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「UBIDAY 2016」の「フォーオナー」ステージをレポート
気になるストーリーモードを、ゲームディレクターが実機プレイ
2016年11月4日 12:12
11月3日に開催された「UBIDAY 2016」では、2017年2月16日発売のメレーアクション「フォーオナー」がプレイアブル出展され、そのステージイベントも行なわれた。
ステージイベントには本作のアソシエイトゲームディレクターのGaelec Simard氏が登壇し、ゲームの最新情報を披露するとともに、気になるストーリーモードのデモンストレーションを行なった。ここではその模様をお届けしていきたい。
「ナイト」、「侍」、「ヴァイキング」の3つの勢力が戦いを繰り広げる本作。Simard氏はまず、彼らが住んでいる国家について解説した。ナイト達が住む、火山のある「アシュフェルド」という地は、世界の中で唯一穀物が育つ場所であり、敵勢力はそれを虎視眈々と狙っているという。
続く侍は、遥か遠方の地からやってきた戦士で、「マヤ」という広大な沼地に砦をかまえている。日本を意識した建物が並ぶが、ファンタジーの世界なので、やや誇張されたデザインになっているのだとか。
そしてヴァイキングは「ヴァルケンハイム」という北の地に、船のような形をした城に住んでいる。実在したヴァイキングたちは、城を持たなかったため、本作の城のデザインは、彼らが住んでいそうな城をオリジナルでデザインしたそうである。
そんな3つの勢力には、大きく分けて4つのタイプのヒーローが存在し、プレーヤーは彼らの1人となって、他の勢力と戦っていくことになる。Simard氏はそんなヒーローのタイプの特徴も紹介した。
まずは「ヴァンガード」。彼らは攻守にわたってバランスがよく、使い勝手のいいタイプ。先日行なわれたαテストやこのイベントに出展されたバージョンでも、この3人は全員使用できた。
続いては「ヘビー」。こちらは防御に特化したタイプ。敵からの攻撃を高い防御力で防ぐのを得意とするが、攻撃力はあまり高くない。「アサシン」は、ヘビーとは逆に高い攻撃力を持ったヒーローで、その分防御面にやや不安があるという性質を持っている。
そして最後は「ハイブリッド」。彼らにはタイプ的な共通点がなく、他の3タイプのヒーローのいずれかの力を併せ持ち、特殊なスキルを使用できる上級職だ。ヒーローの12人は、タイプ分けはされてはいるものの、勢力によって持っている武器やモーション、技などはまったく異なっている。ゲームを進めていくことで、それぞれのヒーローにしか使えない新しい武器なども手に入るそうだ。
ヒーローの12人は、タイプ分けはされてはいるものの、勢力によって持っている武器やモーション、技などはまったく異なっている。ゲームを進めていくことで、それぞれのヒーローにしか使えない新しい武器なども手に入るという。
次に本作のゲームモードについて紹介された。モードにはシングルプレイのストーリーモード」と、3カテゴリ5種の対戦ルールを持つ「マルチプレーヤーモード」が存在している。
ストーリーモードは、前述の3勢力のいずれかに所属して、それぞれの視点からストーリーを進めていくというゲームが展開。オンラインCo-opや、難易度の選択によって、幅広いプレーヤーゲーム楽しめる内容だ。
一方マルチプレーヤーモードは、バトルフィールド上の3つのゾーンを奪い合う「ドミニオン」と、チームでの戦いをフィーチャーした「チームエリミネーション」と「チームスカーミッシュ」、そして真剣勝負を行なう「デュエル」と「ブロウル」が用意されている。全てのモードは、プレーヤーだけでなくAIを相手にすることも可能とのことだ。
基本となる戦いは、マルチプレーヤーモードと同様に、多くの敵兵を倒しつつ、時折現われる敵のヒーローとの戦いをくり広げながら、目的の場所へと移動していくことで、イベントが発生するという流れだ。
Simard氏のレイダーは、砲弾が降り注ぐ城門の前からカギロープを使って砦の壁を登り、単身で内部に入り込んで城門を開け、味方のヴァイキングを中に引き入れた後、敵の将である剣聖の「サブロー」と一騎討ちを行なう様子を見せてくれた。映像を見るかぎりは、侍の砦の内部もかなり作り込まれている様子がわかり、戦いだけでなく、探索なども楽しくなるのではないだろうか。