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プロジェクトEGG、PCエンジン版だけの豪華ボイス付き「魔晶伝紀ラ・ヴァルー」

7月19日 発売

価格:500円(税別)

 D4エンタープライズはレトロゲーム配信サイト「プロジェクトEGG」にて、Windows用RPG「魔晶伝紀ラ・ヴァルー(PCエンジン版)」の配信を7月19日から開始した。価格はキャンペーン価格の500円(税別)。キャンペーン終了後は900円(税別)となる。

【魔晶伝紀ラ・ヴァルー for PCE (1991)】

 PCエジソン版「魔晶伝紀ラ・ヴァルー」は、1991年に工画堂スタジオから発売されたRPG。PCー9801版は、1989年に発売されている。プレーヤーは2つのラザニウムの大結晶を集めて、世界を征服しようとする魔法使いの野望を阻止するため冒険に出発する。本作の特徴の1つである魔法は、5人の魔法使いから学ぶことができるが、1人の魔法使いから学べる魔法はひとつで、それまでの「修行内容」によって習得できる魔法は異なる。本作品の「修行内容」とは、冒険で集めた魔法アイテムの種類のこと。

 ゲームは、トップレビューで表現され、戦闘はランダムエンカウントのコマンド選択方式というオーソドックスなシステムが採用されており、直感的なプレイが可能。PCエンジン版では、PC版と異なり、イベントシーンなどで音声による演出がある。

ストーリー

 何処とも知れぬ中世の国ヴェスガロス、森と湖に囲まれたこの国では、長い間平和に時が流れていた。魔法使いは、ラザニウムという不思議な石の放つ力を使って魔法を行ない、ドワーフは武器を作り、宝を集め、エルフ達は森で歌を歌っていた。

 ある日、人里離れた険しい山中で、長い間、伝説にしか聞いたことのない幻の石、ラザニウムの大結晶“ル・シエール”が見つかった。伝説には、「この世には“ラ・メール”と“ル・シエール”(海と空)という2つのラザニウムの大結晶があり、その2つを手にした者は、このヴェスガロスの国を治める力を備える」と伝えられていた。

 発見された、その大結晶“ル・シエール”は、幾人もの手を渡り歩き、時には殺戮を招き、時には湖の底深くに眠るなど、幾多の変遷を経たのち、1人の魔法使いの手に渡った……。

【スクリーンショット】