先行レビュー
“何か”が視える世界を体験「視える人には見える展・零」先行体験レポート
8月1日開催。想像以上に寒くなる体験型展示イベント
2025年7月31日 13:37
- 【視える人には見える展-零(ゼロ)-】
- 開催期間:8月1日~8月31日
- 会場:
- 福島ビル 1F/B1
- 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-5-3
- 入場料金:
- 平日:2,200円
- 土日祝日:2,500円
- ※お清め塩付き/なくなり次第終了
8月1日より、夏に最適なホラー系展示イベント「視える人には見える展-零(ゼロ)-」が、東京日本橋エリアにて開催される。
今回は、その先行体験会に参加したので、ネタバレしない範囲で、その魅力を伝えていこうと思う。また、会場では写真などを実際に「見る」こと自体が体験価値となるイベントなので、通常のレポート記事よりも写真は少なめにしている。もしちょっとでも「気になる」なら、ぜひ会場に足を運んでほしい。
監修者二人によるトークセッション
先行体験会のオープニングは監修者で霊能力者のシークエンスはやとも氏とMiyoshi氏が登壇。本イベントにかける意気込みや見どころなどを語ってくれた。
まず本イベントは、4月に渋谷の古民家で開催された写真展のパワーアップ版であることが説明された。前回の写真展ではシークエンスはやとも氏やMiyoshi氏が、心霊スポットやパワースポットで、普段「見えている」景色を、写真にしたものを展示した。その際、予想を超える13,000人近い集客があり、需要があると感じたという。そこで、得た収益を元手に今回のイベント展示に踏み切ったのだそう。
今回のテーマは、ずばり「体験型」で、パワースポットやオカルトスポットをかなり精密に再現したという。また、写真に関しては、前回展示した写真もあるが全体の8割が新規の撮りおろし。なので、前回訪れた方でも十分に楽しめるイベントになっている。
また、Miyoshi氏が、骨董屋などから買い付けた何かが「入っている」と感じた品も多数展示されている。そのようないわくつきのものを展示するとなると、会場側に拒否される可能性もあったが、展示会場となる福島ビルは解体予定ということもあり、無茶な展示でも実現できたという。見る前から、ワクワクとガクブルが止まらなくなるようなコメントだ。
「視える」世界を解説付きで体験
この展示イベントでは、大きくわけて「見る」展示と「体験する」展示がある。そこで体験順とは異なるが、まずは「見る」展示パートから見ていこう。
入場すると、いきなり目に入るのが学校のような廃墟の画像だ。ただの廃墟だと思えば何でもないはずなのに、「視える人には見える」という前提があることで、「そこに何かいるのでは?」と感じさせる。
そして待っているのは「写真館」エリア。ここには、多数の写真が飾られており、大きく2つのカテゴリにわけられる。まずひとつめが、日常に溶け込む「何か」の存在を、実際に見られる写真。これらは、写真の上に黄色いラインで、そこに見える「人」などの「形」が描かれ、どのような人物に見えるのか……が、説明されている。
いずれの場所も、霊能力者でない僕が見ても「何かいそう」と感じるところばかりなので「見えたら怖いだろうなぁ」と感じた。
また、もうひとつのカテゴリでは、一見、ごくフツーの何もない写真が飾られている。黄色い線やコメントによる解説はない。が、そこに会場で渡されるフィルターを通すことで、そこに写っている「何か」の答え合わせができる、という仕組みだ。ちなみにだが、筆者は霊感ゼロのせいか見えなかった。霊感に自信のある人はもしかすると見えるかも……しれない。
次の「見る」展示は、前回の渋谷にはなかった「映写室」エリアだ。ここでは、3Dメガネをかけて実際の動画を見て、霊能力者が移動しているとき、どのように「何か」と遭遇するのかを疑似体験できる。もし、見えなくても最後に答え合わせがあるので、焦らずに見ていこう。
そして、今回マジでビビったのが「観察院-都市圏」である。ここでも、「写真館」エリア同様、日常に溶け込む「何か」の存在を写真で見せる展示方式。だが、このエリアでは誰もが知っているとある街の写真ばかりが飾られており、それが怖い。
もちろん私も行ったことがあるし、東京に住んでいるなら一度くらい行ってる場所だ。だから見覚えのあるところが多くて、「えっ、あそこにいるの?」「ここにも?」と思わせられる。正直なところ、テーマとなったエリアには「ちょっと、しばらく行かないでいいですか?」ってビビるレベルなのだ。
また「観察院-裏視界」では、ジャーナリストの丸山ゴンザレス氏、ルポライター等の村田らむ氏によって、都市圏の裏にある「何か」の痕跡が明かされる。ここは新規エリアなので詳しいことは割愛するが、「えっ、そんなことまでわかるの?」と思うこと請け合いだ。
なお、このセクションで紹介した「写真館」エリア以外の「映写室」や「観察院」の各エリアは撮影禁止となっていたので、申し訳ないが画像での紹介はなしとなっている。
体験系展示で感じた「恐怖」とは?
続いては、「体験する」展示を紹介しよう。これらは、すべて新エリアだが、撮影可能となっていた。ネタバレしない範囲で紹介していこう。
まずは「再現部屋」。ここは、監修者が見た、とある建物の101号室を立体的に再現している。もう、天井や畳のシミ、破れた障子など、まさに廃墟といった感じ。そして現場で実際に何が見えていたかは、針金で編まれた立体人形を使って表現している。
シークエンスはやとも氏によれば、天井のシミは上の階からの水漏れと思ったらしいのだが、実際は上階の部屋は綺麗だったそう。また、取材時に現場を訪れたスタッフたちは、霊感がなくても何だか気持ち悪くなったという。
実は会場では筆者も凄く寒気がして、「これはきっと冷房のせい」と言い聞かせたが、本当にそうだったんだろうか。ちなみに、この部屋の匂いも、何となく現場と似ているとのことなので、まさに疑似体験ができるそう。
そしてMiyoshi氏が集めた「物品庫」も見応え満点だ。彼女が何かを「感じた」というだけあって、展示しているモノ全てが、この世のものなのかどうかわからない「違和感」を放っている。
普段の私なら「欲しいな」と思うような骨董品が並んでいるのに、「どれも欲しくない」。いや「そばにすら置きたくない」。そんな感情がジワリと心をえぐる。
次は「観察院-パワースポット-」。各地のパワースポットの写真が、どのような「パワー」が出ているかの解説付きで飾られている。悶々とする展示を見続けたあとで、このエリアにくるとホッとすること間違いなしだ。とにかく、ここで回復しておくことをオススメする。さらにもうひとつ展示エリアがあるのだが、ここについては写真も内容も「×」なので、皆さんの目でたしかめてほしい。






















































![【Amazon.co.jp限定】映画 おでかけ子ザメ とかいのおともだち 数量限定豪華版Blu-ray ≪とかいを映すうるうるアイズぬいぐるみセット付き≫(メーカー特典あり:子ザメちゃんのふわふわキーホルダー付き)(Amazon限定版特典:オリジナルブランケット付き)(購入特典:オリジナルアクリルキーホルダー付き) [Blu-ray] 製品画像:1位](https://m.media-amazon.com/images/I/51p1HeqKVsL._SL160_.jpg)
![【メーカー特典あり】READING HIGH 『ONE 〜The last of 新選組〜』(メーカー特典:キャストビジュアルB4ポスター付)(完全生産限定版) [Blu-ray] 製品画像:5位](https://m.media-amazon.com/images/I/31ZhOfq+4yL._SL160_.jpg)
![ラブライブ!スーパースター!! ファンディスク ~北海道はDEKKAIDOW!~[Blu-ray] 製品画像:6位](https://m.media-amazon.com/images/I/519pWvbQQ2L._SL160_.jpg)

![【Amazon.co.jp限定】Ensemble Starsl!Cast Live Starry Symphony - Superbloom - BOX盤 (クリアポスター(Day2絵柄)付) [Blu-ray] 製品画像:8位](https://m.media-amazon.com/images/I/31by3MxRI5L._SL160_.jpg)
