トピック

妥協ないイヴの美しさを体感! Switch2版「Stellar Blade」を先行体験

ジャイロ操作で銃のエイムや釣りもできる。限定特典のスチールブックも撮り下ろしで紹介

【Stellar Blade コンプリートエディション】
11月6日 発売予定
価格:7,980円

 SHIFT UPは、同社が開発・販売を手掛けるアクションアドベンチャーゲーム「Stellar Blade コンプリートエディション(ステラーブレイド)」をNintendo Switch2で11月6日に発売する。価格は7,980円。

 本作を開発するSHIFT UPといえば、テンセントのグローバルゲームブランドLevel Infinite(レベルインフィニット)から配信中のスマートフォン/PC向けガンガールRPG「勝利の女神: NIKKE」開発元としても知られている。

 そして、「Stellar Blade」はそんなSHIFT UPがリリースした、同社初の買い切り型ゲームソフトだ。「Stellar Blade」のディレクターとメインキャラクターデザインを担当するキム・ヒョンテ氏は、そんなSHIFT UPの創業者でもあり、「勝利の女神: NIKKE」および「デスティニーチャイルド」にも携わっていた。

11月4日に4周年を迎えた「勝利の女神: NIKKE」
「デスティニーチャイルド」10周年の節目に発表された新作「デスティニーチャイルド:アッセンブル」

 「Stellar Blade」は、既にPlayStation 5/PC(Steam)にて発売されているタイトルではあるが、今回発売となるSwitch2版には、これまでに登場したダウンロードコンテンツがまとめて収録されている。「Stellar Blade x NieR:Automata」および「Stellar Blade x 勝利の女神:NIKKE」といったコラボ系コンテンツに加えて、新たにプラチナゲームズの「ベヨネッタ」とのコラボコスチュームが収録されることになる。

 今回は、SHIFT UPの提供を受けて、一足早くSwitch2版「Stellar Blade コンプリートエディション」に触れることができた。携帯機で遊べるようになったことで、同社のアクションアドベンチャーはどのような体験に昇華されているのか。改めて、「Stellar Blade」の魅力と合わせて紹介していきたい。

【Stellar Blade - アクショントレーラー・ノーカット版 - Nintendo Switch 2】
「Stellar Blade コンプリートエディション」商品内容

特典コンテンツ
・イヴのクラシックラウンドグラス(イヴ用)
・イヴのイヤーアーマーイヤリング(イヴ用)
・イヴのプラネットダイブスーツ(ホワイトエディション)(イヴ用)

コンプリートエディション 特典
・プラネットダイブスーツ(隊長)(イヴ用)
・クアドロプルスクエアイヤリング(イヴ用)
・フラッフィーベアパック(ドローン用)
・スターゲイザーパック(ドローン用)
・ハーフリムグラス(イヴ用)
・スターゲイザースーツ(イヴ用)
・スターゲイザーウェア(アダム用)
・スターゲイザーコート(リリー用)
・2,000 SP EXP
・5,000ゴールド(ゲーム内通貨)

・ツイン拡張パック(NieR:Automata + 勝利の女神:NIKKE)

※パッケージ版コンプリートスチールブックエディション限定
・スチールブック

美麗なヒロインと骨太なバトルが融合。「Stellar Blade」はどんなゲームなのか?

 まずは、簡単にゲームの概要について紹介しよう。本作の世界では、高度なテクノロジーによって宇宙まで進出した人類が、異形の怪物「ネイティブ」との戦いを繰り広げている。主人公「イヴ」は、ネイティブが蔓延る荒廃した地球を取り戻すべく、第7空挺部隊の隊員として地球の降下作戦に参加する。

 しかし、降下先でネイティブたちとの激しい交戦を繰り広げるものの、第7空挺部隊はイヴを残して全滅してしまう。そんな中で、イヴは自身の危機を救ってくれた男性「アダム」と協力関係を結び、人類最後の都市「ザイオン」を拠点に再起を図ることにした。空挺部隊の生き残りでエンジニアを務める「リリー」を救出し、イヴたちはネイティブの始祖「エルダーネイティブ」を倒すための行動を開始していく。ざっくりいえば、クリーチャーの親玉を倒して地球を取り戻すためにイヴが各地を奔走するといった筋書である。

 そして、「Stellar Blade」の大きな魅力といえば、やはりゲームを象徴する主人公兼メインヒロイン・イヴの存在感だろう。ゲームの発売前から、ボディラインがはっきりとした蠱惑的な衣装の数々が話題を集め、発売後はイヴの際どい着せ替え衣装やフォトモードの投稿が人気を博した。美女がネイティブたちを美しく、ときに泥臭く切り捨てるギャップもさることながら、今もなお高い人気を誇るアクションアドベンチャーというわけだ。

主人公「イヴ」
人類の敵「ネイティブ」
第7空挺部隊の「タキ」。イヴを庇って……
布面積少なめの衣装がたくさん登場する

 前項でも触れたが、本作はザイオンの街を拠点として、チャプターごとにさまざまなロケーションに足を運びながら、ネイティブたちとの戦いを繰り広げて物語を進めていくゲームデザインだ。リニア寄りのゲーム進行ではあるが、過去のエリアに再び足を運べるうえ、プレーヤーの探索を想定した広大なエリアも登場する。また、NPCから引き受けられるサブクエストは多数用意されており、シナリオを進める傍ら探索やサブクエストをこなしながら、荒れ果てた地球で力強く生きる人々との関係性を紡いでいく。

 SNSでは、何かとイヴのビジュアルや着せ替えが話題に上がっていたが、ゲームのアクション部分の手触りはしっかりとした歯ごたえを感じさせる仕上がりになっている。いわゆる“ソウルライク”をベースとしつつ、スキルや攻撃コンボ、ジャスト回避にパリィアクションなどを絡め、緊張感が残るスタイリッシュアクションとして、独自の個性を確立している。とはいえ、ソウルライク作品のように一度のミスが死亡に繋がったり、スタミナ等のリソース管理を徹底するような“慎重過ぎるゲーム”ではない。どちらかといえば、敵の強力な攻撃を受け流しながら、覚えたコンボルートでガンガン攻め立てていくゲーム性となっている。

 「ノーマルモード」でも、骨太なアクションゲームらしい立ち回りと操作テクニックが要求されやすいことから、アクションが得意ではない人向けの「ストーリーモード」も用意されている。こちらはダメージバランスの調整に合わせて、敵の攻撃に対するガード、回避のジャストタイミングをQTE感覚でアシストしてくれるモードだ。

 遊びやすさはもちろんのこと、バトルテンポに緩急が生まれて違った面白さを味わえる。バトルにおいては、ストーリーモードでもイヴのヒロイックな魅力を十分楽しめるため、もし「敵が手ごわい」と感じたら、ゲーム内の設定から切り替えてしまうのも手だろう。逆にアクションゲームとしての遊びごたえや、バトルの緊張感を楽しみたいゲーマーには、「ハードモード」が用意されている。

「ストーリーモード」でプレーヤーを補助する「アクションアシスト」
トレーニングでアクションの感覚を掴んでおきたい

あの「Stellar Blade」がSwitch2で動く。髪の毛の揺れから表情の変化まで妥協しないイヴの美しさ!

 ここからは、実際にSwitch2版で遊んでみた所感をお届けしていこう。ちなみに、筆者は過去にPS5版をクリア済みだ。ゲームを起動して感心したのは、グラフィックスの落とし所である。ビジュアルになにかと定評のある本作だが、テレビモードでプレイすると大作ゲームらしい映像表現を損なわず、場面ごとに表示オブジェクトの取捨選択をしっかり行っている印象を受けた。

 わかりやすくいえば、本作は髪の毛のパラつきや束感、身体の揺れといった、登場人物を魅せるための繊細な表現が得意なゲームだ。髪の話でいえば、動き方次第で髪の小さな束だけが挙動するシーンも少なくない。そうしたAAAタイトルならではの映像表現を残すため、視覚的にはあまり目立たない部位だけを簡易的に省略することで、毛束の細やかな動きをSwitch2でも忠実に再現しているように思えた。また、キャラクターの顔がアップになった場合も、高い再現性を保った状態でヒロインたちを美しく描写する。

髪の毛のモデリングが異様に細かいため若干粗くも見えるが大きくは損なわれていない印象
実際はイヴのポニーテールが身体に纏わりつくほど細かい。ゲーム中もかなり複雑に物理演算されている
肌の僅かなシミや毛穴による凹凸感も省略されていない

 落ち着きのある性格ゆえ、表情の変化をあまり見せないイヴだが、感情を載せて会話する際に見られる微細な眉の動きなども抜かりなく再現している。この点は携帯モードでプレイしていても変わらず判別できる点だ。携帯モード時のゲームプレイでは、テレビモードのリッチな映像表現が抑えられてはいるが、前述した“表示オブジェクトの取捨選択”が顕著に見られる。

 しかも、自分の手元で「Stellar Blade」が動いているという事実は、満足感として大きなものがある。なにせPS5で遊んでいた頃は、大型モニターとヘッドホンまで用意し、腰を据えてプレイしていたのだから。それがSwitch2の携帯モードでは、場所を問わず寝っ転がりながらでも遊べてしまう。おまけに携帯モードとテレビモードのどちらで遊んでも、フレームレートは60fps相当だ。

 携帯モードだからといってアクションゲームの体験を損なうことはない。映像表現を控え目にする代わりに、「持ち運んで遊べる携帯性」と、「イヴの華麗なアクションを手元で体験できる」といった、別ベクトルの魅力が生まれている。本体をドックに抜き差しするだけで、ユーザーのプレイスタイルを柔軟に変更できるシームレスな手軽さはやはりSwitch2版ならでは。子どもがいるお父さんも、有事の際には携帯モードで遊べばOKである。

 なお、操作性に関していえば、Switch2ならではの要素として、Joy-Con2を使ったジャイロ操作で、銃のエイム操作や釣り(ミニゲーム)に対応する。また、携帯モード限定だが、パスワード入力ギミックにおいて、Switch2本体ディスプレイのタッチ操作も快適だった。

携帯モードからのキャプチャー。バトル中はそこまで画質低下が気にならない
髪の毛などモデリングが複雑な箇所はザラつく
光源処理やエフェクトは抑えられているが、持ち運んで遊べる利点を考えると十分なクオリティ

新たに「ベヨネッタ」コラボ衣装が追加。特典のスチールブックを撮り下ろしで

 さて、Switch2版に収録される追加コンテンツについても改めて触れておこう。目玉となるのは新たに登場する「ベヨネッタ」とのコラボコスチュームだ。イヴ向けの衣装が新たに4種類登場している。そのうち1着は、キム・ヒョンテ氏が自らデザインを担当しており、既存のPS5版、PC版でも無料配信される予定となっている。

 「NieR」コラボでは、荒野や大砂漠にシリーズの登場キャラクター「エミール」が出現。フィールドで特定のアイテムを集めることで、「2B」をモチーフとしたコラボ衣装をはじめ、ヘアスタイルやアクセサリーなどの装飾アイテムを入手できる。一方、「勝利の女神:NIKKE」とのコラボは、作中の人気キャラクター「紅蓮」とのボスバトルや、原作をモチーフとしたシューティングミニゲームなどが用意されており、コラボコスチュームだけに留まらない“自社タイトルコラボ”らしい遊びが盛り込まれている。

 今回のコンプリートエディションには、アダムやリリーの衣装も収録されている。ゲーム本編に加えて、豊富な着せ替え要素もまとめて楽しめるので、初めて「Stellar Blade」に触れるプレーヤーにはうってつけの内容といえそうだ。

「ベヨネッタ」コラボの追加コスチューム
「クチュールバレット(ベヨネッタ)」
「クチュールバレット(ジャンヌ)」
「クチュールバレット(ブラックトレス)」※キム・ヒョンテ氏による描き下ろし衣装
「クチュールバレット(修道女)」

 最後にパッケージ版に付属する限定版スチールブックについて紹介していく。Switch用パッケージソフトとほぼ同じサイズの金属製ケースで、中にはゲームカードを収納することが可能だ。側面にはスチールブックのためだけに用意された新たなキービジュアルがあしらわれ、イヴとロゴが描かれている。

 内部にもイヴたちが描かれたビジュアルを採用。ソフトのケースとして使えるほか、そのまま飾っておくこともできるアイテムになっている。高級感のある外装で、コレクターには堪らない特典といえるだろう。撮り下ろし写真も掲載する。

【限定版スチールブック】

 美麗なグラフィックスと骨太なアクション性を両立している「Stellar Blade」。今回発売されるSwitch2版は、携帯機ならではの遊びやすさを実現したうえで、これまでの豊富なダウンロードコンテンツも収録されている。初めて遊ぶ人はもちろん、既にゲームをクリアしたプレーヤーも、改めてSHIFT UPが贈るアクションアドベンチャーを楽しんでいただきたい。「Stellar Blade」は、続編タイトルとなる「Stellar Blade BLOOD RAIN」が現在開発中。新作の発売前にシリーズ第1作目を振り返るというのも良いだろう。