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ロボットペット「オムニボット」をフィーチャーしたcafe登場
ロボットを持ちより、アイドル達のスペシャルメニューを楽しむ!
2016年9月4日 12:50
千葉テレビ放送は、2016年4月より放送しているバラエティ番組「オムニボットの挑戦!!」の企画として、出演者によるロボットペットカフェ「オムニボットカフェ」を、9月3日に限定オープンした。
「オムニボットの挑戦!!」とは、「そろそろロボットと暮らしませんか?」をテーマに、タカラトミーのロボットシリーズ「Omnibot(オムニボット)」から、仔犬型ロボット「ハロー!ズーマー」とネコ型ロボット「ハロー!ウ~ニャン」、コミニューケーションロボット「オハナス」たちが、「Omnibot」のPRユニット“オムニボットガール”とともに様々な人の生活シーンに挑戦する番組だ。
そして今回オープンした「オムニボット カフェ」は、「ハロー!ズーマー」と「ハロー!ウ~ニャン」がお客さんを出迎えてくれる世界初のロボットペットCafe。オープン当日の9月3日には、「オムニボットの挑戦!!」として,アイドルグループより選抜された「オムニボットガール」が2チーム(ズーマーとウ~ニャン)にわかれ、食材探しからメニュー作りまで全てを行ない、その売上を競う企画が実施された。
店舗は、ズーマーをフィーチャーした新宿区四ツ谷の「ズーマーCafe」と、ウ~ニャンをフィーチャーした東京都千代田区の「ウ~ニャンCafe」の2カ所。本稿では、ズーマーCafeとウ~ニャンCafeの模様を写真を中心にレポート。さらに「オムニボット」立ち上げから関わっているタカラトミーの冨永翼氏にインタビューを行なった。映される。今回はイベントに先がけてオープニングセレモニーと、内覧会が行なわれた。
犬型のズーマー、猫型のウ~ニャンを持ちよりアイドルが待つカフェに集合!
今回のカフェはあくまでテレビ番組「オムニボットの挑戦!!」の1企画であり、9月3日限定のイベント。参加するためには番組企画がスタートした4月2日以降に購入した「ハロー!ズーマー」か「ハロー!ウ~ニャン」のどちらかを購入し、それを証明するレシートなどが必要となる。参加者は「Omnibot」、番組、そしてアイドル達のファンが多かった印象だ。男性のみならず、女性の姿も多く見られた。
最初に取材したズーマーCafeは、、オープン少し前の時点で長蛇の列ができていた。出迎えたのは、アイドルユニット「Predia」の岡村明奈さんに沢口けいこさんに、竹田愛さん、君島光輝さん、矢野目美有さんを加えた「オムニボットガール」のズーマーメンバーCafeだ。
ズーマーは犬型ロボット。目はLEDで様々な感情を表現できる。「お手」、「こっちを見て」などの命令に反応する。かわいらしくしっぽを振り、頭をなでられると喜びの声を上げる。かわいらしい犬を実際に触っているような仕草が特徴的だ。設定されたイベントタイムで来場者はズーマーとの交流も楽しんでいた。
一方のウ~ニャンCafeでは、「palet」の藤本結衣さん、「Predia」の林弓束さんと村上瑠美奈さん。ユルリラボの小田あさ美さん、サンミニの久松かおりさんが参加したウ~ニャンCafeメンバー。こちらも数多くの来場者で賑わっていた。
ウ~ニャンは猫型ロボットだ。こちらは猫の仕草を再現できるロボットで、目の周りのライトの色で感情を表現する。棒の先にボールがついた「じゃれボール」で遊ぶことができ、イベントタイムではこのじゃれボールを使ってボールを追いかけるウ~ニャンで楽しむことができた。
どちらのCafeも、店舗別のスペシャルカレーやドリンクなどが用意されており、メンバー自らが作っていることもあり好評を博していた。加えて、メンバーとファンの距離が近いことも同Cafeの特徴で、まるで友達のように気さくに交流している様子が印象的だった。
オムニボットの仕掛け人、タカラトミー冨永翼氏へのインタビュー
――ロボットとペット、2つの要素がある「オムニボット」ですが、メインのターゲットを教えて下さい。
冨永氏: ロボット好きの層が親和性が高いかなと思ったのですが、我々が得意としているターゲットである子供さんはもちろん、なんと40代以上の方が50パーセントの以上を占めているんですね。あとは50代の方で、事情からペットを飼えない方などが購入されています。
――ズーマーとウ~ニャンの公式出荷台数はどのくらいなのですが?
冨永氏: ズーマーは5万台です。ウ~ニャンは今年発売されたばかりなので、まだ正式な台数は発表していないですね。
――ズーマーとウ~ニャンの購買層はだいたい同じくらいですか?
冨永氏: ズーマーのほうが、男性の購買層が少し多いですね。
――今回、アイドル、ペットロボット、カフェの3つがクロスしているわけですが、どういった理由から?
冨永氏: アイドルの方に魅力を伝えていただいたほうが、伝わりやすいのでは、というのが理由ですね。あと「Predia」の皆さんは笑顔も素敵ですし、ロボットにも積極的に接していただけるので、そういった方々と一緒に盛り上げていきたいと思いました。カフェは、直接お客様と触れ合える場所ということで選択しました。
――今回のカフェ以外で、ファンの交流イベントのようなものを行う予定はありますか?
冨永氏: 8月12日にイトーヨーカ堂の葛西店でイベントを行いました。オムニボットのラインナップの1つである、「爆笑太郎」の魅力を伝えるイベントです。その時もオムニボットガールに来ていただいたのですが、凄く盛況でしたね。
今後も、お客様が触れ合えるようなイベントは積極的にやっていきたいと思っていますし、オムニボットとしても大事なことだと思っています。
――ありがとうございました。