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タミヤ、RC“トラクター”「ファームキング ウイリー」を2月に発売
コミカルさと力強さを併せ持つ“ワイルド”なボディ。ウイリー走行やスピンターンも可能
(2013/1/25 16:55)
タミヤは電動RCカー「ファームキング ウイリー(WR-02Gシャーシ)」を2月23日に発売する。価格は15,540円。スケールは1/10で、全長36.3cm。サーボやバッテリー、送信機などは別売りになっている。これらの部品に加え、バッテリーの充電器もセットにした「ファインスペック2.4G 電動RCドライブセット」も発売されており、こちらの価格は14,490円。
「ファームキング ウイリー」はタミヤ初の“トラクター”のRCカーとなる。大きな車輪のずんぐりしたフォルムが特徴で、ボディは衝撃に強いポリカーボネート製。車体後部には大きな鋤(すき)が取り付けられており、運転席両サイドには大型マフラーが突き出ている。ドライバーはテンガロンハットをかぶっていて、アメリカの広大な畑をワイルドに爆走するトラクターの雰囲気が再現されている。
使用している「WR-02Gシャーシ」はオフロード用のもので、巨大なタイヤによる高い車高が特徴。後輪駆動で、急にスピードを出すことで前輪を持ち上げたウイリー走行が可能となっている。スピンターンも手軽にでき、トリッキーな走りが楽しめる。大径タイヤとホイールははめ込み済みで、ギヤケースはモーターを取り付けた形でこちらも組立済みとなっており、作りやすさもポイントとなっている。
WR-02Gシャーシを使ったRCカーはコミカルなフォルムと、トリッキーな走行がセールスポイントだ。車体の重心が高いため高速走行は苦手だが、車体を激しく揺らしながら走行する様子は迫力たっぷり。ウイリーでどこまで走れるかに挑戦するのも楽しい。何より、「爆走するトラクター」という“風景”は、他のRCカーにはない魅力がある。RCカー初心者はもちろん、「ちょっと変わったRCカーが欲しい」というラジコンファンにもお勧めしたい。