大和国(現在の奈良県)の興福寺(こうふくじ)に属する宝蔵院の僧。修行にいそしむある日、水面に映った三日月の影に着想を得て、左右に鎌刃が開いた十文字槍を使用する宝蔵院流槍術を創始、それまで素槍での戦闘が通常であった槍術と一線を画した

大和国(現在の奈良県)の興福寺(こうふくじ)に属する宝蔵院の僧。修行にいそしむある日、水面に映った三日月の影に着想を得て、左右に鎌刃が開いた十文字槍を使用する宝蔵院流槍術を創始、それまで素槍での戦闘が通常であった槍術と一線を画した