Activision Blizzard、「キャンディクラッシュ」のKingを買収

　米Activision Blizzardは米国時間の11月2日、世界最大手のモバイルゲームパブリッシャーKing Digital Entertainmentを59億ドル（約7,100億円）で買収し、完全子会社化する方針を発表した。買収完了は2016年春を予定。

　Activision Blizzardは、その名の通り、「Call of Duty」や「Destiny」を擁するActivisionと、「World of Warcraft」や「Diablo」を擁するBlizzard Entertainmentを子会社に抱える世界最大規模のゲームパブリッシャー。今回のKingの買収により、「Candy Clash Saga（邦題：『キャンディクラッシュ』）」や「Bubble Witch Saga（邦題：『バブルウィッチ』」）など、モバイルゲームの分野でも強力なラインナップを擁するメーカーとなる。

　Activision Blizzardでは、Kingを傘下に加えたことで、従来のPCやゲームコンソールのみならず、モバイルの分野でも複数のAAAタイトルを擁するメーカーとなり、世界規模の競争力を高め、でさらなる成長を目指していくとしている。