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3DS「マンションパーカッション」

壁や床を叩いて出す「音」を楽しむ

3月6日 配信

価格:500円

CEROレーティング:B(12歳以上対象)

1つの部屋をプレイし終わると「スッキリ度」が表示される

 ポイソフトは、3月6日にニンテンドー3DS用音のゲーム「マンションパーカッション」を配信する。価格は500円。CEROレーティングはB(12歳以上対象)。

 本作はとにかく「壁を叩く! 大声を出す! そしてスッキリする!」というゲーム。舞台はとあるマンションの一室。上下左右から隣人が騒音を出してきて、ストレス玉が出現。騒音がした方向の壁を叩くと、ストレス玉が潰れる。

 顔アイコンが消えるまでに叩けばOKで、特に決まったリズムなどはなく、自分のタイミングで叩けばいい。たとえストレス玉を潰し逃してもゲームオーバーになることはないし、騒音のしていない方の壁を叩いても音が出るだけなので、好き勝手に音を出すことができる。

部屋の隣人達から出る「騒音」は音とともにストレス玉になって表示される。ストレス玉が出てきた方向に叩き返すことでストレス玉が消える

 マンション「パーカッション」には、雰囲気の異なる部屋が全部で7種類登場する。部屋ごとにシチュエーションが異なり、隣人からの騒音も「ドンドン」といった壁の音から、なにやら色気のある女性の声だったり、バラエティに飛んでいる。プレイを進めると部屋が増えていくわけではなく、最初から好きな部屋でプレイすることができる。自分のプレイはリプレイリストに保存可能。保存したリプレイは、すれちがい通信で交換できる。

 本作は、譜面に合わせて音を出していき、その正確性を判定する音楽ゲームではなく、自分のリズムで、自分のテンポでひたすら音を出し、それを記録していくリズム/ドラムパッドのようなタイトルになっている。

 隣人の出す騒音はあくまでクリック音のようなものに過ぎず、ステージにはいつか終わりが来る、という以外、何をしてもかまわない。いつの間にか隣人と自分の叩いた騒音の応酬は、なんともいえない1つの音楽となっている……かもしれない。すれちがい通信で、他のプレーヤーがどんな音を奏でているのか、聞いてみるのも楽しみの1つになるだろう。

(佐伯憲司)