株式会社ズーは、Windows用箱庭運営系シミュレーション「トロピコ4 日本語版」を2月24日に発売する。価格は8,190円。

　「トロピコ4」は、プレーヤーが島国の大統領（プレジデンテ）になって統治するシミュレーションゲーム。漁場や農場などのインフラを整備し、人々の暮らしに必要な学校や病院を建設、さらに国家運営に必要な国会や軍事基地を整え、国益を上げるためにカジノを建てるなどして、島国を発展させていく。

　前作「トロピコ3」と比べて広さが3倍になり、グラフィックスも美しくなった10種類のマップを収録。ストーリー仕立てのキャンペーンが展開される。証券取引所やショッピングモール、消防署といった新たな建造物も20種類追加された。時には火山活動や竜巻、干ばつなどの自然災害も発生し、島国に被害を与える。プレーヤーはこれらの災害にもリアルタイムに対応していく。

　システム面では、新たに大臣の任命が可能になった。市民から優秀な人材を選んで、経済大臣、教育大臣、外務大臣、内務大臣、国防大臣に任命できる。大臣を任命することで、公布を布告できるようになる。また取引システムも強化され、米国とソ連の2大国に加え、EU、中国、中東との取引も可能になる。ただし米国の依頼を受けるとソ連の友好度が下がるなど対外関係にも影響するため、そこを監視しながら取引する必要がある。

　対応OSは、Windows XP/Vista/7。動作環境は、デュアルコアで2GHz以上のCPU（クアッドコア以上推奨）、1GB以上のメインメモリ（Vista/7では2GB以上）、5GB以上の空き容量を持つHDD、GeForce 6600またはRadeon X1600以上のビデオチップを搭載したビデオカード（GeForce 8800またはRadeon HD 4000以上推奨）など。なお起動時にインターネット経由でのアクティベーションを行なうため、プレイにはインターネット接続環境が必須となる。

【スクリーンショット】
島の広さが3倍になり、グラフィックスも向上。大臣や取引をうまく使って島を発展させていく