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「モンスターハンター エクスプロア」に新武器種「操虫棍」登場!

オリジナルモンスター「ネフ・ガルムド」など実装の「Ver.5.0」を先行体験

9月28日アップデート

利用料金:無料(アイテム課金制)

「MHXR」プロデューサー、杉浦一徳氏

 カプコンは9月5日にiOS/Android用探検×ハンティングRPG「モンスターハンター エクスプロア(以下、MHXR)」のVer.5.0大型アップデートのメディア体験会を実施した。

 当アップデートでは、新武器種「操虫棍」の実装をはじめ、「MHXR」初のオリジナルモンスターである「冥晶龍(めいしょうりゅう)ネフ・ガルムド」の登場、新たな群島の追加といった大きな見どころのある内容となっている。今回、これらの内容を体験することができたので、そのプレイレポートをお伝えしていく。

 体験会では最初に、「モンスターハンターエクスプロア」プロデューサーである杉浦一徳氏より挨拶があり「おかげさまで『MHXR』も1年を乗り切ることができた。チームの実力も備わり、やりたいことができるようになってきて、今回、ボリューム的にも過去最高のアップデートとなっている。この新要素で『MHXR』の新たな進化を見せられると思う」と述べた。つづいて「MHXR」運営プロデューサーの山本千晶氏、ディレクターの岡野勇樹氏両名によるアップデートの概要説明が行なわれた。

「MHXR」運営プロデューサー、山本千晶氏
「MHXR」ディレクター、岡野勇樹氏

新武器種「操虫棍」はオリジナル要素満載で爽快感抜群!

今回お披露目された操虫棍は「MHXR」オリジナルのデザインだ
タップしているだけでどんどん連続攻撃を繰り出してくれるのでそれだけでも楽しい
猟虫は画面左端にある虫アイコン「猟虫スタミナ」が1個以上たまったときに放つことが可能。放たれた猟虫はモンスターを貫きながらその過程で連続ヒットする

 「操虫棍」は「モンスターハンター4」にて初登場した武器種の1つ。それが今回、「MHXR」にも新武器種として追加されることになった。ただし、本作の操虫棍にはオリジナル要素が多分に含まれており、他作品のそれと比較して、攻撃や見た目、そして武技がかなり派手に作られている。

 従来のシリーズをプレイされている方ならご存知だとは思うが、操虫棍といえば猟虫(モンスターに対して遠距離攻撃が可能な飛び道具のような虫)と武器による近接攻撃ができる武器。「MHXR」の場合、猟虫の攻撃なら複数回ヒット、近接攻撃なら連続攻撃ができる形になっていて、特に連続攻撃においてはタップしているだけで流れるようにコンボがキマってくれるので爽快感はかなり高い。

 また、従来のシリーズの操虫棍は猟虫にモンスターの部位ごとに定められたエキスを吸わせ、そのエキスの色を揃えてハンターを強化するものだった。本作における操虫棍はモンスターに当てるとゲージが溜まり、それが一定量になると「操虫レベル」がアップ。「操虫レベル」は最大で5まであり、レベルアップのたびに「コンボ変化」や「風圧【小】無効」、「耳栓」といったような特性変化、スキル追加がされ、猟虫もハンターもどんどん強くなっていく。

 操虫棍の「武技(武器ごとに備わっている大技スキル)」も大きな注目ポイントだ。今回使用した操虫棍の武技は、発動と同時にハンターが自身の周囲にドーム状のオーラをまとい、そのオーラに触れたモンスターすべてに連続してダメージを与えていくというもの。攻撃中はもちろんのこと、緊急回避をしていても、めまいを起こしていても、そのオーラに触れたモンスターはつねにダメージを受けるという強力な武技となっている。なお操虫棍の武技はこの他にも複数のバリエーションがあるという。

 武技を発動しながら大型モンスターに連続で攻撃すると、操虫棍の攻撃エフェクトと武技のエフェクトが相まって視覚的にかなり派手に感じられる。もちろんダメージ量も相当なものなので、なるべく積極的に発動させていくのがいいだろう。武技をからめた攻撃は圧倒的な爽快感があるので、ここはアップデート後、真っ先に体験していただきたいところだ。

モンスターを攻撃させて猟虫のレベルが上がると猟虫もハンターもパワーアップ
武技を発動すると発生したオーラの範囲内にいるモンスターに対し自動的に連続してダメージを与えられるようになる。さらに自分の攻撃を合わせれば破壊力は抜群!

「MHXR」初のオリジナルモンスター「冥晶龍ネフ・ガルムド」登場!

ネフ・ガルムドは結晶を所持しているときに脅威的な攻撃能力を発揮する
巨大な体格を持つネフ・ガルムド。慣れないうちに接近しすぎると何をされたか見えないのでまずは遠巻きに様子を見たいところ

 本作に、初のオリジナルモンスターが登場する。「冥晶龍ネフ・ガルムド(以下、ネフ・ガルムド)」という古龍種となっていて、本作でも最強のモンスターという位置付けであるという。

 「ネフ・ガルムド」は「クシャルダオラ」や「テオ・テスカトル」といったいわゆる古龍種らしい強靭そうな外見をしているが、その特徴は尻尾でつかんでいる結晶にある。この結晶は設定的に言えば新たな群島の力が凝縮されたもので、その結晶をつかんだ状態のネフ・ガルムドは非常に強力なモンスターとなっている。ゆえに、ネフ・ガルムドの力を削ぐために、尻尾にある結晶を攻撃して結晶を落とさせる、という立ち回りがセオリーとなってくる。

 尻尾にある程度の攻撃を加えるとネフ・ガルムドの尻尾から結晶を外すことができるのだが、これをハンターが拾うと、今度は結晶の力がハンター側に宿り、結晶を付けたハンターの近くにいるハンターも攻撃力が強化された状態になる。こうなったら今度はハンター側が攻勢に転じて一気にダメージを与えていく……というのが、ネフ・ガルムド登場クエストの戦いの流れとなる。ネフ・ガルムドとハンターが結晶を奪い合いながら、ハンター側はさらに討伐を目指すとイメージしていただければいいだろう。

 試遊してみた際には全て同じ装備・一律のHRで出発できる「迎撃戦!ネフ・ガルムド」にて大剣で挑んだのだが、これは尻尾が比較的高い位置にあるため、簡単に尻尾に届く武器で戦えるようにというカプコンスタッフの配慮から。実際に挑んでみると、結晶がある尻尾位置は確かに意外と高めの位置にあることが多く、最初のうちは大剣でもなかなか狙いづらい印象を受けた。そもそも尻尾を攻撃する以前にネフ・ガルムドの動きは激しく、また広範囲にわたる攻撃も多用してくるため、まずはその動きを見極めるほうが先決、といったところか。

 なお、ネフ・ガルムドのクエストからは、★5防具「ネフェルシリーズ」の装備素材が入手できる。当然ながらネフ・ガルムド同様、こちらのデザインも「MHXR」完全オリジナルとなっている。

今回は全員の装備が一律で楽しめる「迎撃戦」でネフ・ガルムドに挑んだ
結晶を持ったネフ・ガルムドはとても強い。尻尾を集中攻撃して結晶を外したいところ
外した結晶をハンターたちが拾えばハンター全員が強化される。反撃のチャンスだ
神話に出てくる神々を想起させるようなユニークなデザインが目を引くネフェルシリーズ

新たな探検の地「タブラディン群島」が登場

タブラディン群島。ほとんどは砂漠化してしまっており、その奥には砂煙が立ち込めている

 今回拡張されたのは「タブラディン群島」という新たな群島で、ネフ・ガルムドが生息するエリアでもある。大地より結晶の力を奪いつづけるネフ・ガルムドの影響により、今や群島の大半が砂漠化してしまっている。今回のアップデートにおいてはこの群島のうち1つ目の島が解放され、そこでは新たなキャラクターとの出会いも用意されているようだ。

新キャラクターのアメノマ(左/CV:巽悠衣子さん)。新たな装備を創りだすことを夢見る鍛冶師。コテコテの関西弁が印象的。同じく新キャラクターのイーサン(右/CV:川西健吾さん)は物腰の柔らかいハンターで、アメノマに雇われて同行している。タブラディン群島の謎に関するキーマンという噂も……?

Ver5.0はプレーヤーも大満足必至!? まずは事前登録をチェック!

直近のアップデート内容。「技術的に困難な部分もあった」とのことだったが、プレーヤーの要望に応えるべく修正を重ねてきた

 「MHXR」では今回のVer.5.0大型アップデートに至るまで、多くのプレーヤーの要望に応えるべくVer.4.2、Ver.4.3、Ver.4.4とアップデートを重ね、クエストやマルチプレイがスムーズに行なえるよう、いくつものリファインや新機能実装などを行なってきた経緯がある。その上で満を持して放たれたVer.5.0は「MHXR」ファン待望の大型アップデートと言えるだろう。

 なお、現在「MHXR」は特設サイトにてアップデート事前登録が行なわれており、登録者の数に応じて★4ユクモ剣士装備一式(ユクモノシリーズ)やオトモアイルーなどがプレゼントされるキャンペーンを実施している。まだ「MHXR」に触れたことがない方は、これを機にぜひ登録してみてはいかがだろうか。ちなみにこのアップデート事前登録は既存プレーヤーも同様に登録でき、特典もプレゼントされる。

事前登録キャンペーン特典の「★4ユクモ剣士装備一式(ユクモノシリーズ)」。特典はそのほかにもいくつか用意されている模様