ニュース

【JAEPO2017】ついにベールを脱いだアーケード版「SOUL REVERSE」

体験プレイもしてきました!

2017年夏 稼働開始予定

ついに動いたアーケード版「SOUL REVERSE」

 2016年10月の発表会で制作していることが明らかになったアーケード版ゲーム「SOUL REVERSE」。同11月に開催された「セガフェス」ではスクリーンショットとキャラクターイメージが公開されていたが、2月10日に開催された「JAPAN AMUSEMET EXPO 2017」(以下、JAEPO)のセガブースには試遊体験ができるコーナーも設置され、初めて動く姿を見ることができた。

 なおJAEPOのセガブースでは「SOUL REVERSE」のステージイベントも開催。開発プロデューサーである三上岳彦氏と声優の長谷美希さんによるトークセッションも行なわれた。

 開発した狙いについて三上氏は、「私が以前『ボーダーブレイク』というゲームで多人数対戦のゲームを作ったが、ゲームが上手な人はもちろんだが、ゲームがあまり上手でない人も楽しんでもらえた。これはまだまだ多人数対戦のゲームで遊びたい人は多いんだろうなと思い、よりわくわくする、ファンタジーをテーマに多人数対戦を作ろうと。同時にスマートフォンとか、時代も変わっていったのと、お金の払い方も便利になってきた。そのあたりも次の時代を見越して、新しくしたいい製品を作ろうとしたのがきっかけ」と語る。プレッシャーについて聞かれると「商談日の今日はプレッシャーを感じる」とコメント。

 長谷さんはゼノビアという女王役を演じている。ゼノビアは英霊の中の1人。「先行配信されたり、本当にうれしい限りです。皆さんに早くプレーヤーキャラクターとして使ってもらえるとうれしい」と長谷さん。

「SOUL REVERSE」開発プロデューサー 三上岳彦氏
本作で「ゼノビア」を演じた声優の長谷美希さん
ルーチェ
パンドラ

 なお本作では、新型の汎用筐体が使われている。特徴的なのは32インチのタッチパネルモニター。ゲームボードも一新されており、三上氏によると「詳しくは言えないが、現行機の数倍の性能」があるとのこと。「いい絵が出せるのもそうだが、長期運用についても考えられている」(三上氏)。

 ペリフェラル部にはキャラクターのコントローラーと、A、B、Cボタンに加えて、親指でトラックボールのようにカメラを操作するコントローラーもついている。加えてセンターにはUSBチャージングポートとヘッドフォンジャックを用意。三上氏は「最近はスマートフォンをお持ちだと思うが、ゲーム中に攻略情報を見たり、遠くの友達に協力対戦で電話をしたいと思っても、肝心の時に電池がなくなっちゃう。それに応えるために、ここにケーブルを差してスマホを繋げると充電できる」とのこと。「スマホ版の『SOUL REVERSE ZERO』をプレイしながら果てしなく遊ぶとか(笑)」(三上氏)。

 プレーヤーキャラクターだが、「ウォーリア-」、「ナイト」、「メイジ」、「レンジャー」が用意されている。オールラウンダーとして戦えるのがウォーリア-、攻撃力と防御力が優れているナイト、魔法攻撃をするメイジ、弓などの長射程攻撃ができるのがレンジャーだ。「アクションゲームが得意な人はウォーリアーかナイト、あまり得意ではないなという人ならメイジかレンジャーを選ぶとよい」(三上氏)。長谷さんは「ウォーリア-やナイトは爽快感があるかもしれないけど、サポートキャラも好きなので、メイジやレンジャーも使ってみたい」と語る。なおクラスについては途中で変更することも可能だ。

「SOUL REVERSE」では新型の汎用筐体を使用
4つのクラス

 そして「SOUL REVERSE」最大の特徴である「英霊」。クラスは人間ベースのアクションゲームなので、あまり人間離れしたことはできない。その代わりに多数いる英霊が持っている特別なスキルを使うことで、特殊な攻撃が可能となる。プレーヤーが集めた英霊は選んで連れて行くことができ、それによって戦い方や戦略が大きく変わってくるのだ。「メイジを選んだとしても、近接戦闘ができるアーサーを連れて行けば、殺されそうになるときにアーサーを呼んで近くの敵を倒すこともできる」(三上氏)。また、時間に限りはあるが、英霊と一体化して戦う「ソウルリバース」も使うことが可能だ。「女性のメイジでプレイしていたとしても、アーサーでソウルリバースすると、かわいい女の子からごついオヤジに変わって暴れ回ることも可能」(三上氏)。

 そして全国のユーザーとの10対10のマルチプレイだが、集団で遊ぶ楽しさを味わってほしいからメインコンテンツにしたのだそう。赤チームと青チームに分かれて、相手の神将を倒した方が勝ちとなる。

登場する英霊たち
10対10のマルチプレイ

 ここで本作のゲームディレクターである小田嶋大士氏が登場。プレイ画面を見ながらの紹介に移る。セガブースの「SOUL REVERSE」体験コーナーには12台の試遊台が用意されているが、バックヤードにある4台の筐体に開発スタッフが待機しており、合わせて最大8対8の16人プレイが行なえるようになっていた。

 プレーヤーは「境界の浮島」からスタート。「創世戦役」を選ぶことで対戦モードに突入できる。「身支度の間」ではカスタマイズが可能だ。

 創世戦役に入るとマッチングを開始。ルーチェが案内人として登場して、プレーヤーをサポートしてくれる。なお今回のバージョンでは600秒の戦闘が可能だった。

「SOUL REVERSE」ゲームディレクターの小田嶋大士氏
最初に訪れることになる「境界の浮島」
創世戦役に入るとルーチェが登場
マッチングが終わると、陣営とともに誰が参加しているのかがわかる

 マップ内には「霊脈」と呼ばれるポイントが設置されており、そのエリアに入ることで占領でき、自分の陣地にすることができる。なおマップ内にはプレーヤーキャラクターのほか、骸骨やゴーレムといったNPCも存在し、攻撃してくる。赤と青の光をまとっているので、どちらのチームのNPCなのか分かるようになっている。「どこに行ったらいいのかわからなくなったときに付いていくと、神将の所まで連れて行ってくれる」(三上氏)。

 なおプレーヤーキャラクターにはHPのほかに「スタミナ」のゲージが用意されており、ダッシュしたりするとどんどんと減っていき、0になると息を切らせて動けなくなってしまう。スタミナを注意しながら動くことも大事だ。

 敵にやられて死んでしまった場合だが、特別なペナルティは用意されておらず、一定時間ののちにリスポーンできる。「自分の神将の体力をちょっと分けてもらって復活するといった形。何度死んでもいいが、やられすぎると自分たちが不利になる」(小田嶋氏)。

 攻撃は弱、強のほかバックスタブという必殺技も出すことができる。相手の背後を取った状態で、弱攻撃と強攻撃のボタンを同時押しすると発動する。

 そして英霊との共闘。画面右下に配置されている英霊カードの左上にある数字の分だけソウルスキルを使用可能だ。攻撃系は英霊が出てきて攻撃をしてくれるほか、防御系では体力の上限を伸ばしたりすることも可能。ほかに「スーパーアーマー」といって、とても強い状態になるものがあったり、ワープして移動できるスキルを持つものもあるとのこと。このほかにも仲間を回復したりという補助系のスキルを持つ英霊もいるそうだ。

 ソウルリバースは、英霊のカードをタッチして上にドラッグすると発動できる。ヒットポイントとスタミナが大きくなり、パラメーターも上昇する。このほか専用の必殺技「ソウルアーツ」も撃てるようになる。ただし時間制限があるので、「戦局とタイミングを見て、ここだというタイミングで変身するとすごく活かせる」(小田嶋氏)。

動かしているキャラクターはウォーリアー
奥に見えるのが神将
途中には骸骨やゴーレムなどのNPCが登場して攻撃してくる
青いラインの内側が霊脈のエリア
死んでしまうとドクロのマークが表示され、復活までの時間をカウントダウンする
強力な攻撃である「バックスタブ」
ガウェインのスキルを使って体力の最大値を一時的に伸ばす
ソウルリバースして敵の神将へ挑む
そして戦いが終了
今回は赤チームの勝利

 戦いが終わったあとは報酬が用意されている。「戦闘の結果によって宝箱の数が決まり、プレイの結果で鍵の数が決まる」(小田嶋氏)という仕組みだ。「アイテムはドロップするが、性能や付加要素はランダムに生成される。ロングソードが出たとしても、パラメーターが変わっていたり、毒効果の追加効果があるかもしれない。やりこみ要素が多い報酬システム」(三上氏)。始めたばかりでもレアアイテムがゲットできるかもしれないのだ。「今までだと、ここまでやるためにはこれだけ遊ばなければいけないと、計算できた部分もあったが、それがない」(三上氏)。

 カスタマイズについてだが、武器装備はもちろんのこと、どの英霊を連れていくかの選択だけではなく、髪型や体形、身長まで選ぶことができる。

 その他の特徴としては、遠くに離れた友達でも一緒のチームで戦える「戦友共闘」が用意されているほか、様々な電子マネーで遊べるようになるとのことだ。「公式サイトでフレンド登録のようなサービスも用意しており、それを通じてフレンドになれば、離れた場所でも一緒にマッチングしてバトルすることができる」(三上氏)。

 また本作の特徴となっているのが「ターミナル」。バトルが終わったあと、友達とわいわいやるコミュニケーションのツールとして用意されているとのこと。自分のプレイ動画を町時間なく受け取ることができるほか、筐体では分からなかった支店でバトルを振り返ったり、上手かったプレーヤー、気になったプレーヤーのカメラに切り替えることもできるそうだ。「小田嶋くんというプレーヤーにいっぱい殺されたとしたら、どうやってプレイしているのか研究できる」(三上氏)。「開発スタッフでも、『誰それのプレイが楽しい』と盛り上がっている」(小田嶋氏)。

報酬として武器や防具などのアイテムがもらえる
細かくカスタマイズが可能
友達と戦える「戦友共闘」と、電子マネーへの取り組み
友達とのコミュニケーションツールとなる「ターミナル」

 なおセガブースに設置してあるターミナルでは、「SOUL REVERSE ZERO」で使えるSSR「ゼノビア」を先行配布している。会場に訪れたときには是非ともゲットしておきたいところだ。キャラクターのデザインだが、ベースは同じになっているものの、それぞれのタイトルに合わせて、「SOUL REVERSE」ではリアリスティックに、「SOUL REVERSE ZERO」ではかわいらしく描かれている。

SSR「ゼノビア」を先行配布

 なお長谷さんは両方のゼノビアを演じているが、「SOUL REVERSE」と「SOUL REVERSE ZERO」では違う演じ方をしている。ステージでは生声で演じわけをしてくれた。「SOUL REVERSE」の方は凜々しく、「SOUL REVERSE ZERO」の方は少し柔らかく、かわいいキャラクターとして声を出していた。

「SOUL REVERSE」のゼノビア
「SOUL REVERSE ZERO」のゼノビア

 最後にそれぞれからコメント。

 「ゲームセンターが大好きなんですが、とてつもなく下手なんですね。でも世界観もしっかりしているし、初めての人でも楽しくプレイできるような仕様になっているとのことなので、楽しみにしています。皆さんも是非プレイしてみてください」(長谷さん)。

 「このゲームはプロデューサーの声を借りると『リッチに作ろう』ということからスタートしているので、ものすごいボリュームを用意している。武器1つを取っても、アクションが違うだけにとどまらず、武器のデザインすべて、ありとあらゆるものを作っていくので、間違いないできになっていると思います」(小田嶋氏)。

 「このゲームには3つポイントがある。プレイスタイルやプレイスキルを幅広く許容できる、アーケード史上最多の多人数プレイであること、あとは長期運営に耐えられる、リアルな絵作りも可能な次世代の汎用筐体。スマートフォンの連携だったり、電子マネー決済端末搭載のような、新しい時代の要素に取り組んだ。この3つでアーケード市場に、お店の方に活気と、新しいコミュニティを生み出せると思っているので、『SOUL REVERSE ZERO』と共々、新しい感動体験を生み出すよう頑張るので期待してほしい」(三上氏)。

 そして最後に、3月3日、4日、5日の期間で、都内の会場でロケテストを行なうことが発表された。ロケテスト中は来場特典のほか、サイン色紙などがその場の抽選で当たる特典も用意されるとのことだ。

3月3日~5日にロケテストを開催
用意される特典情報

そしてテストプレイを体験してきました

 トークセッションが終わったあとは、実際に「SOUL REVERSE」に触れる機会があったので、そのインプレッションをお届けしよう。

 先ほど紹介もあったとおり、会場内には12台の筐体が設置されており、最大で6対6の対人戦を遊ぶことができた。

セガブースに設けられている「SOUL REVERSE」のゾーン
これが実際のプレイ筐体。ちなみに赤チームの時は赤、青チームの時は青に筐体が光る
左に取り付けられているコントローラー
右側にはA~Cのボタンとアナログスティック。中央にはカードリーダーを配置

 まずはチュートリアルレッスンから。用意されているキャラクターを選んだあとは、ルーチェにより「帰らずの谷」に導かれる。まずはキャラクターの操作方法から。左に用意されているスティックの上にあるアナログスティックを前後に倒すことでキャラクターは移動できる。これに、右にあるA、B、Cと親指で動かすアナログスティックで攻撃や視点変更をすることになる。Aボタンで弱攻撃、Bボタンで強攻撃だ。これはコンボのように続けることができ、例えばAABで連続攻撃をすることもできる。

 レッスンではこのほか、Cボタンに割り当てられている「服装備」の使い方(ここではフクロウがいて、飛ばすことで敵をサーチできた)や、ソウルスキル、ソウルリバースの発動方法、精霊の所で座ってHPを回復する方法を学べる。一通り終わったあとは、出てくるNPCを相手に練習できた。

「帰らずの谷」にあるチュートリアルエリア
試練をこなすと「SUCCESS」の文字が出て終了

 さて、チュートリアルが終了したら、いよいよ対人戦に突入だ。ここでは用意されているキャラクターが入っているカードを選び、中央のカードリーダーに読み込ませて選択できた。筆者は素直にウォーリアーを選んだ。そのあとは「境界の浮島」に移動して「創世戦役」に移動すると戦闘開始となる。

用意されているカードの中から好きなキャラを選ぶ
選んだあとは「境界の浮島」に移動し、「創世戦役」へ
戦うメンバーのリストが表示される
いざ、戦闘開始!

 戦い自体はAボタンとBボタンを叩いてひたすら敵を倒していくという単純なものだが、最初は慣れていないのでどうしても操作がもたつく。右手親指にあるアナログスティックで視点変更ができたのだが、それすら忘れて戦いに没頭する始末。とにかくぐるぐると動き回り、適度にダッシュを使って敵に接近し、倒す。そして時々ソウルリバース。

 ひたすら突っ込んでいるものだから、上手な人がいるとやっぱりあっさりと負けてしまう。そして10秒間のインターバルを経てリスポーン。リスポーンできるポイントは、占領している霊脈の中からタッチで選ぶ。もちろん前線に近いところをタッチして復活だ。

 しかし、ボスである神将は本当に強かった。ソウルリバースしたとしても、あっさりとやられてしまうほど。戦うときにはおそらく戦術を考えて、みんなと共闘する必要があるだろう。インカムのようなものがあればよいのだが。

 そうこうしているうちに600秒が過ぎてしまった。お互いともに神将を倒すことができなかったが、判定で属している青チームの勝利となった。

 10分という時間だが、意外とあっという間に過ぎた感じ。剣を振るって相手を倒した置きの爽快感は確かにあった。筆者はどちらかというと対人戦が苦手なのだが、何かスポーツをしているかのような気持ちよさがあった。倒し倒されのバランスが絶妙なのだろうか。ソウルリバースしたときの攻撃も気持ちよい。3月にはロケテストが開始されるとのことだが、そこでも是非プレイしてみたいものだ。

何度も見たドクロマーク
霊脈を選んでタッチし、リスポーン
神将に戦闘を挑む
アーサーにソウルリバース
最後には戦績が表示される
最後に表示される宝箱。左の「プラチナ」、「ゴールド」、「シルバー」、「ブロンズ」でレア度がわかるようになっている
「SOUL REVERSE」のコーナーに設置されていたターミナル。ここでSSRゼノビアをもらえる