「ヒットマン スナイパーチャレンジ」イメージイラスト

　株式会社スクウェア・エニックスは、2012年発売予定の新作ステルスアクション「ヒットマン アブソリューション」の発売に先駆けて、同作をモチーフにしたスピンオフタイトル「ヒットマン スナイパーチャレンジ」を9月6日に配信することを明らかにした。「ヒットマン スナイパーチャレンジ」は単体で遊べるダウンロードコンテンツで、提供プラットフォームは「ヒットマン アブソリューション」と同じプレイステーション 3、Xbox 360、Windows。価格は無料となっている。

　「ヒットマン スナイパーチャレンジ」は、「ヒットマン アブソリューション」からスナイピングシーンだけを抜き出したようなDLC。本作をプレイすることで、「ヒットマン アブソリューション」本編で使用できるスナイパーライフルが必ず手に入るほか、数々のアップグレードを持ち越すことができる。また、スコアランキングも実施されており、ランキング上位を獲得したユーザーに様々な特典を提供するキャンペーンも開催するという。

　注意点としては、プラットフォームによって入手方法が異なるところ。Windows版は9月6日以降に、スクウェア・エニックスメンバーズから応募することでスペシャルコードが獲得でき、コードをSteamに入力することで無料でダウンロードできる。PS3版とXbox 360版は、9月6日発売予定の「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 3」、「コール オブ デューティ ブラックオプス」、「セインツロウ ザ・サード」、9月27日発売予定の「スリーピングドッグス 香港秘密警察」に封入されているスペシャルコードを入手する必要がある。また、スクウェア・エニックスメンバーズから、対象のZ指定タイトルを購入し、ポイントを登録することでもスペシャルコードを獲得することができる。対象となるZタイトルはスクウェア・エニックスメンバーズサイトで公開するとしている。

　「ヒットマン スナイパーチャレンジ」のゲーム内容は、「ヒットマン アブソリューション」と同様に、伝説の暗殺者「エージェント47」となり、スナイパーライフルを用いてターゲットを密かに暗殺することが目的となる。

　ミッションの舞台はシカゴで、ターゲットは武器製造メーカー「スタリオン・アーマメンツ」のCEO「リチャード・ストロング・ジュニア」。ターゲットとそれを守るボディガードを限られた銃弾と時間の中で排除することになる。

　クリア条件は、ターゲットを始末することだが、舞台となるパーティー会場には14人のボディーガードが配置され、周囲を警戒している。会場には一般人も訪れているため、パニックを起こすことなくターゲットやボディーガードを始末することが重要となる。

　全世界共通のリーダーボードでは、世界中のプレーヤーとスコアを競うことができる。スコアはボディーガードを始末した数や、ヘッドショットやコンボ等の殺害方法によっても変わり、さらにゲーム内にちりばめられたチャレンジをこなすことでも加算されていく。本編に引き継げるスナイパーライフルやアップグレードの詳細については判明していないが、「ヒットマン」好きならぜひチャレンジしておきたいDLCだ。

【スクリーンショット】