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【ランキング発表!】年末年始に遊びたいPCゲームアンケート、第5位は「Forza Horizon 3」

都市も森林も砂漠も全部俺の道! オーストラリアが舞台のオープンワールドレースゲーム

発売中(9月29日発売)

価格:
6,900円(税抜)

 今年11月に弊誌にて実施したアンケート企画「オレが年末年始に遊びたいPCゲームはこれだ! 大アンケート!!」にはご参加いただけただろうか。今年のホリデーシーズンは近年稀に見るに大作ラッシュとなっており、PCゲーマーにとっては嬉しくもあり悩ましくもある、大変な年末年始を迎えることと思う。

【特別アンケート】オレが年末年始に遊びたいPCゲームはこれだ! 大アンケート!!

 さて、今回こちらのアンケートの結果が出揃ったので発表したい……のだが、せっかくの新作ラッシュなので発表するだけではもったいない。そこで私、石田賀津男がアンケート上位5タイトルを実際にプレイし、各タイトルをご紹介しながらお伝えしていきたい。

 さらに今回、ゲーミングPCブランド「LEVEL∞」シリーズを展開するパソコン工房にも協力いただき、最新のゲーミングPCでテストプレイを実施した。今時のゲーミングPCで、最新タイトルたちがどこまで快適にプレイできるのかも合わせてご覧いただこうと思う。

第5位は、オーストラリアを舞台にしたオープンワールドレースゲーム!

「Forza Horizon 3」

 それでは早速、アンケート結果を発表していきたい。今回ご紹介するのは第5位にランクインした、「Forza Horizon 3」だ。「Forza」シリーズは、Xboxプラットフォームにおいて絶大な人気を誇るレースゲーム。シリーズを追うごとに進化するリアルなグラフィックスは、常にプレーヤーを魅了し続けている。タイトルのネームバリューに加え、アンケートの中では唯一のレースゲームとなっただけに、高い注目を集めたようだ。得票数は24票。

 「Forza Horizon」シリーズはそこからスピンオフした作品で、決まったコースがなく、自由な走行を楽しめるオープンワールドタイプになったことが最大の特徴。シリーズ3作目となる本作では、舞台がオーストラリアとなり、都市部だけでなく森林地帯、さらには砂漠と、大自然を満喫できる多彩なフィールドが用意されている。

 ゲームでは、プレーヤーはレーサー兼カーフェスティバルのイベントプロモーターとなる。オーストラリア各地でレースを開いてファンを獲得し、カーフェスティバルをより大規模にしていくのが目的。レースに勝ち、カーフェスティバルを成功させれば、お金を得て新たな車も獲得できるという流れだ。

 美しいグラフィックスは本作の魅力の1つだが、必ずしもリアルを追及した作品ではない。速く華麗なドライビングを見せることはもちろん大事だが、車をぶつけて物を壊したり、ドリフトを決めたりすることでも評価は上がる。危険な崖からわざわざ飛び降り、ものすごいジャンプを決めればファンも大喜び。

 走行中は様々なジャンルのラジオ局をチューニングでき、ノリのいい曲も聴ける。海岸沿いの道路をアクセル全開で攻めてもいいし、森林の中をかき分けるように走ってもいい。少々手荒い運転をしても、誰にも怒られたりはしない。大きなミスがどうしても気に入らなければ、走行中にワンボタンを押すだけで数秒前に時間を戻すことまでできる。見た目によらず緩い作りで、とにかく走っているのが気持ちいい。

 車はスタイリッシュなスポーツカーだけでなく、険しい道も走り抜けるオフロードカーも登場。合計350台以上がラインナップされており、それぞれに性能や外見のカスタマイズもできる。自分の好きな車を、好みのままにチューンアップし、広大なオーストラリアを自由に走り回れる。その自由さが本作の最大の魅力だ。

 なお本作は「Xbox Play Anywhere」にも対応。Xbox One版、あるいはWindows 10版のどちらかを買えば、追加料金を支払うことなく両方のプラットフォームでプレイが可能。しかもセーブデータや実績も連動してくれる。Windows 10版については、マイクロソフトの配信スタンドであるWindowsストアで決済し、すぐにダウンロードできる。原稿執筆時点では、ダウンロードするファイルサイズが約50GBとヘビーだったので、その点だけご注意を。

 より詳細なレビュー記事もあるので、こちらも合わせてご覧いただきたい。

オーストラリアの様々な風景と、ラジオから聞こえる軽快な音楽を楽しみながら、気の向くままのドライブ

ウルトラ設定の超美麗映像も文句なしに快適!

Lev-C111-LCi7-VNR [Windows 10 Home]

 今回パソコン工房よりお借りしたPCは、「LEVEL∞」シリーズのデスクトップPCの中では最もコンパクトな「C-Class」。小さくとも惜しみなくハイエンドパーツを組み込んだモデルとなっている。スペックは下記のとおり。

【Lev-C111-LCi7-VNR [Windows 10 Home]】

スペック
OSWindows 10 Home 64bit
CPUCore i7-6700K
GPUNVIDIA GeForce GTX 1080(8GB)
メモリ16GB DDR4(DDR4-2133 8GB×2)
SSD500GB
HDD2TB
電源500W(80PLUS SILVER)
価格204,746円(税込)
(カスタムモデル)

 「C-Class」の最新モデルでは、本体前面にある「AIR VENT」と呼ばれる丸い空気口を、3Dプリンターで出力したカスタムパーツに付け替えられるという、斬新な機能も用意された。性能、サイズに加えて外見にもこだわりたい人向けの1台となっている。詳しくは僚誌PC Watchのレビュー記事をご覧いただきたい。

最高画質の「ウルトラ」、60fpsに設定

 「Forza Horizon 3」のテストプレイにおいては、フルHD(1,920×1,080ドット)のディスプレイ解像度で、ゲーム内の最高画質設定となる「ウルトラ」を選択。フレームレートも60fpsとして、フルHD環境においては最高の映像を楽しめる設定にした。

 実際にプレイしながらフレームレートを確認してみたところ、ほとんど全てのシーンでほぼ60fpsを維持できていた。ごく一部、負荷が高くなるシーンにおいてフレームレートが50fps台半ばくらいまで落ちることはあったが、この程度であればプレイ感には何ら影響を及ぼさない。プレイ中に不安定になるようなことも一切なく、実に快適なプレイを楽しめた。

 描画性能はさすがのGeForce GTX 1080、最新タイトルの「Forza Horizon 3」も最高の画質で堪能できる。ただフレームレートの挙動から見ると、オーバースペックとまでは言えないライン。もう少し下のグレードでは、画質かフレームレートのどちらかを妥協できれば、十分満足のいくプレイは可能だろうと思われる。

ほとんどのシーンで60fpsを維持できており、プレイは実に快適。映像はスクリーンショットでもこの美しさだ