日本ファルコム、PSP「YsI&II Chronicles」
世界設定&最新スクリーンショット公開
日本ファルコム株式会社は、7月発売予定のPSP用アクションRPG「YsI&II Chronicles(イースI&IIクロニクルズ)」の最新スクリーンショットなどを含む新情報を公開した。
「YsI&II Chronicles(イースI&IIクロニクルズ)」は、「イース」シリーズの1作目と2作目をまとめてPSPに移植した作品。2001年に発売されたWindows用「イースI・II完全版」をベースに制作されており、新たなグラフィックスや、新たにアレンジされたBGMなどの新要素も追加される。
ゲームシステムは、フィールド上をリアルタイムに徘徊する敵を体当たりで攻撃して倒し、経験値を溜めてレベルアップするという極めてシンプルなアクションRPG。一見すると勝ち目のなさそうな巨大なボスも、敵のパターンを見極め、“ヒット&アウェイ”を駆使することで倒せるなど、シンプルな中にも戦略性が盛り込まれている。
ゲーム難易度は、「easy」から「nightmare」まで4段階に設定可能。アクションRPG初心者からコアゲーマーまで、自分の腕に合わせてプレイできる。
シリーズの初代と2作目がPSPで復活。基本的なゲームシステムはそのままに、グラフィックスが大幅に進化している |
また、PSP版独自の要素としてPSP版オリジナルのグラフィックスを追加。プレイ時にはWindows版とPSP版の2モードが選択できる。さらに、BGMは、オリジナル版、Windows版、そしてPSP新録版の3タイプを収録。ゲーム中、いつでも切り替えながら“イースサウンド”が味わえる。
イベントシーンのスクリーンショット。上段が旧グラフィックスで下段が新グラフィックスバージョン | ||
アイテムゲットの嬉しい瞬間 |
■ ダームの塔
ダームの塔はおよそ700年前、魔物が作ったものだと伝えられている。大陸の港町「プロマロック」の人々はドゥアール海を挟んでも確認できるこの塔を「悪魔の塔」と呼び、呪われたエステリアの象徴となっていた。巨大な塔を間近で見れば、その規模とたたずまいからそれが人の手によるものではないと誰もが感じるだろう。
天高くそびえるダームの塔。間近で見ると“悪魔の塔”と呼ばれるように不気味な雰囲気が漂う |
■ 黒い真珠
はるか昔、イース創世伝説に登場する「黒い真珠」は生きた黒曜石と比喩されるように、生命感あふれ、鈍く深い輝きを放っていたと伝えられている。当時、この地方の海で採れた黒真珠に形態が似ていたことから、いつの頃からか「黒い真珠」と呼ばれるようになったのではないかといわれている。
■ 六人の神官
創生期のイースで人の代表として6人の神官たちが2人の女神を支えたと言われている。2人の女神は文明を生み出すために必要な、表裏をなす6つの力を代表者に分け与え、民衆から秩序と自由を促した。
■クレリア
六神官たちは、魔力を最も安定した形で封じ、維持できる金属は無いものか実験を繰り返し、やがて銀色に輝く金属の生成に成功した。この銀色の金属は「クレリア」と名付けられ、これを加工して、魔力を帯びた品々が大量に生産されるようになった。
■ 2人の女神
イースを建国した2人の女神。月の女神の娘である若く美しい2人の女神は「黒い真珠」の力を用いてさまざまな奇蹟を起こし、古代王国イースを築きあげたと伝えられている。
【登場キャラクター】 | ||
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(2009年 3月 30日)
[Reported by 滝沢 修 ]