株式会社コーエーテクモゲームスは、15日に幕張メッセで開幕した東京ゲームショウ 2011の同社ブースにおいて、出展タイトルのプレゼンテーションステージ「コーエーテクモ ラインナップステージ」を行なった。

　ステージでは発売間近なタイトルから全くの新作まで多数を紹介。まず最初に登場したのが発売が迫ってきた「真・三國無双６ 猛将伝」について。ムービーが公開された後、鈴木亮浩プロデューサーが登壇。現在「真・三國無双６」において人気を集めているダウンロードコンテンツが「猛将伝」でも楽しめると言うことで「楽しんで欲しい」と切り出した。

　「猛将伝」のポイントとしては新キャラクターとして「郭嘉」、「王異」、「ホウ徳」が追加されていることを始め、レジェンドモードの導入で有名なエピソードが多数新シナリオとして追加されていること、さらに居城を発展させることができたり、チャレンジモードの追加など、様々な点でパワーアップしていることをアピール

　東京ゲームショウ 2011では3D立体視に対応した試遊台が出展されている。なかなか3D立体視で楽しめる機会も少ないと思うので、是非この機会に体験してみると良いだろう。

【真・三國無双６ 猛将伝】

　続いて行なわれたプレゼンテーションは「NINJA GAIDEN 3」。詳しくは前日に行なわれた「Team NINJA UNMASK 2011」の記事を参照いただきたいが、登壇した早矢仕洋介氏は「3作目のコンセプトはジャパニーズダークヒーローで、これまでのシンプルだったものとは違い、主人公のリュウ・ハヤブサが人を殺して先に進むことに報いを感じて苦しむ様を描いている」と説明。

　またアクションが苦手な人でも楽しめるよう、手応えのあるゲームプレイが楽しめるニンジャ・スタイルのほか、ゲームにサポート要素が加えられるヒーロー・スタイルが用意されている点もアピールした。

【NINJA GAIDEN 3】

　ここで映像が紹介されたのが、PlayStation Vita用タクティカルアクション「真・三國無双 NEXT」。登壇したプロデューサーの小笠原賢一氏は「PS Vitaの新機能をフル活用する」と切り出した。有機ELディスプレイにより、非常にハイクオリティなグラフィックスを楽しむことができ、迫力ある一騎当千の感覚を体感できるとしている。タッチセンサーやジャイロによりて木を補足していく機能など、PS Vitaの新しいインターフェイスなどをしっかり取り込んでいる。

　さらに全国のプレーヤーで三国統一を競い合うモードなど、ネットワークで繋がることで実現できる遊びも入っている。小笠原氏はPS Vitaと同時発売と言うこともあり、「PS Vitaを買ったらこの1本！」と力強くアピールした。

【真・三國無双 NEXT】

　また全くの新作としてWindows用新作「三國志12」が紹介された。本作は約5年ぶりの新作となる。同作のプロデューサーである北見 健氏によれば、緊張感あふれるリアルタイムバトルの導入や、タッチパネルへの対応によりタブレットPCで快適にプレイできるようなっていたり、高機能なPCでなくノートPCでもプレイできるよう現在開発中だという。

　すべての武将を描き直しており、イラストもこれまでのバストアップのものから全身を描くことで動きを表しているという。これまでのシリーズを一新したタイトルになるようで、すでに構想2年もたっており、じっくりと開発が進められているようだ。

　今回の発表はあくまでも制作発表であり、まだまだ時間を要するとしている。まだまだ新しいシステムの導入なども予定されており、今後、順次情報を公開していくとしている。

【三國志12】

　もう1つの新作がニンテンドー3DS/ニンテンドーDS用タイトルの「ファブ スタイル」だ。プレーヤーは新人店長としてお店を切り盛りし、人気ナンバーワンを目指していく。多くのファッションアイテムやコスメなどが登場するが、それだけではない。アカデミーに通い自分磨きも行ない、男性キャラクターが登場し恋愛も楽しめる非常に盛りだくさんな内容となっている。ライバルとの妨害に勝ち抜き男性キャラクターとの恋愛を獲得することも大きな目的の1つだが、そんなおつきあいの中で男性は格言的な発言も行ない、それは同時にプレーヤーのスキルアップになるという。

　発表会ではジョージ・ロジャーズ役の草尾毅さんのビデオレターが紹介された。草尾さんによれば、タイトルの「ファブ」は“最高”の意味の「ファビュラス」から来ているという。さらに「どんな女性でもはまる要素がこのゲームにはある。ファッション、コスメ、おしゃれアイテムが登場するし、すてきな男性との恋も楽しめる」とコメント。「すてきな男性達との恋を楽しんで欲しい」と語り締めくくった。

【ファブ スタイル】