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WIN「Shroud of the Avatar」が制作資金調達100万ドルを達成

「ウルティマ」の生みの親が放つ原点回帰のファンタジーRPG

3月19日 発表

「Shroud of the Avatar: Forsaken Virtues」
リチャード・ギャリオット氏

 米Portalariumは3月19日、Windows用ファンタジーRPG「Shroud of the Avatar: Forsaken Virtues」の資金調達目標である100万ドルを突破したと発表した。

 「Shroud of the Avatar: Forsaken Virtues」は、「ウルティマ」シリーズの生みの親、リチャード・ギャリオット氏が自身の原点となるファンタジー世界に回帰したファンタジーRPG。氏の率いる開発スタジオPortalariumによって開発されており、今回の資金調達はクラウドファンディングサイト「Kickstarter」を利用して行なわれている。目標である100万ドルは、3月8日の募集開始後10日で達成されたものとなる。

 100万ドルは最初の目標として掲げられていたもので、今後110万ドルを達成すればソーシャルシステムおよび戦闘用ペットの導入、120万ドルで季節ごとの天気システムの導入など、達成金額に応じてゲームに導入されるシステムやデザインが増え、その内容が順次公開されていく。

 今後は、資本提供者を対象にしたαテストが2013年末に予定されている。なお本格的なリリース予定は2014年となっている。

リチャード・ギャリオット氏のコメント

 我々は興奮すると同時に、「Shroud of the Avatar」に賛同していただいているファンの皆さんが沢山いることに喜んでいます。

 私の目標は、私のゲーム開発の根本ともなる「ウルティマ」シリーズのプレイスタイルを思い起こさせるRPGを作ることです。もし、あなたが完全にインタラクティブなバーチャル世界、寓話、深みのあるオリジナルフィクションといったテーマのゲームが好きでしたら、本作で新しい体験を楽しんでいただけるでしょう。我々はファンタジーRPGを製作するにあたり、最新の素晴らしい技術を駆使できることに大変興奮しています。

【スクリーンショット】

(安田俊亮)