「ジョジョ」のスパイス・ガールが「超像可動シリーズ」に登場

　メディコス・エンタテインメントは、アクションフィギュア「超像可動“ジョジョの奇妙な冒険 第五部 黄金の風”スパイス・ガール」を4月下旬に発売する。価格は4,200円。全高約15cm。

女性型スタンドらしい丸みを帯びたシルエットを再現している。付属品で初登場の場面が再現できる

　「スパイス・ガール」は「ジョジョの奇妙な冒険 第五部 黄金の風」に登場するヒロイン「トリッシュ・ウナ」が発現させた“スタンド”である。“ものを柔らかくする”という能力を持つ。自分で喋ることができるスタンドで、初出現の時はトリッシュを導くように話し、戦った。普段は敬語で話すものの、攻撃時には過激な言葉使いになる。トリッシュの隠された攻撃性を感じさせるスタンドだ。

　「超像可動 スパイス・ガール」は超像可動シリーズ初の“女性型スタンド”である。これまでのシリーズで培った技術により、セクシーさを感じさせるシルエットと、広い可動範囲の両立を実現している。アクションフィギュア化することで、背中や足の部分など細かいところもチェックできるのはファンにはうれしいところだろう。

　オプションパーツとしてハンドパーツの他、初出現時に戦ったスタンド「ノートリアスB・I・G」と、スタンドに突き刺した鉄棒が付属しており、劇中の場面を再現できる。口を開けた「叫び顔」も用意されている。先日行なわれた「ワンダーフェスティバル 2013 冬」では、「超像可動 スパイス・ガール」と共に「超像可動 トリッシュ・ウナ」も試作品が出展されていた。トリッシュの販売も期待したいところだ。

　カプコンが2002年7月に発売したプレイステーション 2用アクション「ジョジョの奇妙な冒険【黄金の旋風】」ではトリッシュはプレイアブルキャラクターとして登場する。「ノートリアスB・I・G」との戦いを再現したステージも用意されており、さらに「アナザーストーリーモード」ではトリッシュとボスの直接対決といったゲームオリジナルの戦いもできた。

　バンダイナムコゲームスが8月29日に発売するプレイステーション 3用スタイリッシュ対戦格闘ジョジョアクション「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」では続々と参戦キャラが発表されているが、トリッシュの登場も期待したいところである。

【超像可動 スパイス・ガール】

“一味違う”スタンド、スパイス・ガール。原作の雰囲気を忠実に再現している