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PS Vita「サガ スカーレット グレイス」、2つの冒頭シナリオを紹介

名門ユラニウス家の娘「ウルピナ」とコハン城の法定処刑人「バルマンテ」

12月15日 発売予定

価格:6,800円(税別)

 スクウェア・エニックスは、12月15日発売予定のPlayStation Vita用RPG「サガ スカーレット グレイス」の最新情報を公開した。価格は6,800円(税別)。

 今回は、モンドやアーサーなど4名の登場キャラクターの紹介と、2つの冒頭シナリオ「ウルピナの物語」と「バルマンテの物語」が公開された。ほかにも、通常の攻撃とは違い特定の条件をクリアすると発動する特殊な技が3種類紹介された。

登場キャラクター

ユラニウス家の老臣「モンド」

 モンドは、ユラニウス家の老臣で、11歳の時にユラニウス家にやってきた。代々ユラニウス家に仕え40年以上にもなる。実家は東方イルフィー海にあり、東方の習慣に従って、髪は短く刈っている。

 若いころから、定期的に世界各地を旅して情報収集を行なっていて、経験も知識も豊富。マクシミアスよりはひとまわり小柄だが、剣・槍・斧と様々な武器を使いこなす熟練の戦士でもある。

 彼は、跡継ぎアントニウスの守役も務めたが、今は娘のウルピナの守役をしている。ウルピナとは家族のように打ち解けた関係。ウルピナのボケとも突込みとも取れる言動にも、余裕の受け答えができる。

【モンド】
「姫が星神に選ばれたのだとしたら、名誉なことです。しかし、守役としては、姫にそのような大きなものを背負って頂きたくはありません」

コハン城の法務担当書記「アーサー」

 アーサーは、コハン城の法務担当書記。常に美女がそばにいるような典型的なチャラ男だが、法執行を通じて裏社会にも顔が効くという黒い一面も持っている。

 彼は、シグフレイ事件の渦中にいたが、上手く泳ぎ切ってコハン城の書記の職を保ち、シグフレイの死刑執行書類も担当している。シグフレイの噂を耳にすると、バルマンテを旅に誘いだした。

【アーサー】
「確かに、そう考えれば、シグフレイが君に執着する理由もわかるよね。僕もシグフレイに利用されている、っていうことになるんだけど」

自称天才芸術家「アスラナ」

 アスラナは、自称天才芸術家で、彫像を石化した人間と間違える人が後を絶たないなど、彫刻の技術は天才と言える。静かな制作環境を求め、ビキニロ辺境州の森の奥のアトリエで制作に打ち込んでいる。

 彼女は完璧主義者で、自分の肉体も完璧にコントロールするべきと考えている。自分の肉体美を追及するために、日々のダンスに余念がない。

【アスラナ】
「そうよ。私が石の中から産みだしたの。完璧な作品が作り出せたら、彫刻は命を得て動き出す。私はそう考えているわ」

かなりの変わり者「パルム侯爵」

 帝国は、地方の要所に侯爵領を設置し、帝国全土への交通網を維持していた。パルム侯爵領もそのひとつで、帝都アスワカンからイルフィー海の港湾都市ゼーニャへの要地を占めている。隣接するユラニウス家とは代々友好的な関係を保っていたが、近隣との伝統的な友好政策を改めて、領土や影響力の拡大を狙っている。

 パルム侯爵は、かなりの変わり者としても知られている。政治家としては計算高く、行政家としては巧みな手腕を持ち、戦士としては槍の扱いに優れている。

 部下には厳しく、ちょっとした落ち度も見逃さない過酷な人物でもある。ユラニウス家の娘ウルピナには興味津々という風にふるまうが、それが本心なのか、政治的な演技なのかはわからない。

【パルム侯爵】
「父も墓の下で悔しがっていることでしょう。ああも長生きして当主に居座られては、あれこそ老害というものですよ」

2つのシナリオ

 4人の主人公にはそれぞれ冒頭シナリオが用意され、そこから各主人公やプレーヤーの行動、またその選択により様々なシナリオへと派生していく。今回は、ウルピナとバルマンテの冒頭シナリオが紹介された。

ウルピナの物語

【シナリオ】

 帝国4将軍家の筆頭、名門ユラニウス家の娘ウルピナは、幸せな未来を夢見る女の子。彼女には武門の家を背負って立つ、天賦の才が与えられていた。

 思い悩む年頃のウルピナの目の前で故郷シルミウムは炎に包まれ、最愛の兄アントニウスが何者かに連れ去られる。だが、彼女が初めて経験する大事件も、世界全体を変えてしまう巨大な異変の前触れでしかないことを、ウルピナはまだ知らない。

 彼女の運命を導くのは、ユラニウス家の守り神である星神か、はたまた異変をもたらした邪神ファイアブリンガーなのか。ウルピナの戦いが今、始まる。

バルマンテの物語

【シナリオ】

 コハン城の法定処刑人バルマンテは、執政シグフレイの恐怖政治の中で、死刑を宣告された人々の首を黙々と落としていく。

 だが、そのシグフレイも首を落とされる日がやってくる。シグフレイは穏やかな顔でバルマンテに言い残す。「七度甦り、正義を為すよ」。

 バルマンテの巨大な斧が、シグフレイの首に振り下ろされた。数カ月後、バルマンテの耳にシグフレイという人物の噂が届く。半信半疑なバルマンテは、シグフレイの部下だった書記官アーサーに引きずられるように、コハン城を後にする。シグフレイの首を七度落とすため、バルマンテの旅が始まる。

武器には素手を含め全部で9系統

 武器には片手武器と両手武器があり、片手武器の場合は盾を装備することができる。また、防具としては主防具、副防具、アクセサリがある。

【装備画面】
強力な武器の中には、「武器固有技」という特別な技も登場
【下り飛龍】
武器固有技。俊敏に飛び立ち、竜の気を寄せた槍を刺しつける

片手武器「長剣」

 長剣は、様々な攻撃属性を持つ技を覚えるためバランスが良い。「インタラプト技」、「カウンター技」、「プロテクト技」も使いこなし、色々な状況に対応することができる。

音速剣
装備画面

両手武器「槍」

 槍は、素早さが変化する技を多く覚えるので、タイムラインのコントロールに大変優れている。

エイミング
装備画面

武器を持たず、己の拳で戦う「体術」

 覚える技のBP消費量が全体的に低いのが特徴。カウンター技やステータスダウン系の技を多く覚え、まれに敵の攻撃を完全に回避することができる。

ナイアガラバスター装備画面
装備画面

3つのリザーブ技の紹介

 通常の攻撃とは違い、特定の条件をクリアすると発動する特殊な技に「インタラプト技」、「カウンター技」、「プロテクト技」の3種類がある。

リザーブ技:インタラプト技

 「インタラプト技」は、敵の技の属性に対して発動する技で、発動が成功すると相手の行動の直前に割り込むことができる。

【燕返し】
敵の斬撃属性攻撃時、割り込みで発動する技。稀にスタンが発生

リザーブ技:カウンター技

 「カウンター技」は、自分が攻撃された時、敵の直接攻撃を無効にして反撃する技。どれも強力な威力を持っているが、間接攻撃に対してはカウンターできない。

【裂空双覇】
ターン中に1度、直接攻撃を防ぎ、反撃を浴びせることができる

リザーブ技:プロテクト技

 「プロテクト技」とは、敵の攻撃から味方をかばい、自身が代わりにダメージを受ける技。技によって身代わりになった際のガード発動率が異なる。

【ブロック】
味方1人への攻撃をかばう。ガード率が上昇する

技のランク

 ひとつの技を使いこみ熟練度が上がると、技はランクアップする。技のランクが上がるとBPのコストが下がったり、与えるダメージ量が増加するなど、バトルを有利に運ぶことができる。

【ランクアップ】

閃いた技の組み合わせによって獲得できる「ロール」

 閃いた技の組み合わせによってロールは獲得できる。ロールを獲得するためには様々な武器を使いこなさなければならない。また、ロールが装備できると、キャラクター毎に様々なボーナス効果を得ることができる。

【ロールの習得】

100種類以上のモンスターが登場

 今作では、モンスターは100種類以上登場し、プレーヤー同様、最大5体の編成でバトルに挑んでくる。プレーヤーの行動を妨害する技・術を多用するモンスターや、増援を呼ぶモンスターなど、かなり癖のある相手が登場してくる。

 モンスターの1種「ドレイク」は、防御力HPが高く、全体攻撃を用いてくる。眠りや麻痺にさせてくるなど、プレーヤーの行動を封じるような技・術も使用してくる。

 また「女悪魔」は、すばやさが高く、プレーヤーより先に行動することが多い。バンプ効果のある技を使用し、連撃を妨害してくる。ときには増援(敵にとっての仲間)を呼ぶこともある。

【モンスター】
ドレイク
女悪魔
ドレイク:ショックウェイブ
女悪魔:フェザーアタック

「ミンサガ」で登場したなつかしのモンスター登場

 「サガ」シリーズに登場した「ゴブリンソルジャー」や「霊木」といった一部のモンスターが、新しい3Dモデルとなって登場する。

 「ゴブリンソルジャー」は、「ミンサガ」で登場した。群れで登場することが多い。タイムラインの並びが変わりやすいので、毎ターンしっかり行動順を確認して対処していくことが重要となる。

 「霊木」も「ミンサガ」で登場している。プレーヤーの攻撃に対し、ビンタや砂嵐をおこして妨害をしてくる。強力な全体攻撃には注意が必要となる。

【なつかしのモンスター】
霊木
ゴブリンソルジャー
霊木:平手打ち
ゴブリン:ダブルヒット