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「サイレントヒル」の伊藤暢達氏が「ウォークラフト」の主人公デュロタンを描いた!

グラフィックスのメイキング映像も特別公開

6月27日 公開

 東宝東和は、7月1日に映画「ウォークラフト」を公開する。映画の公開を記念して、「サイレントヒル」シリーズのデザインなどを手掛けたデザイナー伊藤暢達氏が、映画会社のオファーに応じ「ウォークラフト」の主人公のデュロタンを描いた。同時にキャラクターの制作過程を特別に撮影した映像が公開された。

 伊藤暢達氏は、「サイレントヒル」シリーズのクリーチャーデザインなどを担当したのをはじめ、他に類を見ないキャラクターを描き続けているデザイナーの1人。

 主人公デュロタンを描くにあたり、「極端なくらいマッチョなキャラクターなので、それを出すのに最初は手間取いました。肩のボリュームがキャラクターの1番の特徴なので、誇張気味にしたつもりです」とコメントしている。

 また、「群衆の中でデュロタンだけ人間側に付いているという絵が、このキャラクターを伝えるのに1番わかりやすいかと思うので、本来はオーク側にいるはずなのに、デュロタンだけ真逆を向いているという構図で描き進めようかと思います」とも説明し、イラストは手書きで制作されている。

 メイキング特別映像では、丁寧に説明しながら伊藤さんの手によって描かれるキャラクターの持つ重厚感、デュロタンならではの精悍さが映し出されている。

【伊藤暢達氏が主人公オーク族のデュロタンを描く】

【ストーリー】

「アゼロス」は長い間、平和な時代が続いていたが、悪しき勢力が迫っていた。

その者たちとは、滅びゆく故郷「ドラエナー」を捨て、新たな定住地を求めるオークの戦士である。

オークたちは、世界と世界をつなぐ異次元の入口「ダークポータル」を開き、侵略を始めていた。

人間たちはアゼロスを守るため、強力な魔力を持つガーディアン、メディヴの力を借り、オークとの全面戦争を決意する。しかし、アゼロスの騎士ローサーは人間とオークのハーフ、ガローナと協力し全面戦争を避けようと試みる。

一方、人間との戦いに疑問を持っている1人のオーク、デュロタンも争いを避け、一族を守るために、人間と手を結ぶことを決断するのだが……

果たして、この壮絶な戦いの先に待つ結末とは――