ズー、「トレインズ シミュレーター12 日本語版」を4月27日に発売

最強の鉄道シミュレーターがDLC4本を同梱した完全版で登場!


4月27日発売予定

価格:13,440円



 株式会社ズーは、Windows用鉄道シミュレーター「トレインズ シミュレーター12 日本語版」を4月27日に発売する。「トレインズ シミュレーター12 日本語版」本編に加え、4本のダウンロードコンテンツ(DLC)を同梱した豪華パッケージとなっており、価格は13,440円。対応OSはWindows XP/Vista/7。

煙を立てながら田園地帯を疾走するLMSクリムゾン塗装
機関室も再現
車窓の風景も楽しめる
今では日本ではほとんど見られなくなった食堂車も再現

 「トレインズ シミュレーター12 日本語版」は、オーストラリアのゲームデベロッパーN3V Games(元Auran)が開発した鉄道シミュレーター最新作。2001年にリリースされた米Microsoftの鉄道シミュレーター「Microsoft Train Simulator」のライバルとして登場し、米Microsoftが続編の開発を中止した後もリリースを続け、今作で第12弾となる。現在はWindows PC向けのほかに、iPad版やAndroid版も存在し、マルチプラットフォーム展開している。

 「トレインズ シミュレーター12 日本語版」は、「自ら列車を運転する」、「複数の列車を運行する」、「トレインズの世界を作り上げる」という3つの遊び方が用意されており、これらをPC版ならではのハイクオリティなグラフィックスや、実在の機関車で楽しむことができる。

 最大の特徴としては、他のプレーヤーと共同でマップを編集できるところだ。これまでのシリーズでは、マップ編集は1人で作業するのが当然だったが、「トレインズ シミュレーター12 日本語版」では最大16人でホストユーザーが設定したマップデータを読み込み、共同編集することができる。いってみれば、鉄道模型のジオラマを、複数人でいじる感覚で遊べるわけで、鉄道ファンには楽しい機能だ。なお、作成したマップは専用のダウンロードマネージャーを利用することで、自由にアップロード/ダウンロードが可能となっている。

 「トレインズ シミュレーター12 日本語版」本編に収録されている路線は以下の8路線となる。


・シベリア横断鉄道:バレジノ~モスティ
現代のロシアを舞台にした架空の路線。この路線では電気機関車が取り上げられ、運転台での運転体験が可能。

・ハンガリー:デブレツェン~ニーレジハーザ
現代のハンガリーにおける典型的な路線。この路線では電気機関車とディーセル機関車の両方が登場し、運転体験が可能。

・イースト・コースト本線:キングズ・クロス~ニューカッスル
TS2010からおなじみ、1970年代の「ブルー・ディーゼル」時代を舞台とした典型的なイギリス路線の改良・拡張バージョン。

・アメリカ:モハーベ・サブディビジョン
1990年代アメリカの典型的な輸送路線で、GP60M、SD40T、SD45のような、アッチソン・トピカ・サンタフェ鉄道やサザンパシフィック鉄道のディーゼル機関車が登場。カリフォルニアの砂漠地帯を60マイル以上にわたって走行する、困難だがやりがいのある路線。

・市営鉄道
路面電車と高架通勤鉄道の路線がある架空の北米の都市。

・ノーフォーク&ウェスタン鉄道:アパラチア炭田
長い石炭列車や連結蒸気機関車で有名な、1950年代後半の路線で、北米の蒸気機関車の象徴ともいえるノーフォーク&ウェスタン鉄道(N&W)Y6b 2882が登場。

・北東回廊線:ウィルミントン~フィラデルフィア
30マイルにわたって人口の密集した都会を走行する、アメリカ最大の旅客路線であるアムトラックの北東回廊線。時代設定は現代となっている。

・中国南部
現代の中国に時代設定された、架空ではあるが驚くほどリアルな路線、DF7C、 ND5などのディーセル機関車が登場する。

 そして4つのDLCの内容は以下の通り。なお、新規収録となる「LMS Coronation Scot」と「PRR T1」については英語表記のままとなるので注意したい。

「Trainz DLC LMS Coronation Scot」
コロネーション・スコット拡張パックは、LMS旅客列車の古き良き時代を記念し、この歴史的に重要な列車の在りし日の姿や音を忠実に再現。
・LMSプリンセス・コロネーション機関車6220-6224カレドニア鉄道ブルー塗装。
・LMSプリンセス・コロネーション機関車6225-6229LMSクリムゾン塗装。
・LMSプリンセス・コロネーション機関車6235-6244LMSクリムゾン塗装2本煙突。
・LMSプリンセス・コロネーション機関車6245-6248戦時中のブラック塗装2本煙突。
・コロネーション・スコットの全客車は次の通り:BFK(D1961)、FK(D1960)、RFO(D1902)、RK(D1912)、TO(D1981)、BTK(D1905)。
・LMSクリムゾンやBRクリムゾン、BRクリーム塗装のステイナー・ピリオドIIIの客車は次の通り:BFK(D1910)、RK(D1912)、RFO(D1902)。
・細部まで忠実に再現された機関車の運転台や、乗車可能な客車内部。
・既存のS&C・LMSセットと互換性のある、スクリプト化済みの連結器や蒸気暖房、ブレーキホース。
・スクリプト化済みの機関車のヘッドコード。
・スクリプト化済みの機関車ナンバーやネームボード。
・スクリプト化済みの車両ライトとテールランプ。

「Trainz DLC PRR T1」
PRR T1「近代列車シリーズ」拡張パックではシャークノーズのPRR T1が誇る巨体を印象的に再現。近代化の波に拍車がかかった当時を彷彿とさせる「ザ・ブロードウェイリミテッド」「ザ・ジェネラル」といった列車が車両を引き連れて目的地を目指す。運転台に足を踏み入れて巨大な車体を操縦するもよし。個室では悠々とリラックス、展望ラウンジでは景色を楽しもう。

・詳細に再現されたT1試作車シリーズ機関車6110、6111。
・T1生産版シリーズ機関車5500~5549(工場出荷時仕様)。
・機関車周りでは、スクリプト化済みの格納式連結器、ホース、標識灯、道および製造業者のプレートナンバーが登場。最新の煙や音が加わり、カスタムデザインされた運転台内部も利用可能。
・B70荷物車。
・#6051 - 6054。
・PS18「シティシリーズ」個室つき寝台車。
・POS21A「ビューシリーズ」展望ラウンジ。
・フェデラルビュー。
・メトロポリタンビュー。
・スカイラインビュー。
・ワシントンビュー。
・客車周りでは、スクリプト化済みのホース、車内灯、標識灯、名前/ナンバー/客車ビューが利用可能。

「Trainz DLC Blue Comet」
ブルーコメット追加パックでは、ブルーコメットがもたらす興奮やその壮麗さを再現している。細部の描写までこだわり抜き、最新技術による煙、音響、動作、スクリプトを使用したこのブルーコメットは、トレインズのコレクションに加えるに値する出来栄えとなっている。

初期のボールドウィンG3パシフィック型機関車を、ブルーとブラックの両方の塗装で、カスタムの運転台内部付きで利用でき、さらには、ブルーコメットの運行が廃止となった後の、このクラスの操業晩年期の代表的なモデルも収録。

・ブルー塗装のニュージャージー中央鉄道(CNJ)G3型蒸気機関車。
・ラインを施されたブラック塗装のCNJ G3型蒸気機関車。
・ラインを施されていないブラック塗装のCNJ P47型蒸気機関車。
・典型的な「ブルーコメット」旅客列車を構成する5種類の客車。
・2種類の既製「ブルーコメット」旅客列車編成。
・全車両における細部までこだわった内装。
・「ブルーコメット」へのスクリプト機能。

「Trainz DLC Duchess」
・ロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道(LMS)クリムゾンとイギリス国鉄(BR)ブランズウィックグリーンにおける36台のダッチェス。
・D1905までのBTK、D1904までのTO、D1930までのFKから成る、LMSクリムゾンとBRクリムゾン・BRクリームにおける24台のステイナーピリオドIII車両。
・本物そっくりに細部まで再現された機関車の運転台と、乗車可能な客車内部。
・既存のS&Cストックと互換性のある、スクリプト機能付きの連結器、蒸気暖房、ブレーキホース。
・スクリプト機能付きの機関車のヘッドコード。
・スクリプト機能付きの車両ライトとテールランプ。


【Trainz DLC LMS Coronation Scot】

【Trainz DLC PRR T1】

Trainz Simulator 12 (C) N3V Games Pty Ltd 2011. All rights reserved. Developed by N3V Games Pty Ltd. Published by N3V Games Pty Ltd. N3V Games, the N3V Games logo, Trainz & Trainz Simulator 12 Logos are registered trademarksof N3V Games Pty Ltd. All other trade marks are properties of the respective owners.
Amazonで購入

(2012年 3月 23日)

[Reported by 中村聖司]