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「モンスターハンタークロス」体験版の配信決定! 「ゼルダ」とのコラボ再び!
新たに「二つ名持ちモンスター」の存在も明らかに!!
(2015/11/9 18:38)
- 11月9日開催
- 【モンスターハンタークロス】
- 11月28日 発売予定
- 価格:
- パッケージ版 5,800円(税別)
- ダウンロード版 5,546円(税別)
- CEROレーティング:C(15歳以上対象)
- プレイ人数:1人(通信プレイ時:最大4人)
カプコンは、11月28日発売予定のニンテンドー3DS用「モンスターハンタークロス」の完成披露発表会を開催した。第1部のCM完成発表会ではCMの内容に関する話題に終始したが、第2部ではゲームの新要素、体験版の配信の発表、コラボレーションなど新情報が続々と発表された。
第2部の発表会では、まずはオープニングムービーが公開。ここでは「モンスターハンター」のある意味主役とも言える4大モンスターが大きくフィーチャーされ、盛り上がる内容となっている。それもただ単に4大モンスターが暴れるだけでなく、過去登場したモンスター達との縄張り争いが描かれており、その生態の一端を知ることができる。また、一瀬泰範ディレクターによれば、これまで比較的ベテランハンターが描かれていたが、後半若手ハンターが登場し、ニャンターによる鼓舞の後に狩技などを駆使してモンスターに立ち向かう様を描きたかったと語っている。
さらに「プロモーション映像3」も公開。こちらも新発表であふれていたが、なんと言っても驚きなのは、今回初公開となった「二つ名持ちモンスター」の存在だろう。これまで登場したリオレウス、アオアシラ、ジンオウガなど強敵と言えるモンスター達。これまでにもモンスターには亜種などが登場してきたが、今回は従来の名前以外に「二つ名」を持っており、これまでにはない攻撃を加えてくる強敵としてハンターの前に立ちはだかる。今回確認されたのは「黒炎王リオレウス」、「紅兜アオアシラ」、「金雷公ジンオウガ」。一瀬氏によると、このほかにも「二つ名持ちモンスター」は続々登場するという。
発表会では、同作のマルチ編のCMに出演している井上聡さん(次長課長)、武井壮さんが「黒炎王リオレウス」に挑戦。森からスタートし「黒炎王リオレウス」を目指す。井上さんがライトボウガンでエリアルスタイル、武井さんが太刀でブシドースタイル、一瀬氏がランスでストライカースタイル、辻本氏がハンマーでギルドスタイルといった構成。
ところが開始早々に武井さんが捕食されてしまう。これを見ていた井上“プロハンター”聡さんまでも捕食されて、一方的に攻め込まれる展開に。井上さんは事前に挑戦したことがあるような口ぶりで「やっかいなヤツ!」を連発。一瀬氏が罠を仕掛けるも、すんでの所で「黒炎王リオレウス」は移動してしまう。閃光弾を投げても上手くいかず落ちてこない「黒炎王リオレウス」は一方的に攻め続ける。狩技を出そうにも潰されるなど、歯が立たない状態で時間切れとなってしまった。
この強大なモンスターと相まみえるのが楽しみなハンターも多いのではないだろうか。
これだけ書いておいてなんだが、プロモーションビデオに関して言えば、なんといっても注目なのはタイトルロゴが出たラストシーンだ。巨大な体躯を持つ触手のようなものを震わせてたたずむモンスターらしき姿が描かれる。どうも4大モンスターの上を行くモンスターの登場を予感させる映像だ。この点に関しては「まだ言えないこともある」と辻本良三シリーズプロデューサーも小嶋慎太郎プロデューサーもコメントを避けた。
体験版の配信が決定
今回電撃的に発表されたのが「体験版」の配信決定の報だ。11月19日から配信が開始となる。
体験版でプレイできるクエストは、古代林での「ドスマッカォ討伐」、闘技場の「ホロロホルル討伐」、渓流での「ナルガクルガ討伐」の3つ。全武器種、全狩猟スタイル使用可能な上、ニャンターモードも体験可能。
1回のクエストの体験可能な時間は25分と、これまでより長く設定されており、一瀬氏は「討伐だけでなく、いろいろ立ち寄って欲しい」と語った。また、一瀬氏によると、細かい内容まで触れなかったが、体験版用の調整を行なっているという。
発表会では同作のソロ編CMに出演しているDAIGOさんが体験版を初プレイ。即座に選んだのはやっぱりニャンター。フィールドに出るやいなや「かわいい~」を連発。意味もなく走り回り、アクションの感触を確かめていた。ニャンターは、スタミナの設定がないためいつまでもダッシュすることができるほか、潜っている時はモンスターの咆哮など一部の攻撃を除いてやられることはない。さらにやられても、ドングリの数だけその場で復活でき、もしドングリがなくなった状態でやられてもキャンプ場で休めばドングリの数が復活する。
ニャンターになり、こそこそと罠を張ったり、周りのハンターの体力を回復させたり、ちょこちょことお役に立つというのも1つのプレイスタイルだろう。
DAIGOさんは「ニャンター、ハマりましたね。ニャンターでプレイできて、すごい楽しい!」とかなりハマった様子。辻本氏も「ニャンターでアクションしているだけで、楽しいですよね」とコメントした。
「ゼルダの伝説 風のタクト」とのコラボレーション決定
コラボレーションの冒頭紹介されたのが「ゼルダの伝説 風のタクト」とのコラボレーションだ。オトモ装備を生産できるアイテムを入手できるダウンロードクエストとして配信を予定。
オトモ防具の「リンクネコシリーズ」を着用すると、勇気あふれる少年の姿になれる。また、神様の力を借りられるという不思議なオトモ武器「ネコのタクト」も、クエストをクリアしアイテムを入手すれば生産することができるようになる。
オトモ装備だが、「モンスターハンタークロス」ではプレーヤーがニャンターになれるため、自分で操作できるようになる。公開されたビデオでは、樽爆弾で破壊したり緑色のクロスのブーメランを使用するなど、随所にリンクらしいアクションを披露していた。
イベントクエスト「ゼルダの伝説・勇者、ふたたび」はセブン-イレブンで先行配信される。配信期間は12月1日9時より2016年1月5日8時59分まで。ダウンロード特典としてギルドカード(背景)、称号、オトモアイルーも配信される。セブン-イレブンでは、コラボコンテンツの先行配信のほか、限定オトモアイルーの配信も決定している。
「マクロスΔ」とのコラボレーション決定
アニメーション「マクロスΔ(デルタ)」とのコラボレーションも決定した。すでにアイルーかどうかも怪しいデザインだが、非常にかっこよく仕上がっている。バルキリー風オトモ防具「ニャルキリー」シリーズと、空を羽ばたくニャルキリーの武器「ニャルキリーウェポン」で構成。
「モンスターハンタークロス」の発売後に、これら「ニャルキリー」シリーズの生産に必要なアイテムが入手できるダウンロードクエストが配信される予定。詳しくは追って発表される。