先行レビュー
金子一馬アートで遊ぶデッキ構築カードゲーム 「KAZUMA KANEKO'S ツクヨミ」先行体験会レポート
「AIカネコ」から生み出された3,600点のカードイラストが登場!
2026年4月8日 00:00
- 【KAZUMA KANEKO'S ツクヨミ】
- 対応機種:Nintendo Switch
- 発売日:4月23日
- 価格:通常版(ダウンロード専用)3,960円
- プレイ人数:1人
コロプラ初のコンソールゲームとして、4月23日に全世界同時で発売されるNintendo Switch用デッキ構築タワーダンジョンゲームの「KAZUMA KANEKO'S ツクヨミ」。本作は、タイトルにもあるように「女神転生」や「ペルソナ」シリーズなどに携わってきた金子一馬氏の冠を付けた作品だ。金子氏自身は、今作ではアート面や世界観の設定を担当している。
同じコロプラからは、本作の先行タイトル「神魔狩りのツクヨミ」がリリースされており、ゲームシステムを一部踏襲している部分があるものの、ゲームとしては完全新作となっている。ちなみに、金子氏のファンはコンソールゲームのプレーヤーが多いそう。そうした意味でも要望が叶ったタイトルだといえるだろう。
リリースに先駆けて、本作のメディア向け先行体験会が開催された。内容は体験版用として調整されたもので、1時間ほど遊ぶことができた。本稿では、そこからわかったゲームの特徴や魅力についてご紹介していく。
4人のツクヨミたちが神魔討伐に乗り出す群像劇
「KAZUMA KANEKO'S ツクヨミ」で描かれる物語は、神や悪魔、人間が入り混じるダークファンタジーだ。ゲームの舞台は東京の湾岸エリア。そこにそびえ立つ超高層タワーマンション「THE HASHIRA(ザ・ハシラ)」に、異形の存在である神魔が出現。それを倒すために国家守護組織ツクヨミが乗り込んでいくというのがざっくりとしたストーリーである。
本作に登場する主人公は、十六夜月のツクヨミ、新月のツクヨミ、満月のツクヨミ、半月のツクヨミの4人だ。それに加えて、首謀者と言われている登美のりこといったキャラクターたちが、入れ替わりながら物語を進めていく群像劇となっている。
流れとしては、最初は十六夜月のツクヨミにて、下記で説明するターン制バトルを進めていき、3フロア上がったところで新月のツクヨミに入れ替わる。さらにその上の階では満月のツクヨミまたは半月のツクヨミのどちらでプレイするか選択肢が現れるといったスタイルになっている。だが、どの選択肢を選んでも最終的にはどのルートもプレイするような作りになっており、物語も徐々に1本に集約されていくようになっている。
ちなみに、こうしたデッキ構築型のゲームでは繰り返し遊ぶことを前提にしているため、ストーリー部分を強く押し出している作品は少ない。だが、本作はNintendo Switchで発売されることから、物語の最初から終わりまでしっかりと楽しめるように作られている。
3枚の手札を駆使して戦っていくターン制バトル
本作の中心となるターン制バトルのもっとも大きな特徴は、手札として使用するのはたった3枚で、それをどこに置くかによって戦っていくところである。特に普段カードゲームをあまり遊んでいない人にとっては、選べる手札の種類が多すぎると理解がなかなか追いつかないことがある。だが、本作ならば不慣れでもルールをすぐに覚えることができるところが魅力だ。
もう少し具体的にいうと、プレイヤーは「神魔札」という手札を使ってバトルを繰り広げていくことになる。この「神魔札」は、大きく分けて攻撃型と防御型、バランス型に分かれている。攻撃ができる手札には、剣のマークに赤丸で数字が書かれているのだが、それが攻撃力を表している。その数字が、敵の防御力を上回ればダメージを与えることができる。最終的には、敵のHPをゼロにすれば勝ちとなる。
また攻撃とは別に、札には盾が描かれたアイコンがあり、書かれた数字は防御力を表している。敵の攻撃は矢印で示され、場にある3枚の札のうちどこを狙ってくるかがわかるので、そちらに移動しておくことで意図したカードで防御ができる仕組みだ。敵によっては複数の札に同時に攻撃を仕掛けてくることもあるので、臨機応変な対応が必要になってくる。
それとは別に、カード自体に様々な効果を持つものも用意されている。たとえば「飯綱」は、通常の攻撃が「ランダム連続攻撃」となる特性を持っている。こちらは攻撃をしたときに、3回連続でダメージを与えるというものだ。それに加えて、3相手に「裂傷」という状態異常を付与する能力も持っている。単体でも使い勝手がいいのだが、ダメージが倍増するような手札と組み合わせることで、よりその威力が増すのである。
この攻防はターン制になっているのだが、自分のターンでは手札の下に表示されている「オド」の数(最初は4つ)だけ行動することが可能だ。それぞれの「神魔札」にも必要なオドの数が書かれており、札を使用するときに消費していく。このオド自体は、次のターンの開始時に全回復するので、可能な限り使い切ったほうがいい。
どのルートを選ぶかで異なるイベントが発生する探索要素
このゲームでは、マンションの低層階から徐々に上を目指していくことになる。マンション内の移動は、昔の3Dダンジョンゲームに近いが、いろいろ歩き回るというわけではなく基本的にはオートで前に進んでいく。ただし、ときおり分かれ道が現れることがある。
ミニマップ上にはその先のルートも描かれており、敵とのバトルなど、どのようなイベントが発生するのかも概ねわかるようになっている。そのため、プレイヤーの好みによってどんな体験をするのかといったことも決めることができる。
たとえば戦闘以外のイベントとしては、部屋に入ったときに、ショップ内のレジでくねくねと動く針金細工を出して「命ちょーだい」と脅すおじさんに出くわすことがある。ここでふたつ選択肢が表示され、「針金細工を壊す」を選ぶと、HPは減ってしまうものの多額の報酬を手に入れることができる。「男を攻撃する」を選ぶとそのまま戦闘に突入する。こうした選択肢はどちらが正解というわけではなく、あくまでもプレイヤー側の判断に委ねられるのだ。
他にも、新たな「神魔札」の購入や強化が行える「残月堂」と呼ばれるショップのようなものが登場することもある。また、各フロアの最後にはボス敵が出現するが、その直前に休憩所が用意されており、減ってしまったHPを回復するか「神魔札」を強化するか選べるようになっている。このように、ときおり選択肢が現れて、その時々の判断で選んでいく場面が多いというのも本作の特徴といえるだろう。
このゲームのセーブは、フロアボスを倒した後かゲームオーバー後に表示されるリザルト画面で行える。それとは別に、ゲームを中断することも可能だ。ゲーム序盤はひとりのキャラクターが3フロア分探索を行うが、その途中で倒れてしまったときは、そのキャラクターが最初に探索を始めるところからやり直しとなる。だが、ゲームを進めていくと、ツクヨミ自身のレベルも上がっていくため、初回のプレイよりはサクサク進めていくことができるようになっていた。
金子一馬氏のタッチを学習した生成AIから生まれた3,600点の「創成札」イラストが登場!?
もうひとつユニークな試みが行われているのが、「創成札」と呼ばれるカードだ。探索を進めていくうちに、謎の神「オオカミ」から特殊な神魔を宿した「創成札」がもらえることがある。この「創成札」は、プレイヤーがそれまでしてきた行動によって種類や性能が変化する。カードとしても特殊な強いものが用意されており、自分のデッキを構築していく上でも役立ってくれることは間違いなしだ。
そして、この「創成札」のイラストを作りあげるために使われているのが「AIカネコ」である。こちらは同社内で金子氏の絵柄を学習した生成AIで、これにより金子タッチのイラストを多く生み出している。「神魔狩りのツクヨミ」で多くのプレイヤーが創成したものの中から、ユーザー投票を経て開発チームが厳選した3,600点のイラストが収録されている。
カードをもらうときも、3つの選択肢が現れる。今回筆者がプレイした範囲では、ヘルメスの「創成札」がもらえたのだが、このときに「ハット」と「燭台」、「羽根つきの鎧」という選択肢が出現した。ここで「ハット」を選んでみたところ、帽子を被った鴉のキャラクターが描かれたカードを入手することができたのである。
性能としてはオドの使用コストは0で防御力が40。それに加えて守備が+20されるというかなり防御に寄ったカードだ。こうした1度入手した「創成札」についてはアーカイブ化されるため、途中で倒されても次回の探索時に再び手札に加えることもできる。
「創成札」のイラストは、各ツクヨミごとに900点ずつ用意されている。その中に、さらにレアリティも設定されており、より上位の「創成札」を手に入れることで防御力が高いなど基礎値も変化していくのである。3,600点ものイラストの種類があると、さすがにすべてコンプリートするのは難しいが、かなりチャレンジしがいのある部分だ。
「デビル メイ クライ」とのコラボレーションでダンテとネロ、バージルがゲーム内に登場!
ユニークな試みのひとつとして、カプコンの「デビル メイ クライ」とコラボレーションした要素も盛り込まれている。これはいわゆる期間限定のイベントというわけではなく、最初からゲーム本編内のコンテンツとして盛り込まれているものだ。今回は体験版ということで低層階に出現したのだが、製品版では中層階以上を探索しているとダンテやネロ、バージルといったキャラクターたちと出会うことができる。
彼らとは戦うことになるのだが、見事勝利すると強力な手札として使えるようになる。たとえばダンテならば「スタイリッシュランク」と呼ばれる能力を使うことができる。こちらは、ダメージを与えるたびにランクが上昇していき、ランクが上がるたびに攻撃力も10ずつ増えていくというもの。ダンテ以外で攻撃した場合もランクが上がるので、手数が多いカードと組み合わせて使うことで、大きなダメージを敵に与えることができる。
ネロの「イクシード」は、手札に持ち続けることで、3段階で攻撃力が上がっていく。バージルの「コンセントレイション」は、「連携」を発動するたびに攻撃力が上がるなど、それぞれ異なる特徴を持っている。ゲーム的には、そのときに使用している主人公キャラクターと相性のいい能力となっているため、手札としてもぜひ手に入れておきたい。
本作はスマートフォンなどの運営タイトルではないため、こうしたコラボレーションがどんどん行われるというわけではない。あくまでも、最初から入れられている要素だと思っていいだろう。
物語が楽しめるデジタルノベルやエンドコンテンツの「THE HASHIRA」モードも用意
今回は体験することができなかったが、メインストーリーとは別に「デジタルノベル」も用意されている。こちらはゲーム内のテキストが読めるといったものではなく、完全に別物の小説として用意されたものだ。基本的なストーリーライン自体はゲームに沿ったものだが、細かい描写は異なっている。
なぜこうしたコンテンツを用意することになったのかというと、金子氏の世界観が楽しみたいという人がかなり多いからである。そうしたファンを楽しませるためのコンテンツとして用意されたのが、今回のデジタルノベルである。
この「デジタルノベル」自体は、ゲームの本編を進めていくことで徐々に解放されていくという形だ。だが、こちらも最初からすべてオープンにするという機能も採用されている。単純に読み物としてのボリュームも十二分にあるそうなので、これだけでもかなり楽しめそうだ。
「デジタルノベル」はどちらかというとライト層向けのコンテンツだが、それとは別にエンディングを迎えた後のエンドコンテンツとして「THE HASHIRA」モードが用意されている。こちらは4人の主人公のうちひとりを選び、上階を目指すというものだ。「神魔狩りのツクヨミ」でも同名のコンテンツがあったが、そちらとは全くの別物で、繰り返し遊べるようになっている。
もうひとつ、ゲームプレイで入手したカードは、図鑑として楽しむことができる。神魔の由来を解説したテキストなども読めるようになっており、純粋にコレクション要素として楽しむことができそうだ。
メインストーリーのプレイ時間は20時間強
今回の体験会を通して感じたことは、本当にあっという間に時間が過ぎ去ってしまったと感じた。3枚の手札をどのように使っていくのかという部分も非常にわかりやすい。マンション内をどのように進んでいくのか自分で判断しながら選んでいくのもかなり楽しく感じられた。
なによりも、途中でどんどん新たなカードが手に入るので、自分自身が強くなっていくのが実感できるような作りになっているのである。カードやキャラクターのデザインなど、金子氏が描く世界観もいつも通り素晴らしい。ゲームを遊んでいて疲れるということもまったくなく、むしろこのゲームなら永遠に遊んでいられそうだと感じたところも、体験会の時間が短く感じられた理由かもしれない。
この「KAZUMA KANEKO'S ツクヨミ」のボリュームは、メインストーリーだけなら20時間ほどだ。もちろん、途中で倒されてしまった場合はもう少し伸びることもある。ゲームの難易度も序盤はかなり優しく感じられたが、終盤はそれなりに歯ごたえのあるものとなっている。
今回はNintendo Switch向けに発売されるが、もちろんSwitch 2でも遊ぶことは可能。ちょっとした時間の合間に遊びたくなるような作品に仕上げられているので、この記事を読んで少しでも気になったならばぜひとも挑戦してほしい1本である。
(C)COLOPL, Inc.
(C)CAPCOM
※通常版パッケージソフト単体での販売は行なっておりません。
※画像はイメージです。
※内容・仕様は予告なく変更になる可能性があります。







































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