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「Vainglory」、競技シーンへe-Sportsチーム5団体が参入

元NBA選手らが出資する団体も

2月9日 発表

 Super Evil Megacorpは、Android/iOS用アクション戦略ゲーム「Vainglory」のe-Sports競技シーンへプロe-Sportsチーム5団体が参入したことを発表した。

 参入したのは、「Fnatic」、「Echo Fox」、「NRG」、「Rogue」、「Immortals」の5団体。これら5団体にとって「Vainglory」は初めてのモバイルタイトルとなっており、3月に開幕予定の「Vainglory スプリングシーズン」に参戦する予定だ。今後は、日本や世界のe-Sportsチーム「DetonatioN Gaming」、「TSM」、などと共に「Vainglory」リーグに参戦することとなる。

 3月の「Vainglory スプリングシーズン」に続くサマーシーズンは6月、オータムシーズンは9月に開催され、12月の世界選手権でクライマックスを迎える。日本及び東アジア地域についての詳細は後日発表される予定だ。

 新チーム参入を記念して、2月26日(現地時間)にSuper Evil Megacorp本社「The Lair」にて招待制の大会イベントが開催される。日本語放送についての詳細はゲーム内で告知される予定。

【世界大会の様子】

参入した各e-Sportsチームを紹介

「Fnatic(ファナティック)」

 ヨーロッパの“トップ Vainglory プレーヤー”を獲得した「Fnatic」は、2004年からロンドンに拠点を構えるチーム。「リーグ・オブ・ レジェンド」、「Dota 2」、「Overwatch, Heroes of the Storm」、「バトルフィールド 4」などのプロチームとして知られている。「Vainglory 」は同チーム初のモバイルタイトルとなる。

 また、「Fnatic」は「Vainglory」が発表したホームシティプログラム初の参加団体でもある。このプログラムは、チームが地元のトーナメントやイベントなどを手配し、コミュニティ構築をサポートするというもの。「Fnatic」はロンドンを拠点に様々なイベントを通して地域のファンコミュニティやプレーヤーとの交流を促進していく。

Echo Fox(エコー・フォックス)

ももち選手

 急成長を遂げたe-Sportsチームの1つ「Echo Fox」は、北米の“スター Vainglory プレーヤー”を獲得し、さらに勢いを増した。同チームは今年既に9人の新しい格闘ゲームプレーヤーを獲得したことで、今や世界最強で最大の格闘ゲ ーム選手のラインアップを誇っている。

 彼らは北米リーグ・オブ・レジェンドチャンピオンシリーズ「Spring Split」の首位でもあり、モバイルe-Sportsの分野に「Vainglory」のチームとして進出する。「Echo Fox」の格闘ゲーム部門には日本に活動拠点を置く、ももち選手、チョコブランカ選手、ときど選手の3プレーヤーが所属しており、元NBA選手のリック・フォックスさんが最高責任者を務めている。

NRG

 ロサンゼルスを拠点とする「NRG」は、北米ロケット・リーグとSmiteで世界1位の座を守っているチーム。チャンピオンシップ経験の豊富なベテラン選手を揃えた布陣で「Vainglory」に参戦する。同チームは元・NBAスター選手シャキール・オニールさんらが出資している。

Rogue(ローグ)

 比較的新しい「Rogue」は、「オーバーウォッチ」、「カウンターストライク:グローバルオフェンシブ(CS:GO)」、「コール オブ デューティ」、最近では「H1Z1」のプレーで知られるチーム。昨年中国のAPAC Premierで開催された過去最大のオーバーウォッチ賞金トーナメントを制し、第5チームとして「Vainglory」のチームに名を連ねている。

Immortals(イモータルズ)

 「Immortals」は、かつて北米スプリングシーズン1位を獲得、世界大会準決勝などの戦績を誇るチームとして「Vainglory」に参入する。「Immortals」は「リーグ・オブ・レジェンド」や「CS:GO」などのチームを持つ、「リーグ・オブ・レジェンド」では北米リーグの常連チームでもある。