カプコン、「バイオハザード6」ステージイベント&プレイレポート
いよいよ発売間近! 「エイダ編」がプレイアブルで出展!
9月20日~9月23日 開催(20日、21日はビジネスデー)
会場:幕張メッセ1~8ホール
入場料:前売1,000円/当日1,200円(一般)
無料(小学生以下)
前売3,000円(TGS サポーターズクラブ)
10月4日にいよいよ発売を迎えるプレイステーション 3/Xbox 360「バイオハザード6」。TGS2012のカプコンブースでは、ステージイベントでは「バイオハザード6」発売直前スペシャルステージを、プレイアブルスペースでは、配信されている体験版のステージに加え「エイダ」のストーリーもプレイ可能になっている。これらの詳細をお伝えしていこう。
【バイオハザード6】
プラットフォーム:PS3/Xbox 360
ジャンル:サバイバルホラー
発売日:10月4日
価格:各7,990円
プレイ人数:1人~4人(オフライン時:1~2人/オンライン時:2~4人)
CEROレーティング:D(17歳以上対象)
■ 「バイオハザード6」発売直前スペシャルステージ
写真の中央から、エグゼクティブプロデューサーの小林裕幸氏、右がディレクターの佐々木栄一郎氏、1番右がプロデューサーの平林良章氏 |
“ネオアンブレラ”というキーワードが見え隠れするエイダ |
この発売直前スペシャルステージでは、エグゼクティブプロデューサーの小林裕幸氏、ディレクターの佐々木栄一郎氏、プロデューサーの平林良章氏が登場し、最新のプロモーション映像を公開。さらに、「バイオハザード6」の多彩なモードを実機プレイや映像を交えつつ紹介し、各種のコラボレーション展開も発表した。
公開された最新のプロモーション映像では、レオン、クリス、ジェイクそれぞれのストーリーの中で、非常に多彩なシチュエーションがあることが伝わるほか、物語の鍵を握るのではと思われるエイダの存在も際立っている。ぜひご覧頂きたい。
エイダのストーリーがレオン、クリス、ジェイク編をクリア後に楽しめることが先日に明かされたが、その上でディレクターの佐々木氏は本作を「7人の主人公が、異なる立場から1つの事件に挑む物語」と表現。それぞれの恐怖、それぞれのプレイスタイルがある。
そして、最後に開放されるエイダ編は、他の3組がツーマンセル(ペア)であったのに対して、完全なシングルプレイ専用となる。仲間のいない心細さからも、恐怖のテイストは「初期のバイオハザード」に非常に近く、本作のストーリーの中で最も難易度が高いということだ。
【プロモーションムービー】 |
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【レオン編での森林墓地エリアを実機プレイ】 | ||
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実機プレイでは、レオン編の森林墓地エリアでのプレイが行なわれた。ここには逃げ回りつつ、時おり叫び声をあげて周囲のゾンビを強化してしまうB.O.Wが紹介された |
プレーヤーが他のプレーヤーのゲームに参加してゾンビになる「エージェントハントモード」。2人までゾンビ側になれる |
ストーリーモード以外にもオンラインでのモードが多彩な本作。そのなかでも注目なのは、プレーヤーがゾンビとなって他のプレーヤーを襲える「エージェントハントモード」。ストーリーをプレイ中の他人のゲームに入り、ゾンビとして襲い掛かるというわけで、プレイ次第ではストーリープレイが対人戦レベルの難易度にもなるのかもしれない。ゾンビ側は1つのゲームに2人まで参加できる。
ゾンビ側はやはり基本的には弱いということだが、操作できるクリーチャーにも様々な種類があり、特にまったく別の姿にも変異することがあるジュアヴォだと、運が良ければかなり強い姿になることもあるそうだ。
そうした様々な遊びの履歴が記録され、それによって新たな要素開放も手に入るというのが、Webサービスの「Resident Evil.NET」。プレイ履歴がグラフィカルに表示され、それによってポイントが手に入って、マーセナリーズモードのコスチュームなどをもらえるそうだ。ちなみにコスチュームはいろいろな種類が用意してあるという。
このほか、好評公開中の映画「バイオハザードV リトリビューション」の主演ミラ・ジョヴォヴィッチさんからのビデオメッセージや、各種コラボレーション、カプコン監修によるレオンのフィギュアというプロジェクトも進行中とのことだ。「バイオハザード6」発売に向け、多彩な展開で盛り上げるステージイベントとなった。
【ゾンビとなってプレーヤーを襲う快感!?】 | ||
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ゾンビはさすがに主人公キャラ達と比べればずっと弱いということだが、ジュアヴォのような突然変異タイプだと、まれにかなり凶悪なクリーチャーになることも。プレーヤー操作の凶悪な強さのクリーチャーが相手となったら、まさにナイトメア(悪夢)だ |
【USJやスマートフォンとのコラボ】 | |
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USJで好評開催中の「ハロウィーン・ホラー・ナイツ×バイオハザード」 | スマートフォンアプリ「ゾンビカフェ」とコラボレーション |
【北海道にバイオタクシー出現!?】 | |
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北海道で「痛タク」というアニメ・ゲームのペイントを施したタクシーを運営する長栄タクシーとコラボレーション! 本日あたりから北海道を走り出しているそうだ |
【レオン着用のレッグホルスターが商品化!】 | |
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レオン着用のレッグホルスターがイーカプコン限定で商品化! |
【物販ブースでも多数のグッズを販売!】 | |
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カプコンの物販ブースで販売されるグッズの数々。ちなみにTシャツはこの日3人も着用していた |
【カプコン監修でレオンがフィギュアに!】 | |
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カプコン監修のもと、レオン・S・ケネディがフィギュアに! かなりのこだわりを持って仕上げていくとのことで、こちらも楽しみだ | カプコンバーでは「バイオハザード6」とのコラボメニューを展開! |
■ 「バイオハザード6」プレイアブル版プレイレポート
「バイオハザード6」のプレイアブルスペースは、ゲーム中に登場する中国の蘭祥の街並みを再現した凝った作り |
ブース内もビルの屋上を再現。全部で36台が用意されている |
プレイアブルスペースでは、PS3版、Xbox 360版ともに18台ずつを用意。そのうち半分ほどはCO-OP(協力プレイ)で楽しめるようになっていて、本作の魅力を一足先に楽しめるようになっていた。選べるストーリーはレオン、クリス、ジェイクの3人は現在配信されている体験版と同様なのだが、もうひとつ「エイダ編」がプレイできるようになっている。これがこのプレイアブル最大の目玉と言っていいだろう。
実際にプレイしてみたのだが、まず、前述のステージイベントで語られていたとおり、エイダ編はエイダ1人のみ。仲間はおらず、それだけで孤独による静かさが恐怖を作っている。
蘭祥の裏路地を1人進むエイダに次々と襲い掛かるゾンビ。その量も1人だからなのか、非常に多く感じられ、それだけでも難易度は高い。ひるませつつゾンビ達の手をかいくぐるように進んでいく。だがそこに、片腕がチェーンソーのような形状に変異しているB.O.Wが現われ、エイダを執拗に狙ってきた。これがまた何発の弾を浴びせてもなかなか倒せず、チェーンソーの一撃を食らえばあっという間に瀕死に陥ってしまう。道も走行中のバスの屋根など、狭くて回避の難しい場面が続く。他の3人のストーリーをクリアしている人向けの難易度というのもうなずける内容だ。
そんなエイダだが、片腕から射出するフックショットで移動ができ、それを活かして飛び上がり回避するというアクションがある。フックショットやダッシュからのスライディングなど、避けるテクニックがかなり要求されるという印象だ。ゾンビに追い詰められる恐怖、テクニックを活かしてかいくぐるようなプレイなど、初期の「バイオハザード」に通じるものを感じたプレイとなった。
【エイダ編が一足早くプレイ可能!】 | |
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選べるストーリーは、レオン、クリス、ジェイクの3組は体験版で配信されている内容と同じということだが、エイダ編もプレイできるのが大きなポイント。その歯ごたえは一見の価値あり |
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(2012年 9月 21日)