功についてだが、これまでは獲得したポイントを割り振って習得していたものが、級も含めてすべてレベルアップによって習得が完了する形になる。これまでとはまったく異なる成長システムではあるが、シンプルになったことでユーザー的には利便性が増した、という感じだろうか。
また、新たにホン門ポイントシステムが登場する。こちらは「ホン門神功レベル」が1上がるごとに「ホン門ポイント」を5ポイント獲得可能というもので、「ホン門神功レベル」は最大20。つまり、レベル最大になると100ポイントの「ホン門ポイント」がたまる。
この「ホン門ポイント」は、攻撃または防御のポイント枠いずれかに割り振っていくことでそれぞれのステータスにボーナスが付与され、キャラクターが強くなっていくという仕組み。どちらにどれだけのポイントを割り振るかは自分で決めることができ、ポイント数が特定量に達すると下表のような形でボーナスを得ることもできる。
攻撃あるいは防御特化型にしてごっそりとボーナス値を得る、バランスよくポイントを割り振って攻防そつなくこなせるキャラにする、など育成方法はプレーヤー次第というわけだ。また、ポイントの再設定は何度でも自由に行なえるのもうれしいところ。自分が納得できるバランスになるまでとことん調整を重ねてほしい。
3種類のインスタンスダンジョンを実装!
新たなIDとして「渦動の寺院」、「偽りの安息所」、「知られざる殿堂」が追加される。うち「渦動の寺院」、「偽りの安息所」の2つは伝説級24人用IDということもあって、かなりの歯応えがあるとのこと。各IDの特徴については以下で解説していく。
伝説級24人用インスタンスダンジョン:「渦動の寺院」
外伝クエストの主要キャラクターとして知られる「ジュリア」がいる、「魂輪派」の本拠地となっているのがこの「渦動の寺院」だ。合計3カ所にネームドモンスター(以下、NM)が配置されているが、今回のアップデートでは第2のNMまで挑戦可能となっているとのこと。
ちなみに、このIDではNMのほかにも道中に既存ID「悲嘆の雪獄宮」のボスとして登場する金翔龍&銀翔龍や、イルガといったモンスターがパワーアップして出現。さらに、それらのボスにたどり着くまでにも相応の苦労が強いられる戦闘が多発するので覚悟して進めていきたい。
最初のNMは焦熱王、極寒王の2体。これらは同時に出現するが、交戦中は焦熱王、極寒王の出現エリアが分断されて、対峙するメンバーが行き来することはできない。またギミックも強力で、1つ対応を間違えれば即全滅も有り得るほどなので、敵の動きやギミックに注目しつつ戦いたいところ。
2番目のNMは白魔霊と呼ばれる敵で、今回実装されるNMのなかでも最強レベルの強さを誇るという。一気に撃破したいところではあるが、ダメージソースはギミックによるものがメインとなっており、力押しができないだけに攻略難易度は高めのようだ。
伝説級24人用インスタンスダンジョン:「偽りの安息所」
「偽りの安息所」は、「法機研究所」を占拠している「紅の帝国軍」が支配するID。その特徴の1つとして、ダンジョンの一部が迷路になっている点が挙げられる。この迷路、実は毎回ランダムでルートが変化するという非常に厄介なものだ。
ちなみに、出口に到達したプレーヤーがそこにあるスイッチを操作すると、その時点で通路中央にゴールへとつづく一本道が出現する。そのため、参加プレーヤーが手分けしながら出口を探しつつ進むのが、クリアへの近道となりそうだ。なお、迷路内にはトラップが用意されており、油断をしていると手痛いダメージを受けてしまうので注意すること。
NMは、最奥部に覇赤王という敵が控えるのみだが、2カ所で門番NPCが2種類待ち構えていることもあって、決して楽な道のりではない。また、覇赤王との戦闘においては多様なギミックが発動し、攻略的な難易度で言えば「渦動の寺院」に登場した白魔霊よりも上であるという。何度も挑戦し、参加メンバー全員がギミックについて理解したうえで撃破を目指したい。
英雄級6人用インスタンスダンジョン:「知られざる殿堂」
メインストーリーでもその名を目にする「黒龍教」の総本部である「知られざる殿堂」は、2カ所にNMが待ち受けているID。先に紹介した2種類のIDが24人用だったのに対して、こちらは6人用のIDとなっている。先に紹介した2つのIDほどではないものの、現在実装されている6人用のIDとしては最高の難易度であるということなので気は抜けない。
NMは2種類が登場。最初に登場する大神官 サミサは多彩な毒を中心に攻撃を仕掛けてくる敵で、攻撃を受けるとその毒がどんどん蓄積されていく。やっかいな攻撃ではあるのだが、一方ではその状況を生かした反撃方法もあるということなので、活用していきたいところ。
最奥部に登場するNMの尽天魔王は素早い動きによる激しい攻撃を行なってくる敵だが、その攻撃にはデバフ効果が付与されている。しかも、デバフの効果が一定回数まで重なるとプレーヤー側がさらに不利な状況になる効果も重ねて付与されることになるため、注意が必要だ。また、尽天魔王は自身のHPが一定量減るたびにその攻撃パターンが増加していくという特徴もある。こちらについても気をつけながら戦いたい。
その他のアップデート内容について
今回実施される大型アップデート「奔想」では、ほかにもいくつかのアップデート要素が用意されている。ここでは、それらについても解説していく。
●メインストーリー、外伝クエストの追加
メインストーリーとして、エピッククエスト7幕の終了までが追加される。また、それに加えて黒龍教ならびにジュリアにまつわる外伝クエスト「魂輪絶壁」も追加される。
●インスタンスダンジョンの難易度を緩和
これまでは、同じIDでも4人用、6人用という形で、それぞれのIDの難易度は参加できる人数を制限することで調整されてきた。しかし、アップデート以後は4人用を撤廃し、すべて6人用へと変更される。さらに各IDは比較的簡単な「一般」、難易度の高めな「熟練」という2種類の難易度が設けられ、選択可能となる。
●「ホン門修練場」を追加
武功やダンジョンに登場するボスの動作を学習できる「ホン門修練場」というコンテンツが追加される。これは言うなれば対戦格闘ゲームのチュートリアル的なもので、コンボ練習やボスとの戦い方を学べるというもの。
●神功牌の合成が可能に
2種類の英雄神功牌同士を合成できるようになるシステムが追加された。これによって合成された英雄神功牌は伝説神功牌となり、より強力な能力を発揮できるようになる。
以上が大型アップデート「奔想」の内容となる。最初に紹介した修練システムの変更については、ゲームバランスに著しく影響する要素だけにコアプレーヤーはとくに気にかかる部分だと思うが、基本的には上方修正となっているため、アップデート以後はよりゲームを楽しめるようになるはず。とくに「ホン門ポイント」はかなり奥が深そうな印象なので、ぜひ色々と試してみていただきたい。
(C)Blade&Soul(R) is a registered trademark of NCSOFT Corporation.
(C)2014 NCSOFT Corporation.NC Japan K.K. was granted by NCSOFT Corporation the right to publish,distribute and transmit Blade&Soul in Japan. All rights reserved.